つボイノリオの聞けば聞くほど

煮汁をご飯にかけて食べるのは、ありかなしか?

先週の『つボイノリオの聞けば聞くほど』でこんなことが話題になりました。
お父さんが残った煮汁をご飯にかけて食べるのを奥さんと娘が嫌な目で見るのはどうなんだ、という話です。

9月25日の放送では、この「残り煮汁」についてのリアクションメールを取り上げました。些細なことですが、それぞれの家庭の様子が見えてきます。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがメールを読み上げます。

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感じ方はさまざま

まずは、「なし」派のメールです。

「僕は残った汁をそのまま飲むのは平気ですが、ご飯にかけるのはかなり抵抗があります。
なんでかというと、昔見た猫のエサを思い出してしまうので」(Aさん)

つボイは「人の感性はさまざまですよね」と言います。
確かに「ご飯にかける」のをどう思うかは賛否が分かれそうです。

「残り汁の話題ですが、私の場合、煮魚に残ったお汁をついついご飯にかけて、さらにそれにほうじ茶をかけてお茶漬けにして食べます。
煮汁の甘辛さとほうじ茶の香ばしさが相まって、意外にこれがおいしいです」(Bさん)

これは新しい料理みたいで、ちょっとやりたくなりますね。
 

おでんの煮汁

「煮物の汁はちゃんとシリコンパウダーで固めてゴミで捨てています。唯一捨てない煮汁はおでんの汁です。あれは長男5歳も大好きでご飯にかけて食べます。煮汁の中でも捨てるのと捨てないのがありますよ」(Cさん)

おでんは「捨てない派」が多いようです。

「おでんの煮汁は結構な量になるんですよ。私はその残り汁をきれいに濾して冷凍しておきます。そして次に作るおでんの煮汁に足します。ただのおでんが老舗の味になります。

…と、自画自賛しているんですが、たまにダンナがさっさと捨ててしまうと、鬼のように怒ります」(Dさん)

怒った奥さんの顔が浮かぶようです。ダンナさんにすればたぶんキョトンです。
 

汁が大活躍

汁かけの方法もいろいろな種類と工夫があるようです。

「汁かけご飯の話ですけど大賛成。煮物の残り汁は当たり前。野菜炒めを食べた後、お皿に残っている炒め汁もかけます。

唯一失敗だったのはもやし炒めの炒め汁。工夫が足りなかったのかおいしくなかった。おすすめしません」(Eさん)

つボイは「もやしって結構水が出ますね。きっと他の炒め汁よりは薄くなる。青臭さが出るかもしれませんね」と分析。

「うちでは煮汁や残り物を使って、翌日リメイク料理をします。
最近ではほぼ丼にリメイクされています。あとは細かくして溶き卵でオムレツを作ります。どちらも汁、大活躍です。でも、魚の煮汁はうまく使えません」(Fさん)

小高アナ「魚臭さが苦手な人は苦手かもしれませんね」

みなさん、時には失敗したり、いろいろ工夫したりしているようです。
 

カレーは偉大

失敗したくない方にはいい方法がありそうです。

「私は利用したい派です。ケチャップ、ソース、マヨネーズ、ドレッシングの容器は出てこなくなってもしばらくとっておいて、水を入れてよく振って、洗いがてらカレーに入れます。

煮汁やカップ麺のスープも、カレーならたいてい問題なくおいしくなります」(Gさん)

小高アナ「カレーバンザイですね」
 

ラーメンの汁は?

「私がこどもの頃ラーメンを食べに行くと、父ちゃんに『スープは栄養があるから全部飲め』と言われました。そんな父ちゃんは高血圧でした」(Hさん)

「ラーメン屋さんのスープは各店こだわり抜いてますからね」と、小高アナ。

栄養はたっぷりですが、近頃の健康志向にはあわないかも。Hさんはスープを残すたびに、お父さんのことばを思い出すのでしょうか。

メールでは「残り煮汁」も積極的に利用する人が多かったようです。料理番組では決して取り上げない些細なことですが、毎日の料理の参考になりそうです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年09月25日11時34分~抜粋

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