つボイノリオの聞けば聞くほど

直訳ロックの「王様」、Go To ライブキャンペーンを切望!

9月14日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』にふらりと現れたのは、“直訳ロッカー”の王様。

7月7日に還暦を迎え、9月1日には25周年。王様にとって今年は記念の年です。

前から見るとちゃんちゃんこ、後ろから見るとマントという「ちゃんちゃんマント」を羽織り、頭にはファンから「赤いエリンギ」と呼ばれている冠を乗せた“還暦ルック”の王様が、代表曲「高速道路の星」に乗せて登場しました。

[この番組の画像一覧を見る]

3,000円のライブが1,500円に!

デビュー25周年と還暦のダブルのお祝いで、今年は盛大にライブを行う予定でしたが、新型コロナの影響をもろに受けてしまった王様。

「Go To トラベル」「Go To イート」に加えて、「Go To ライブ」キャンペーンも実現してほしいと切実に訴えます。

「いつも3,000円で観てる王様のライブが、1,500円ぐらいで観られる!みたいなね」

現在のライブは定員の半分で開催しているため、逆に「このチャンスに、初めて王様のライブに行こうかな」というお客さんもいるといいます。

「いろんな考え方の人がいるので、チャンスだったり、ピンチだったり入り混じってますね」と王様。

新たなファン層の獲得という意味では、プラスの面もあるようです。
 

落語メインの安心ライブ?

「ロックはわりと声を出して観るので、演劇や映画とは違ってまだ規制がある」というつボイノリオに、「王様の場合は本当に落語…話がメインなんで」と、うそぶく王様。

お客さんはだいたい50歳前後の方が多く、座って食事をしたりお酒を飲んだりしながらライブを楽しんでもらう形が王様のライブの定番。

「飲食をしない時はマスクを着けてっていう。唾を飛ばすのは僕ぐらいなんで、あとは皆、わりと静かに観てるんでね。怖がらずに」と、王様のライブに行くことを自粛しているファンの方にメッセージを送ります。

ライブの後の記念撮影時にも、お客さんはマスク姿。

「ちょっと寂しい」と言いつつも、「そういう時期に王様に会ったんだなっていう、ある種記念になるかな」と前向きです。

マスクをするとせっかくの化粧が取れてしまうので、王様はマスクはしませんが、中には「マスクに描けばいいんじゃないですか?」と提案してくれるお客さんもいるようです。

「皆さんはマスクを着けてライブに来て。僕がかかってない限りは安心」と王様。
 

北は北極から南は南極まで

本位ではないものの、王様はライブの配信をスタートしています。

「東京でしか観られないライブが、『北は北極から南は南極までの人が観られます!』とかね」

ライブは生が一番としながらも、配信ならではの楽しみ方も提案します。

王様のライブは、各地にいる家来(バンドメンバー)とともに行われるため、「『名古屋ではこういうドラムとベースの人とやってるんだな』っていうのを、東京や九州や北海道の人にも観てもらいたい」と王様。

「この時期だからこそ逆に“災い転じて”じゃないですけど観られるので。配信で観たり、少数だけどライブを観に来たり、いろいろ試してもらいたいと思います」と語りました。

 

王様と和菓子

王様がこの日お土産として持参したのは、南知多銘菓の「波まくら」。

この日の前日、東海市の「Funky LIVE Diner ダイナマイト」でライブを行った王様でしたが、このライブを企画してくれたのが、この「波まくら」を作っている会社の社長さん。

なんと、ライブに来てくれた方に「波まくら」を配布するという大盤振る舞いだったんだそう。

「王様のお土産としては、めっちゃドン!和菓子!」と笑う小高直子アナウンサー。

つボイ「和風情緒に溢れたもので、ロックとはちょっとかけ離れてますね」
王様「私、直訳ロックでございますから(笑)」
 

まさかの日本語パロディ曲?

王様のライブ『★祝メジャーデビュー25周年記念★ひとり』の後半戦がスタート。

東海地方では、9月16日(水)は三重県松阪市のライブハウス「マクサ」、9月18日(金)は愛知県岩倉市のカフェ「かがよひ」と続きます。

外国の曲を日本語にして歌っているだけではなく、実は日本語の曲も作っているという王様。

「やっぱりね、印税が欲しいなと思った時期もありますんでね。オリジナル曲もほそぼそと(笑)」

というわけで、お別れの曲は、「千の風になって」に対抗してつくったという「万の土になった~お墓参りに行こう~」。

「皆さん、遊びに来てください!がんばります!」と力強く宣言した王様でした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2020年09月14日11時04分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報