つボイノリオの聞けば聞くほど

犬の尻から出ているものを引っ張ってみたら…

3月5日は二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」でした。
啓蟄とは虫が冬眠から目覚め活動を始める頃という意味。

そこで9日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では啓蟄にちなんで「虫のコーナー」を放送しました。

ところが今回取り上げたのは、啓蟄とはまったく無縁な虫のお話。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりからトークを展開します。

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寄生虫ダイエット

今年1月、中部大学・長谷川浩一准教授がオオゴキブリの体内から発見した新種の寄生虫が「チュウブダイガク」と命名されたことが話題になりました。

「そういえば、ダイエットの方法でサナダムシをお腹に入れるというのがありましたが、あれはどうなったのでしょうか?」(Aさん)

つボイ「今でもスーパーモデルの人がやっているそうです。本来は絶対入ったらあかんのです。

でも、やれば食べたものを寄生虫が自分の栄養と思ってとるからダイエットになる。ダイエットになったら、今度薬を飲んだら、すっと虫が降りるらしいです。コントロールされているからこそ成り立つダイエット法だそうです」

小高「なかなかおすすめしがたい感じですね」
 

犬の尻からサナダ虫

つボイが気になるのは「卵で飲むのか、成虫で飲むのか」だそう。「サナダ虫って長いです。見たことある?」

小高「『寄生虫博物館』にいるすごく長い、あれでしょう。実物は見たことないです」

『寄生虫博物館』は東京目黒区にある寄生虫を専門に扱った世界で唯一の博物館。さまざまな寄生虫が展示されており、最もインパクトがあるのが体長8.8mのサナダムシ。

つボイは「私は偶然に(遭遇したことが)あるんです。真田紐に似ているからサナダムシ。形状と織り方が似ているんです」とリアルな体験を語ります。

つボイ「うちは犬を外で飼っていて、いろんなものを食うから、お尻から虫が出てきてたんです。『これ何や?』と図鑑とか見たらサナダムシやった。
それで手袋をはめて、ぐっと引っ張ったらどんどんどんどん出てくる」

小高「万国旗みたいに(笑)」

つボイ「そうそう、犬の尻から真田紐が。途中でぷつっと切れる。サナダムシもこれはいかんと途中で切るんです。ゴムみたいに。あなたは長さしかわからんけど、形状と伸び具合もちゃんとこの指で実感してます。無駄に生きとらんよ。…そんな経験ムダやわ」

犬のお尻からサナダムシを引っ張り出す経験をした人はほとんどいないでしょう。
 

きしめんをすする感覚

実物を知っているだけに、つボイは寄生虫ダイエットの流行を知り、とても気になったそうです。

つボイ「卵で飲んで腸の中で増えていくのか、本当にペタンした伸びるきしめんみたいな、あれをずずっとすするのか」

小高「きしめんですら、噛み切り間違えたら、のどにそのまま止まって“うおっ”という時がありますけど」

つボイ「サナダムシなら引っ張って切れますけど、噛んだりするとちょっと噛みにくい」

サナダムシを噛んだ?

つボイ「…私、サナダムシを噛んだ経験はございません。すいません、未熟な私でございます」

小高は、どちらにせよ「あまりおすすめできるダイエット法ではない」と結論づけました。
 

尻からラーメン

このサナダムシの話題には多くのリアクションが寄せられました。

「いや、わかるわかる。つボイさんの飼い犬から出てきたサナダムシ。うちの猫からも出てきました、ラーメンのようなものが。
猫のお尻から出て、猫もびっくりして右往左往してた。その猫をつかまえて雑巾でつまんで引っ張り出しました。気持ち悪かったです。

その後、動物病院で診てもらいました。『瓜実条虫』と言われました。うちの猫は大量のラーメンのような虫がでましたけど、ホント気持ち悪かったです」(Bさん)。

つボイは「この番組の最後を飾るおたよりでした」と締めました。

寄生虫と聞いて、昔、お尻にセロファンを当ててやったギョウ虫検査を思い出した世代も多いのでは?
昔は寄生虫をもっているこどもが多かったからですが、今はギョウ虫検査もなくなったようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年03月09日10時03分~抜粋

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