つボイノリオの聞けば聞くほど

祝「金太の大冒険」45周年 つボイノリオとサザンオールスターズの近似性

今から45年前の1975年(昭和50年)8月25日、つボイノリオの「金太の大冒険」がエレックレコードから発売されました。
以来、男子小学生たちに愛され、カラオケの定番となり、つボイ自身の世代を超えた代表曲となりました。

8月27日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、リスナーからは続々とお祝いのメッセージが届きましたが、おたよりを読む前にかかった曲は、なぜかサザンオールスターズの「真夏の果実」。

その理由は後ほど…。

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6月9日だけじゃない記念日

まずは発売を祝して出資した、というリスナーさんから「つボイさん、ごめんなさい」とのおたよりです。

「今年8月25日は『金太の大冒険』発売から45年の記念日です。
2005年の30周年の記念の年から35年、40年と3回にわたってこの時期には、つボイさんゆかりの岐阜・笠松競馬場で『金太の大冒険発売記念レース』を開催しておりました。個人でお金を出して名前を付ける協賛レース、いわゆる冠レースです。

当然今年も開催するつもりでおりましたが、笠松競馬場はコロナのため2月末から無観客開催となり、しかも冠レース自体が4月から募集停止の非常事態が現在も継続中。

しからばと名古屋競馬場を調べましたが、名古屋競馬場も名古屋競輪場も無観客レース。

あ~あ。場内アナウンスでウグイス嬢が『次のレースは金太の大冒険発売記念レース』と流れた時、場内のあちこちから漏れ聞こえてくるざわめき、苦笑、失笑、嘲笑が楽しみだったのに。

残念ながらコロナのために、今年は『金太の大冒険発売記念レース』が開催できませんでした。本当にごめんなさい…」(Aさん)

過去のレース情報を調べてみますと、確かに2015年9月1日などに開催記録が残っています。
恋人やこどもさんの名前が付けられた冠レースが多い中、『金太の大冒険発売記念レース』は異彩を放っています。
 

来年こそはお祝い!?

そして「金太の大冒険」以外の曲に関するリクエストも。

「つボイ先生には、あえて69にまつわる新曲をお願いしたい。サザンオールスターズの『エロティカ・セブン』や『真夏の果実』のように、曲名が卑猥でも歌詞が良ければ問題ないと思いますし」(Bさん)

ここで冒頭の「真夏の果実」の話とつながるのですが、つボイは「この曲がかかるんかい!なんで『金太の大冒険』がかからへん!?」とクレームをつけていました。

ある意味、サザンとつボイは同じ系統と言っても良いのかもしれません。
さらに、45周年でも50周年でもなく、実は来年祝った方が良いのではないかというおたよりも。

「来年は46周年という記念すべき年。半端だと思われますが、46はつボイ先生にとって大事な数の1つです。最も重要な69の約数は1、3、23、69を持っていて、23を2倍した数が46です」(Cさん)

来年は3分の2到達(!?)記念ということで、またこの時期に話題になるかもしれません。
 

サブスクで聴ける?

最近はCDやダウンロードで1曲1曲買っていた時代から、サブスクリプション(定額聴き放題サービス)へと進んでいますが、この流れはつボイの曲にも来ているのでしょうか?

「1週間前スマートスピーカーを買ったので、いろいろと遊んでいました。
『radikoでCBCラジオかけて』とか『誰々さんの曲かけて』と楽しんでいた時、ふと無理だろうなあと思いながら、『つボイノリオさんの曲かけて』と言ったら、『ツボイノリオノ曲ヲ、シャッフルシテ、再生シマス』と言ってかかったのが『インカ帝国の成立』!

その後も『金太の大冒険』『花のDJ稼業』が次々と再生されました。

ちなみに伊藤秀志さんと小田和正さんは、有料コンテンツに登録しなければ聴くことができませんでした。つボイさんの人間性をあらためて知りました」(Dさん)

昔は放送で聴けなかったこともあった曲が、今はネットを通じて聴き放題というのも、いろんな意味で時代は変わりましたね。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年08月27日10時11分~抜粋

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