つボイノリオの聞けば聞くほど

もはや夏の風物詩?ツッコミどころ満載の「KINCHO」ラジオCM

毎年、虫が出てくる季節に登場するのは、殺虫剤メーカー『KINCHO』のラジオCM。

今年のシリーズは、ゴキブリ用のくん煙剤を火事と勘違いしてしまった消防士と、あるお嬢さんとの恋を描く「~なな子と光三郎~」。

7月20日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、「虫のコーナー」には、絶妙な古さと新しさが同居する「~なな子と光三郎~」シリーズについて、多くの反響が寄せられました。

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「奥さんじゃなかった!よかった!」

つボイノリオが、この話題についてのおたよりをどんどん読み進めて行きます。

「今年はリスナーさんからKINCHOのCM宛てのメール来てませんかね?今年は消防士さんと奥さんとか、話のふくらみがないなぁと思ってましたが、実は奥さんが結婚していないという、そういうシナリオで道が開けましたね。これからの展開が楽しみです」(Aさん)

Aさんからのおたよりは、1か月前に来ていたもの。

最初、消防士が人妻だと思い込んでいた素敵な女性は、なんと独身だったというところから、物語はどんどん動き始めました。

「まぁーKINCHOのCM、男と女で攻めますね。『聞けば』の影響ですか?何かアドバイスしたのかな?」(Bさん)

「なんや、奥さんじゃなかったんだ!よかった!消防士さんと、この後どうなっていくんでしょう」(Cさん)

人妻と消防士の道ならぬ恋…という不倫展開を予想していた人たちは、なな子さんが独身と判明したことでホッとしたようです。
 

「最新のCMで、あの古さはなんや!」

「KINCHOの新しいCM、『聞けば聞くほど』的にピッタリで今後の展開が楽しみ」(Dさん)

「『ゴキブリムエンダー』のメロドラマって、あれで完結なんでしょうか。もうちょっと続きを聞いてみたい」(Eさん)

「~なな子と光三郎~」その6 エピローグ篇は、ゴキブリ退治に成功し、恋も実った2人が軽やかに歌い上げるミュージカル風の仕上がり。

「そのまた歌が!よう、これだけ古クサく、メロディーラインから楽器構成から。男の人と女の人が掛け合いながら歌ったりするような。昔の『二人の銀座』とか」と、歌い出すつボイ。

懐かしの「テケテケ奏法」を取り入れた、古きよき昭和を思わせるグループサウンズ風の楽曲です。

楽曲の古さと対照的に、このCMでPRしているのは煙の出ない最新式の「次世代型ゴキブリ駆除剤 ムエンダー」。

「最新のCMで、あの古さはなんや!いうことですね」と、感心するつボイ。

古さと新しさが同居する、なんともオツなCMです。

 

田中絹代さんみたい

「光三郎のくん煙剤の恋が始まりました。煙が出ないので、煙に巻かれることはないですよね」(Fさん)

「なな子さんの声もかわいいけど、中身はなかなかの熟女さんが演じてますよ」(Gさん)

実際は、なな子役はなかなかの熟女さんではなく、20代の女優 藤谷理子さん。

「田中絹代さんみたいですね」(Hさん)という声もあるように、CMの空気感と絶妙にマッチする声の持ち主です。

「出演者の女性の方、聴いていてすぐにわかりました。CBCラジオで土曜日の深夜に放送している『ヨーロッパ企画のブロードウェイラジオ!』にレギュラー出演している理子ちゃんじゃないですか?最近のヨーロッパ企画のラジオ、マジでおもしろいですよ」(Iさん)

なな子役の藤谷さん、「声でわかった!」というツワモノリスナーも。

とにもかくにも、今年も「KINCHO」のラジオCMは、聴く人をワクワクドキドキさせてくれたようです。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年07月20日10時08分~抜粋

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