新型コロナウイルスの感染が広がる中で、ここのところ放送の形も大きく変わってきています。
一部のバラエティ番組では、ロケやスタジオに大勢の人が集まる収録を休止。
ニュース番組ではコメンテーターを減らしたり、人と人との間隔を大きく開けています。
ラジオも例外ではなく、飛沫感染を防ぐために人と人との間にアクリル板を設置したり、同時にブースへ入る人数を極力制限するなど、対応に追われています。
星野源が自宅から1人でラジオ放送!その元祖は大滝詠一さん?
テレワークの動きが放送の収録にも
一般企業でも、自宅からインターネットでつないで仕事をするテレワークが急速に広がっていますが、番組の収録でも活用されてきています。
4月7日深夜に放送された『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、星野さんが自宅からテレワークで生放送。
現場にスタッフがまったくいない状態での生放送は、おそらく史上初ではないかと言われています。
また、星野さんは『うちで踊ろう』という楽曲を作成し、インスタにアップ。
外出自粛が続く中、それならできるだけ家の中で楽しもうとポジティブな発想で、ジャンルを超えてさまざまなアーティストや俳優が伴奏やコーラスなどを加えてセッションを行う試みが、話題となっています。
4月9日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、このトピックを取りあげました。
星野さんが1人で番組を行ったことで、今後この動きはラジオ全体に広がるかもしれません。
「この先ラジオ放送でもテレワークが広がっていき、『聞けば聞くほど』でもつボイさんと小高さんが、別々の自宅からテレワーク放送ということがあったりするかもわかりませんね」(Aさん)
「この際、つボイさんのコンピューター室をきれいに片付けて、テレワーク用にしてはどうでしょうか」(Bさん)
4月7日深夜に放送された『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、星野さんが自宅からテレワークで生放送。
現場にスタッフがまったくいない状態での生放送は、おそらく史上初ではないかと言われています。
また、星野さんは『うちで踊ろう』という楽曲を作成し、インスタにアップ。
外出自粛が続く中、それならできるだけ家の中で楽しもうとポジティブな発想で、ジャンルを超えてさまざまなアーティストや俳優が伴奏やコーラスなどを加えてセッションを行う試みが、話題となっています。
4月9日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、このトピックを取りあげました。
星野さんが1人で番組を行ったことで、今後この動きはラジオ全体に広がるかもしれません。
「この先ラジオ放送でもテレワークが広がっていき、『聞けば聞くほど』でもつボイさんと小高さんが、別々の自宅からテレワーク放送ということがあったりするかもわかりませんね」(Aさん)
「この際、つボイさんのコンピューター室をきれいに片付けて、テレワーク用にしてはどうでしょうか」(Bさん)
40年前に自宅から放送
ここでつボイが、「自宅から1人で放送するアーティストと言えば」ということで、ミュージシャンの大滝詠一さんのことを思い出しました。
つボイ「私が出たことがあるラジオ関東(現:ラジオ日本)の夜の放送で、大滝詠一さんは昔からやってましたよ。
(放送局の)スタジオに来ずに、自分のところでずっと録って、大滝さんがそこで曲をかけたりしゃべったりして、完パケテープ(放送でそのまま使える完全な状態)にして、弟子がそのまま届けてきました。
僕らが生放送を終わる頃に『テープ届いた?』『届いてますよ』っていうことで」
小高アナ「自宅で番組を録音して届けてたってこと?」
つボイ「当時は録音という形で、オンラインではないですけど、新しい形をこの方はしてるんやなと。家にいながらちゃんと1時間番組やってしまえるんやなと思って」
小高アナ「機材があればですけどね」
今から40年ほど前に実現していたのは驚きですね。
昔は高価な機材がないと、自宅で放送に耐える録音はできなかったでしょうが、今や技術の発達で生放送までできるようになってきました。
今回の新型コロナウイルス問題を機に、結果的に働く形も変わっていくのかもしれません。
(岡本)
つボイ「私が出たことがあるラジオ関東(現:ラジオ日本)の夜の放送で、大滝詠一さんは昔からやってましたよ。
(放送局の)スタジオに来ずに、自分のところでずっと録って、大滝さんがそこで曲をかけたりしゃべったりして、完パケテープ(放送でそのまま使える完全な状態)にして、弟子がそのまま届けてきました。
僕らが生放送を終わる頃に『テープ届いた?』『届いてますよ』っていうことで」
小高アナ「自宅で番組を録音して届けてたってこと?」
つボイ「当時は録音という形で、オンラインではないですけど、新しい形をこの方はしてるんやなと。家にいながらちゃんと1時間番組やってしまえるんやなと思って」
小高アナ「機材があればですけどね」
今から40年ほど前に実現していたのは驚きですね。
昔は高価な機材がないと、自宅で放送に耐える録音はできなかったでしょうが、今や技術の発達で生放送までできるようになってきました。
今回の新型コロナウイルス問題を機に、結果的に働く形も変わっていくのかもしれません。
(岡本)
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