つボイノリオの聞けば聞くほど

藤井聡太七段、棋聖戦に連勝!キーポイントは和服とメシ?

6月28日に行われた将棋の棋聖戦第2局で、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七段が渡辺棋聖に2連勝しました。

翌29日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)には、地元棋士ということもあり数多くの反響が寄せられました。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

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「ナンダカンダ」

藤井隆の曲「ナンダカンダ」にのせて藤井聡太七段の話題がのぼりました。

曲はAさんからの「藤井つながり」のリクエストです。

「なんだかんだ言っても、あの子はみんなの期待に応えてやってくれるんです。最年少タイトル獲得に王手。ほんとにすごいのひと言です」(Aさん)

つボイは「この曲をかけるのはやめとこうか、なんだかんだなんて言われてないもの、素晴らしい素晴らしいと言われている、と思ったけれど、声が小さいとか…」

小高が「最近、ご飯少な目どうしたんやとか…」

つボイ「やっぱりなんだかんだ言われている、ということでこの曲を」

小高「ここで私たちが言ってるだけ!」

地元ゆえ、喜びの声が多数届いたようです。

「藤井聡太七段、我が愛知の宝、瀬戸市の藤井聡太。17歳であの貫録ですよ」(Bさん)

つボイ「高校野球ですごい選手や若くしてすごく実力のある人はどのジャンルでも、すごい大人びてる」

「愛知の宝」と呼ばれてもふさわしい17歳です。
 

瀬戸市から逃げ出したい?

「自分が17歳の時を考えたら恥ずかしくて、瀬戸市から逃げ出したいくらいです」(Cさん)

小高は「瀬戸だけに、同じ空気を吸って、同じく育っているはずなのに」と、Cさんの気持ちを慮ります。

でも、つボイは「瀬戸に住み続けてください。あなたのような人が全員だったら、瀬戸は藤井一家しか住んでいない。もう恥ずかしいわと、みんな逃げ出してしーんとして。ろくろがカラカラと回っているだけの街になってしまう」

むしろ同じ瀬戸市民であることを誇りに思いましょう。
 

初の和服姿

「登場した時、和服だと見入ってしまいましたが、師匠からのプレゼントだそうですね。素敵な師弟関係だと思いました」(Dさん)

小高「だいたい棋士の和服は相場で一式揃えると、30万円くらいするそうですよ」

つボイ「私が師匠だったら『藤井君プレゼントや。これ着てやってくれ』とバンと!その代わり勝ったら半分くらい賞金くれへんかな」

小高「言わない!がんばれよという意味です」

藤井七段が今回、初めて着用した夏用の和服は師匠の杉本昌隆八段からのもの。
一式およそ100万円くらいするとか。杉本八段は「自分の買い物だったら絶対買わないけど、彼にあげるなら惜しくないですから」とTVで答えていました。

勝負メシ!

着物の次は肝心の(?)勝負メシです。

渋谷のうなぎ店・「松川本店」で頼んだ昼の勝負メシ。藤井七段は海老天重と吸い物で2,860円、渡辺棋聖はうな重の桜と肝吸4,510円。これは主催者が支払ってくれるそうです。

デザートは杉並区のタルト専門店「アングレーズ」のデザート2種。「白桃のジュレ」(300円)と「タルトアナナス~パイナップルタルト~」(508円)。

将棋は脳を使うので栄養の補給も大事です。それにしても藤井七段の天重はおいしそうでした。
 

意外な一手

小高とつボイの二人は勝手に渡辺棋聖の心の中を想像します。

小高「渡辺さんは、天重見たら天重も絶対欲しくなる。『オレのうな重と半分こせえへんか』という駆け引き?」

つボイ「あのね、駆け引きができなかったんですよ。渡辺さんは。『天重うまそうやなー』…それが打つ手打つ手に影響が出てきて、それでああいう結果になった」

小高「そんなことはない(笑)」

つボイ「うなぎ屋で天重という、これこそ藤井君の指す手の意外性にもつながる(笑)。
後半調べてみたらわかるわ。昼飯のあとから、どんどん渡辺さんの手が乱れてくる」

小高「あのね、適当に言ってますからね」

渡辺さんのファン、まじめな将棋ファンの方、お許しください。棋聖戦で二人は真剣に勝負をし、一方、つボイと小高の二人はいつも通り真剣に遊んでいるだけですから。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年06月29日09時17分~抜粋

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