つボイノリオの聞けば聞くほど

モギュギュギュ、ザクザク。とにかく痛い手術の話

つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの痛い体験を紹介する『つボイノリオの聞けば聞くほど』「麻酔のコーナー」。
4月14日の放送では歯に関する話題が多め。くれぐれも痛いのが苦手な人は注意してください。

[この番組の画像一覧を見る]

そんなものが、こんなとこに

「様々な経験をお持ちのつボイさんなら理解してもらえると思いますが、昨日の夜、事件は起きました。僕は自営業で小さな工場をやっているんですけれども、昨日、急ぎの仕事で一人で旋盤加工をやっておりました」(Aさん)

つボイもバイトで旋盤とかボール盤をやった経験があります。そんなつボイのこともしっかり理解している流石のリスナー。
旋盤で鉄を削っていると削り屑が飛んできます。

「黙々と仕事をしていると、突然、痛っ、痛っ。削り屑が飛んできました。次の瞬間、痛いじゃない、熱いや。熱、熱、熱、熱、アツ~。飛んできた削り屑が作業着の胸元から服の中に入ってきたんです」(Aさん)
 

体に付いたのは何マーク?

高速で削られて出る削り屑は当然、熱を持っています。慌てて服をバタバタしたAさん、削り屑は胸元からお腹を通ってズボンの裾からなんとか出したそうです。

「仕事が終わり、風呂に入ろうと服を脱ぐとびっくり。僕の体には3箇所の小さなキスマークが。いやいや、火傷の跡が。これがキスマークならどれだけ喜んだことか」(Aさん)

小高「鉄屑が、チュッ、チュッ、チュッってしていったんだね」
つボイ「私やったら、こうはいかへん。いくらバタバタやっても、鉄屑がお腹から下に行けへん」
小高「お腹でか?」
つボイ「お腹の下や。そこでビーンと跳ね返す。手を使わずにビーンやわ」
小高「お腹でか?」
つボイ「お腹やないって言っとるやん」
 

横向きの親知らず

以前番組で紹介した、親知らずを抜いた話へのリアクションです。

「私は親知らずが、左右に横向きにあって厄介なもんです」(Bさん)

歯には食べたものを噛み砕く役目がありますが、親知らずは、噛み合う歯がないため全く役に立ちません。
しかも歯茎の中で横向きに生えていると、隣の正常な歯を押して厄介なだけです。

「横向きに生えておりまして、取ろうかやめとこかと思案しております。今日のコーナーを聞いて決めました。あまりにもリアルで、めちゃめちゃ痛そうなんで、やめます。死んでから抜歯します」(Bさん)

「人それぞれ違いますから、歯医者さんと相談してくださいね」とアドバイスする小高。

 

手術をしない決断

一方、つボイはBさんに共感して、自分のエピソードを話し始めました。

つボイ「親知らずの悪いところは十分わかるけどやめますって、これ私が、蓄膿症の時に、親父に言ったことや」

自分の父親から「蓄膿なんかやってたら注意力がなくなって、成績も悪なって苦労するぞ。蓄膿なんか早よ、手術せなあかんぞ」と言われたつボイ、手術の仕方を尋ねると…

「まず上唇を引っ張って、上唇と歯茎の境んところ、あそこにメス入れてザクザクザクッと切るのやわ。ほんで、唇を上にガーッと上げると、下に鼻の骨やら、骸骨みたいに出てくるわ。それをノミでガーンガーンガーンガーンとやるのが蓄膿の手術や」

こんな説明を父から聞かされたつボイは、「親父、止めるわ。俺、一生、鼻詰まってグズグズして頭悪ても、俺はそれで生きてくんや」と答えたそうです。

​​​​​​​つボイノリオ、小学校低学年の時の話です。
 

音は聞こえる

つボイ「親父の説明より、専門の先生がもっとソフトに説明してくれてたら、手術やったかもわかれへんかったなぁ」
小高「麻酔もちゃんとしてくれるでしょう」

つボイが周囲の人たちから聞いたところでは、蓄膿の手術は全身麻酔ではないので、痛みはなくても鼻の骨を削る音がに耳に入ってくるんだとか。

小高「歯抜く時も、局所麻酔で痛くはないけどモギュ、ギュギュギュ…」
つボイ「ほんで、ビリビリビリ言うやん」

「これを聞いて、親知らずは抜かないという人が増えるかもわからんけども、やるやらんは専門家の説明を聞いて判断してください」と注意を促すつボイに、「散々やっときながら」と突っ込む小高でした。
 

つボイより専門家の説明を

続いても親知らずのおたより。

「親知らずが横に生える方って結構いますね。私の場合、横に生えた親知らずが歯茎から少し頭を出していて、そこが虫食って抜くことになりました。手術は歯茎を切開して行いました」(Cさん)

つボイ「一部しか出てへんから、まず歯茎にガッとメス入れて」
小高「埋まってるとこを掘り起こさないといけない」
つボイ「ガッと開けて、ペンチで挟みやすい所まで、周りの肉を切らないかん」

この辺りは、つボイの想像です。
「この説明より、専門家の説明を聞いてくださいね」と付け加えることは忘れません。
 

術後の苦労

さらにおたよりは続きます。

「1時間ぐらい口を全開のままという拷問みたいな状況で、手術後半は顎からこめかみまで痛くて、そこにも麻酔が必要でした。親知らずを抜いた後は、ちょうど米粒が入る穴になって、長いこと苦労しました」(Cさん)

つボイ「そこにご飯粒が入るんや」
小高「なかなか取れんのね」

つボイ「ブクブクとうがいしても取れえへん。奥の方に行ったら、爪楊枝で出してみようか、とか」
小高「もやしの根っことか入る」
 

泣くに泣けない“歯なし”

次も歯に関する痛いおたよりです。

「三男がベッドでぴょんぴょんして頭突きされ、前歯がグラグラになり、4本抜き、部分入れ歯になりました。バキッとかビシッとか、耳が近いから、目を閉じててもよく聞こえました。歯医者が怖くてしばらく行けないです」(Dさん)

小高「こどもは思いっきり突っ込んでくるからね」
つボイ「歯を抜かないかんところまでの打撃って痛いよ」
小高「私の方が痛いのに、こどもが泣いてたりね」

こんな時はこどもに対して怒るにも怒れないものです。
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2020年04月14日10時01分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報