つボイノリオの聞けば聞くほど

コロナ禍での特別なお盆休み、みんなはどう過ごした?

今年のお盆はコロナ禍のために、いつもと違う特別な過ごし方になった、という方も多いのではないでしょうか。

8月14日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』は塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサーが、リスナーの「お盆の過ごし方」を紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

どうする?棚経…

「特別な夏」といっても、お盆は日本人の生活にすっかりなじんでいる大切な行事のようです。

「13日にご先祖様と主人が帰ってきます。暑いですが『聞けば』を聞きながらがんばります」(Aさん)

「ご先祖様が帰る」のをラジオを聞きながら準備する、普通のしあわせな光景です。ところが、こんな問題も…。

「お盆の棚経、みなさんはどうされているのでしょうか。コロナ禍にあって、何軒もまわるお坊様は感染の危険性が高いですし、そのお坊様に家の中に入っていただくのは怖い気がします。
私の実家のお寺さんにはいつもの金額を書留で送り、お経は遠慮しました。それがベストかなと思っております」(Bさん)

小高は「お寺さんもいろんなコロナ対策をされてますから、よく相談して乗り切るというということでしょうね」とまとめました。

一日早い?

塩見家ではこんなことがあったようです。

「私の85歳の母はこんなこと何も考えてなかったでしょうね。12日が棚経でしたが、朝7時くらいに来るという話です。
『あなた、来ないなら11日までに花を送って』と言われ、11日までに着くように用意した。そうしたら、10日に『まだ届かない』と。『11日に届きます』というと、『え、今日11日やろ』と。1日勘違いしている」

小高「早い分にはよかったですね。お盆は気持ちですよね」

どこも準備がバタバタでお盆を迎えるところが多いようでハプニングはつきものです。
 

居場所がない

お盆は年中行事ですが、時には変化も。

「我が家はお盆だと言うのに33年ぶりに家に主人がおるのです。入社して4年で小売関係に部署が変わってからは、書き入れ時の盆暮れに家にいることがありませんでした。
先月から、定年退職後の第二の人生で会社が変わったら、なんとお盆がお休みという奇跡。久しぶり過ぎて、その頃はどんな盆を過ごしていたのか忘れました」
(Cさん)

小高「毎年の行事なので、いつもの段取り、やり方があって、旦那がいるとまただいぶ違いますよね。午前中にあれしてこれしてという時、『飯は?』と言われると『はあ~?』」

これまでゴールデンウィークなども仕事で休んでいなかったという塩見アナは仕事をする夫の目線で語ります。

塩見「今年は休みになって、どう過ごしていいかかわからない。どうしようもないから、じっとしてただけ。特に何もすることがない。野球を見るにもやってない。
奥さんも大変でしょうが、旦那さんも大変。どう過ごしていいかわからない」

小高「家族みんな忙しそうに準備している時に、自分がどう手伝っていいかわからない。居場所がないという気持ちかもしれないですね」
 

精霊豚?

久しぶりに親戚が集まるといろいろ厄介なことも起こります。

「車で20分くらいの実感に行きます。お墓の支払い論争で兄弟で少し熱くなります」(Dさん)

塩見「その家その家の睨み合いがありますね」

「今年はお盆の帰省をあきらめまして、せめてもと昨日の晩に精霊馬を作りました」(Eさん)

精霊馬とは、ご先祖様をお迎えしたり、お送りしたりする乗り物ので、主に「キュウリ」と「ナス」に割りばしを刺して作ります。

「ジャガイモもあったので作ったけど、これは何の動物になるでしょう?」(Eさん)

小高「豚?ジャガイモの形にもよる」

精霊豚? これに乗るのかと、ご先祖様もびっくりです。
 

お墓参り

最後は心温まるお盆の光景です。

「昨日、家族と墓参りにいってきました。いつもは仏壇に手を合わせているんですが、やはりお墓詣りとは少し違いますね。
昨日は4年前に亡くなったオヤジといろいろ話ができました。相変わらず辛口のことを言われましたが、オヤジ同様、我が家を守っていかなくてはと自覚させられました。
これからも家族で助け合い人生を歩んでいきたいと思います」(Fさん)

みなさんはいかがお盆を過ごされたでしょうか。
帰省のない、いつもと違ったお盆だったかもしれませんが、いい節目になるといいですね。(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2020年08月14日10時30分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報