つボイノリオの聞けば聞くほど

続「400年以上前の幽霊はいない説」どんな人に霊は見える?

今、SNSで話題になっている「幽霊の寿命は400年説」。

幽霊がさまよえるのは400年間までで、今なら江戸時代より前の幽霊を見かけることはなくなったという意味で、合戦で有名な岐阜県の関ヶ原辺りでも落武者の目撃談が減ったという話もあります。

8月5日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』ではこの話題を元に、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーがトークを繰り広げました。

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人は2度死を迎える

幽霊の寿命なんて考えたこともなかったということで、このかつてない説に対し、興味を持った方も多かったようです。

「20年前といえば21世紀を迎える時でしたから、ITとか携帯とかそんなものの普及に幽霊も時代遅れの疎外感を感じて、出るのを控えたのではないでしょうかね」(Aさん)

「寿命があるということは、生きてるということですか?」(Bさん)

一方で、霊の存在について別の意見も届きました。

「ディズニー映画『リメンバー・ミー』の中で、『生きている人の記憶の中に、亡くなった人の記憶があれば霊としていられるけれども、思い出を持った人が亡くなったらその霊も霊界からいなくなる』」(Cさん)

ここでつボイは、親交のあった永六輔さんが語っていた「人は死んでも、みなさんの記憶や話題の中に出ている間は死んでいない」という話を挙げました。

実際に亡くなったのが1度目の死だとすれば、その人のことについて全く誰も話をしなくなった時が2度目の死と言われます。
 

霊は何のために現れる?

また、そもそも幽霊の存在意義について問いかけるおたよりも。

「『なんでお化けが出てくるの?怨みとかある人だけに出てきてよ。なんかその人に成仏できない力があるならともかく、キャー!って驚かれるだけなら出てこなくて良くない?』と思うんですよ。お互い利益がなくないですか?」(Dさん)

驚かせることが目的なのか、成仏できずにさまよっているのか、こちら側の世界にいたいからなのか、果たして何が理由なのでしょうか。

小高アナ「誰かに憑りついてしまいたい!みたいな呪いのある場合と、自分がこの世にいたかったという執念が成仏させずに地上に留まる……って、私は何の役割でこの説明をしてるのかわかりませんけど(笑)、そういう類の幽霊もいるわけですね」

ちなみに、小高アナは心霊評論家ではありません。
 

信じる者には見える?

実は別の番組ですが、前日の4日放送『北野誠のズバリ』でもこの話題が取りあげられました。

心霊番組にも多数出演している北野は、最近落武者の霊を見たという話を聞かなくなった実感があるため、この説に納得していました。

反対に幽霊を1度も見たことがないというつボイは、小さい頃のことを思い出しました。

つボイ「冬、そろばん塾が終わると、めっちゃくちゃ暗いんですよ。そこをずっと1人で。私ずっと心の中で叫んでる言葉があったんですよ。

『幽霊さん、そこにいるのはわかってますよ!』幽霊を信じない人はいくらでもいるので、そういうところに出た方が良いですよ!僕は信じてますから出んでええの!』と言って、走って家に帰りました」

小高アナ「自分の存在を理解されるのがうれしくて、憑く幽霊いうのもいるんですよ」

つボイ「…それは小学生の時に聞かんでよかったわ」

私も霊は見たことがないのですが、「霊を信じるから霊感を持つのか、霊感があるから霊を信じるのか」、いったいどちらが先なのでしょうか。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年08月05日10時52分~抜粋

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