つボイノリオの聞けば聞くほど

休校中の居場所はラブホテル?ラブホの画期的な従業員支援

新型コロナウイルスの影響で学校が休校となってからもうすぐ3週間。
行き場をなくしたこどもたちと子育て中の従業員のため、福岡のラブホテルがある画期的な取り組みをしています。

3月16日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、「ホテルのコーナー」には、リスナーからこのラブホテルについてのおたよりが寄せられました。

つボイノリオと小高直子アナウンサーが、「ラブホテル」と「こども」という一見不釣り合いなワードから想像力を膨らませていきます。

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「お母さん!なんか変な画面出てきた!」

「新型コロナウイルス対策で学校が休校となる中、福岡のラブホテルが客室を開放して従業員のこどもを預かっているということです。

開放された客室で宿題を終えてゲームをする小学生の写真を見ましたが、家と違った雰囲気でラブホを初体験しているようです」(Aさん)

小高「『ママこれなにー?』とか、そういうの大丈夫?」
つボイ「『それ、触ったらあかんよ!それは』」
小高「そういうのは隅っこの方にしまっておいてくれてるんやろか」

部屋に置かれているであろう「大人のもの」にこどもの目が向かないか、ついつい心配してしまう小高とつボイ。

小高「ゲームも、テレビを点けた途端『お母さん!なんか変な画面出てきた!』とか」
つボイ「『貧しい人ばっかり出てきてるー!』やわ。着るものあれへん」
小高「それ、こどもわかってるよ(笑)」
 

ベッドの上でゲームに夢中

Aさんのおたよりに戻ります。

「カフェをイメージした内装の博多区のホテル。
従業員20人のうち、人気のデザートビュッフェ作りを受け持つ女性2人が共働き世帯で、午前11時から午後4時まで2人のこどもを預かっているということです」(Aさん)

「『ここの業界はあまり影響ないやろ』って、あるんですよね」と、つボイ。

ラブホテル業界は新型コロナウイルス対策の影響を受けていないと思いきや、どの業界であっても子育て中の従業員の悩みは同じのようです。

「一宮インター近くを通るとすごいラブホが並んでます。あんなホテルではこどもたちから質問されたらお母さん困るでしょうが。
写真だとこどもたちもベッドの上にくつろいでゲームに夢中でした。こんなところにもコロナウイルスの影響がありますね」(Aさん)
 

夢を叶えたこどもたち

この記事の写真を見ながら、「同じ空間でも置かれている小物によって雰囲気ずいぶん違うね」と小高。

小高「机の上にはドリル、こどもが寝っ転がってベッドでゲームや。それだけでほのぼのするね」
つボイ「あそこに入る人によって、部屋の様相は全然違ってきますね」
小高「使い方次第だわ」

「でもこの子らは幸せだと思いますよ」と、つボイ。

つボイは、車を運転中の親が誰でも経験するであろう、こどもとのやりとりを再現します。

子「ねぇお母さん!あれなに?あそこ行きたい!すごい綺麗、あそこ行きたい!」
母「あんなとこはええの!入れへんの!」
子「でもすごい綺麗やから!」
母「入れへんの!」

こどもがどんなに懇願しても、決して連れて行ってもらえない場所。それがラブホテル。

「入れたやん、この子らは。幸せやなぁ」

そんな憧れのラブホテルに入れたとは、なんと幸せなこどもたちだろうとしみじみ語ったつボイでした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年03月16日10時02分~抜粋

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