つボイノリオの聞けば聞くほど

コロナ禍でもラブホは盛況?今日もラブホで起きる珍事件

最近また昭和レトロが流行のきざしを見せているそうです。「ラブホ」という存在もそんなもののひとつかもしれません。ちょっとなつかしくて新しい。

8月6日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「ラブホのコーナー」です。ラブホ事情も日々変わりつつあります。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーのおたよりを読み上げてトークします。

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シートをバン!

この時期、コロナの影響でお客さんがさっぱり入らないと嘆く店が多いものです。ところがAさんからこんなメールが。

「ホテルの清掃の仕事に行っている友人話です。『なんでホテルこう忙しいのかね。コロナよりあっちの方が盛んやな』と。おったまげました」(Aさん)

コロナとラブホの関係、ちょっと気になるところです。
Aさんの友人のラブホ話は続きます。

「『従業員の出入り口がお客様の駐車場のところに出るのさ。ちょうど出たところに車が停まっていて、私はいつもの光景だから気にしなかったけど、なんといきなり助手席の女性の姿がバンと消えたんで、すげー勢いでシートをバンと倒したみたいで笑っちゃいました』と。
向こうは人が来たから驚いたんだろうね。ムチウチになっとるかもわからん」(Aさん)

Aさんの友人は整形外科でムチウチの状況を話するときを想像し
「どうしましたその首…」
「シートを急激に倒しました」
「なんでそう急激に?…」と、笑っていたそうです。

「すげー勢いでシートをバン」、その様子を想像すると、くすっと笑えてきますね。気持ちはわかるような。
 

人生ドラマがいっぱい

引き続きAさんの友達の話です。

「整形といえば、掃除待ちしていたら、部屋からお客さんが出てきて、さっと隠れたんだけど、扉の隙間から見えたのが、すっげーよぼよぼのカップル。

女性が、『〇〇さん、整形に行ってた方がよかったんやないの』。男性が『オレ流の治療があるわ』と言いながらゆっくりと歩いて帰っていかれました」

「家族に整形にいくと言ってホテルでオレ流の治療をしたのではないか。それで悪化してきたのと違うか」と、Aさんは想像します。

「私の頭は妄想がお花畑になり、ドラマやなぁと確信しました。
ホテルというところは人生ドラマが詰まった世界だな、何歳になっても恋は幅広い治療として役立つなと、またひとつ大人になりました」(Aさん)

よぼよぼになってもラブホに行くのはロマンですね。恋は回春剤、でもほどほどに。
 

正直な世界

Aさんのメールを読んでつボイは語ります。

「ラブホは人と人との一番の正直なところや。服を着て商談するときは、思ってもいないことを言いますが、ラブホの世界はそういうのとは違う。ホントに正直な気持ちと体をぶつけあうところです。
そこでいいなと思えばそれも正直。いややと思えばそれも正直」

なんだかラブホが高尚なところのように思えてきました。
 

長年のファン

ラブホファンというのは多いものです。

「結婚前、GW、彼と日帰りの予定で京都に遊びに行った帰り、渋滞に巻き込まれ、深夜になり、仕方なくビジネスホテルに泊まろうと思いましが、どこも満室。そこで目に入ったのがラブホのきらびやかなネオン。はじめてのラブホでした。

ラブホってビジネスホテルよりベッドも大きいし、風呂も広いし、とても快適な空間でした。それからは旅行にいってもラブホに泊まることが多く、30年たった今でもお世話になっております」(Bさん)

30年来の堂々としたラブホファンです。夫婦なら「シートをバン」もしなくていいですね。

小高は「最近は、ビジネスユースという普通に泊まれるラブホも増えてるようですね」と言います。
 

息子とラブホ?

つボイはラブホのメリットは、「テレビの通常チャンネル以外のものを見ようと思うと、エレベーター脇のテレビカードを買ってそれで見ないといけない」ということがないところ、と断言。

小高は、息子さんが大学受験で上京するのに、一緒についていく時、ホテルの予約サイトを調べた。ええホテルで安いホテル出てきたけど、ラブホテル系のやつだったとか。
「息子と一緒に泊まるのもどうかと思って」とあきらめたそうです。

確かに、18歳の息子さんと大学受験のためにラブホで泊まるのは…。

なかなかラブホには実用だけでは割り切れないものがあります。それがよかったり、邪魔をしたり、微妙な立ち位置にありますね。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年08月06日10時04分~抜粋

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