つボイノリオの聞けば聞くほど

毛髪にまつわる新説「毛量一定の法則」

「毛」というものは場所によって生えていて困ったり、生えていなくて困ったり、ひとつの尺度だけでは測れません。そこから悩みや物語が生まれたりします。

9月28日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「毛のコーナー」です。ツンツルツルリンと剃ったり、剃らなかったりする話です。

つボイノリオと小高直子アナウンサーが、リスナーの“毛”の話を紹介します。つボイの新説にもさまざまな意見が寄せられました。

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この毛、誰の毛?

昔、歌手の森山加代子さんが「じんじろげ」という歌を歌っていました。なつかしい響きですね、“じんじろげ”。

「今年の3月くらいから“じんじろげ”の一部を剃ってます。
きっかけは固形石鹸にやたらちぢれた毛がこびりついていたので、妻に『これってお前じゃないの』と言い寄ったら、かたくなに否定されたあげく、私の仕業にされたので、満を持して剃毛しました」(Aさん)

小高「満を持して?」
つボイ「チンを持して!」
小高「そんな言葉ないよ!」

つボイ「男の旅はチン道中、女の旅はマン遊記と昔から言います」
小高「言わないよ!」

今日も絶好調の二人です。
 

カミソリで血だらけ

Aさんのおたよりは続きます。

「最初は全剃毛していましたが、最近はオシャレにめざめて竿の上部を長方形に残しております。

そこで剃毛マニアさんに質問。
一日おきに毛の流れにそってカミソリを入れておりますが、ジョリジョリが気になり、毛の流れとは逆方向にカミソリを入れると、毎度のように血だらけになってしまいます。何かいい方法はありますか?」(Aさん)

小高は「そもそも残していると無実の証明ができなくないか?」と根本的な疑問をはさみます。

つボイ「野放し状態の時は誰のものかわかりませんが、長方形の形の場合はついた毛にも長さ制限とかいろいろある。
長いのがついていた時は『オレのどっからつくと思うのや』と証明できますね」

小高は「ですかねぇ?」と腑に落ちない様子。

Aさん家の誰の毛問題は解決したのでしょうか、そちらの方が気になります。
 

「毛量一定の法則」

つボイが新しく提唱する「毛量一定の法則」というのがあります。
これは髪の毛が薄い人は体毛が濃い。体毛が薄い人は髪の毛が濃い。つまり、人ひとりの中で、毛量は一定であるという法則です。
これに対するリアクションメールです。

「私は『早く陰毛が生えた者から頭髪が淋しくなる』という法則を導き出しています」(Bさん)

これはBさんが自身の若い頃を思い出して得た法則でしょう。

つボイはこれに自説を重ねます。

「これも一定量です。身体の中の毛の成分は天から与えられた一定量がある。それを早くに使うと、年を取ると体内の毛量が早くなくなってしまう。早く生えた人は、頭が早めに淋しくなる」

「毛量一定の法則」は場所で展開するか、時間差で展開するか、いろいろ解釈があるようです。
 

全身アルシンド?

一方、「毛量一定の法則」を疑問視する方もいます。

「つボイさんの新学説よりはるか前から定説とされている、髪の毛は女性ホルモン、体毛は男性ホルモン。胸毛などに代表される体毛が濃い人は頭が淋しいというのがあります。
しかし、私は胸毛はもちろん、腕毛、すね毛、指毛はほぼないのにアルシンドなんです」(Cさん)

つボイ「アルシンド、何人の人がわかる?」

アルシンドは1990年代初めにJリーグが発足した当時、大活躍したサッカー選手。若いのに頭頂部が非常に薄かったので有名です。

Cさんは続けます。

「喉仏もなく、乳首も桃色なのに、アルシンドなんです。友人に胸毛ボーボー、頭もボサボサという人も。この例はどう理解すればいいですか?」

つまり、体中、毛が多い人もいれば、Cさんのように身体中、毛がとても薄い人もいる。これはつボイ学説でどう説明するのか、ということです。

つボイ「それが科学です。いろんなパターンを調べていく。その法則からはみ出した時、その要因は何かを調べるのが研究です」

つまり、今は「わからない」ということですね。今後の研究を待ちましょう。

つボイは「例外やら新たな真実を導き出していくということを勉強いたしました」と、なんとか逃げました。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年09月29日10時02分~抜粋

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