つボイノリオの聞けば聞くほど

プロ野球実況の声が選手に聞こえる問題、対策に大わらわ

ファン待望のプロ野球開幕が6月19日に実現し、早速熱戦が繰り広げられていますが、無観客の状態で試合が行われている中、新たな問題が発生しています。

21日に神宮球場で行われたヤクルト対中日戦で、試合中に実況の声が聞こえるため、球種が読まれると中日の与田剛監督が抗議。

各球場で対策が必要な事態となっていますが、試合に必要な放送実況は今後、どうなるのでしょうか。

6月24日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサー、そして大のドラゴンズファン、榊原悠介アナウンサーがこの話題についてコメントしました。

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環境だけでなく実況アナも変わる?

この問題を受けて、神宮球場では23日に早速、放送席の前面に透明なシートが設置されました。

榊原アナ「やっぱり実況アナは声が大きいので、届いちゃうんですよね。どうやらナゴヤドームも対策を講じるというふうに(新聞等で報じられている)。

もともとラジオブースはガラスがあるんですけど、テレビ席はガラスがなくて、そのまま声が抜けていくようになってますので」

球場では壁を作る対策を行っているようですが、一方でつボイは別の対策方法を挙げました。

つボイ「球場側の対策はハードの面ばっかり言ってるんですよ。(対策が必要なのは)ソフトの面や」

小高アナ「例えば?」

つボイ「ささやくように中継する。『ピッチャー第1球投げました…打ちました…満塁ホームラン…』こういう調子でやらなイカンですよ」

小高アナ「この間、高田(寛之)アナウンサーがアナウンス部で試してましたけどね…面白くない!

『こうやった方がええんかな』って、2、3人のスポーツアナが頭を寄せ合って、相談しながらやってましたけど、やっぱり聞いてて面白くない。スカッとしたいもん」

つボイは「新型コロナは毎年あるわけやない。初めての経験ですから、アナウンサーもここは経験なんでしょうけどね」とフォローしました。
 

4試合目ですでに悲観論が…

この番組は東海エリアを中心に放送されている番組ですので、中日ドラゴンズファンのリスナーが多い状況ですが、放送前日23日の時点で2勝2敗の4位。

また、23日の試合では、相手チームのDeNAと同じ11安打だったにもかかわらず、点数につながらず3-0で負けてしまいました。

つボイ「打線という言葉ですよね。打つのが線になってつながるか、だから打線って言うんですよ。打つだけ打ってもダメなんですよ」

榊原アナ「ちょっと昨日は走塁ミスなんかもあって、なかなか(点数に)結び付かなかったわけですから」

立ち上がりがあまり良くないスタートだけに、ファンからガッカリする声が届いています。

「それにしてもドラは貯金をすぐにはき出して借金になることが多いので、今日は頑張ってほしいと思います」(Aさん)

「弱気の私は優勝もあきらめました」(Bさん)

残念ながら24日の試合でも敗れ、負け越しとなってしまいましたが、まだまだこれからです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年06月24日09時04分~抜粋

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