つボイノリオの聞けば聞くほど

食べた後のくだもの種、土に植えたら実がなるのはどれ?

夏にスイカを食べて、庭にペッと種を飛ばすのは、昭和のなつかしい光景でした。その種から、芽が出て、またスイカができればいいのに…。

7月3日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「トーマスの箱」では、「食べた果物の種を埋めたら、芽が出て、また果物がなるか」という命題を取り上げました。

「全部失敗した」という小高直子アナウンサーに、つボイノリオは「アンタはこどもの夢をめちゃくちゃ壊した」とおしかりモードです。

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サクランボの場合

話の発端はつボイです。

「めちゃくちゃ高いサクランボが落札された。これ種でもめちゃ値打ちあるよ?土に植えたらまたサクランボができて、また味わえるやん」

すると小高アナは自身の体験から「スイカ、ブドウ、サクランボ、全部ダメだった」と否定します。

果たして、サクランボはできるのか、たくさんのおたよりが届きました。

「サクランボの種の件ですが、オイラはいただきものの果物の種を保存しておいて、畑で育てております。やる気をなくさせることは言わないでください。ちなみにメロンはちゃんと芽を出しましたよ」(Aさん)

小高「芽はね。私はブドウは芽が出て、ちょっと育った。私は自分の狭い庭に何の気なしに植えたから、ブドウの芽が出た時に、ここにどうやってブドウ棚を作ったらいいか真剣に悩んだけども…ダメでした。そのまま枯れていった」。

ブドウの棚に真剣に悩む幼き小高アナ、いじらしいですね。でも、枯れた。

「サクランボの種ですが、食べたあとは冷蔵庫で乾かないように湿らせて一週間ほど冷やしてから、殻を割って植えると芽が出ます。私は10粒やって3粒出ました」(Bさん)

勝率3割!なんとか芽は出るようです。
 

ブドウは成功?

サクランボ以外の果物についてはどうでしょう?

「我が家は10年ほど前、種をまいた巨峰の木が大きくなり、今では毎年5、6房ほど実ります。そこそこ食べられます」(Cさん)

ついに成功者が出ました。巨峰はいけるようです。ただ、食べた種かどうかは不明ですが。

「スイカの種はまけば芽は出ます。ただ、スイカがとれる時期にまいた種は収穫には至りません。
次の年まで乾燥させて保存して、種に付着したヌルヌルを指の腹でやさしく洗って、十分に水を吸わせて適した土にまけば芽は必ず出ます」(Dさん)

つボイ「食べる時期と、まく時期を考えてくださいということや。陥りやすい話や」

スイカを食べるのは夏、種まきはは3~5月。地域や種類によっても多少違うようです。スイカは植える時期を考えるといけるようです。
 

パイナップルは難易度高め?

次はちょっと難関、南の植物です。

「パイナップルを食べた後、育てております。やり方はパイナップルの葉の部分をしっかり握り、ぐっとひねると円錐型にとれます。それを水にひたして根を出してから土に植えます。

フルーツパークの相談員の方に聞いたら、『この地方の気温ではパイナップルを実らすことは難しいが、温室を作ってやればうまくいく、5年くらいかかるかな』と言っておりました」(Eさん)

温室、5年…なかなかハードルは高そうです。

いろいろおたよりを聞いて小高アナは、「総じて聞くと、手間暇かけな育たんということやね」と、我が身を反省。

最後に、つボイに「(食べたら)おいしい、土に埋めたれ!(実が)ならんかな、ではあかんですよ」と、諭されました。

でも、多くの人が同じことを考え、日々チャレンジしていることもわかりました。ぜひ巨峰のような成功例を期待したいものです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年07月03日10時15分~抜粋

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