つボイノリオの聞けば聞くほど

ユニクロ柳井氏の100億円寄付は「私がソックスを買ったおかげ!」

ビフォーコロナ、アフターコロナ、ウィズコロナ。
新型コロナウイルスに振り回されている日本社会には、コロナ禍を表現する新しい言葉がどんどん登場しています。

「社会」をひっくり返すと「会社」。日本のある会社のトップが、医療の発展のため大規模な寄付を決定しました。

6月26日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、このニュースに寄せられたリスナーからのおたよりを読んだつボイノリオが、自らもこの寄付に貢献していると大いに語りました。

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「390円のソックスに変えましたよ」

「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が24日、京都大学の山中伸弥教授、本庶佑特別教授の研究を支援するため、10年間で総額100億円を寄付すると発表したという投稿が寄せられました。

今回の寄付は、がん免疫総合研究センターの研究推進、iPS細胞を安価に製造するためのプロジェクト、そしてやはり新型ウイルスの調査やワクチン開発に使われるということです。

「これは間接的ではありますけれども、ユニクロ商品を買って最先端の研究を支援しているという解釈でいいですよね」(Aさん)

Aさんからのおたよりに「そうそう。これは私が言おうと思ったこと」と、つボイ。

「なぜ彼がこういうことをできたか、いうことですよ。私がユニクロを買ったったからやわ!」と声高に訴えます。

「『何を言ってんのや』という人いますけど。今まで290円のソックス買ってたのを私はね、390円のソックスにこの間変えましたよ。そういうことがここに繋がっていくんですよ!」

つボイのこの発言に、ククッと小さく笑う小高直子アナウンサー。

「ユニクロの中でもずいぶんお安めの方の商品でございますな」とバッサリ斬ります。
 

柳井君を促したのは私

「猛威をふるっている新型コロナウイルスの研究に役立ててほしいですよ」(Bさん)

「本庶先生は『公的資金とは異なり、寄付は長期間の展望で使える。寄付文化が広がるきっかけになれば』と話しました」(Cさん)

「これを機会に社会貢献に目覚める人が続出してもらいたい」(Dさん)

これらのおたよりに「だから私、目覚めたから290円のソックスを390円にして」と、再度堂々と語るつボイ。

つボイ「『柳井君、やったって!寄付したって!』っていう。私が促したようなもんです」
小高「あーなるほどね」

小高アナ、もはやツッコミを入れるのもバカバカしくなった様子。
 

100億まではちょっと足りない

「一方で『どこにいくら寄付した』を一切公表してない、つボイさんに奥ゆかしさを感じますね」(Eさん)

つボイ「さっきから私も(笑)、奥ゆかしさやない」
小高「寄付もなにも『靴下買った!』言うてるだけですけど(笑)」
つボイ「それはそういうことやわ。間接的なことですからね」

「個人でこれだけ貯められて自由に使えるんでしょうかね。消費税やなだれのように来る税金に苦しめられている我々には、どんな錬金術があるか教えてほしい」(Fさん)

寄付うんぬんよりも、「お金を稼ぐ術が知りたい」と切実に訴えるFさん。

このおたよりを「私に聞いてるんですかね。『どうやったら貯められるんですか?つボイさん』と言ってるんですかね」と拡大解釈するつボイ。

小高アナも「つボイさんなら知ってるかもね!」と、つボイを乗せます。

ところが、つボイの口から出たのは「でもね、100億円まではちょっと足りんな」という、お決まりのセリフ。

「それ以下の金やったら貯め方を教えてあげましょう」と、上手に(?)逃げ切ったつボイでした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年06月26日10時03分~抜粋

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