つボイノリオの聞けば聞くほど

「おならだと思っていきんだら…」63歳女性の戸惑い

普段人には話せないような失敗でもいいネタになって、みんなに笑ってもらえるのがラジオのいいところです。

2月20日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「パンツのコーナー」では、パンツや下着についてのおたよりが紹介されました。

パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが話を展開します。

[この番組の画像一覧を見る]

男だったら

最初は最近よくテレビで見るCMについてのおたよりです。

「ユニクロのワイヤレスブラジャーのCMはなかなか自然な感じでよいですね。ワイヤレスブラジャーをつけた二人の女性が着け心地を自然体で語り合うCM。素敵です。

もし男がパンツ一丁でパンツの履き心地を語り合うというCMだったらどうでしょう?」(Aさん)

途端に、つボイのひとり芝居がはじまります。

男A「履き心地いいです」
男B「今まではどっちかに寄っていた、今回おさまりがいい」
男A「おさまりがいいと生活が変わってくんです」

真面目な顔でパンツ一丁で語り合うCMです。

小高「それを綾野剛と竹内涼真がやってくれたら、私、うれしいけどね」
つボイ「断ると思う、綾野剛も。俺は断りません」
小高「いらない!」
つボイ「やって欲しい人には断られ、うまくいかんな」

“何を”やるかより、“誰が”やるかが大事です。
 

意見はそれぞれ

小高はこのCMに別の文句があるようです。

小高「ユニクロのCMは歴代そうですが、テレビコマーシャルの女性たちは美しいけども、それはそのブラのおかげか?、と私は言いたい」

つボイ「あれにはいろいろ文句があって、私の文句は『綺麗すぎる。興奮せえへん』」
小高「興奮はいらん!」

つボイ「立場立場でいろいろな意見があります。多様性の世の中です」

ブラジャーのCMひとつとっても、見る観点は人それぞれのようです。
 

大福もちが…

次は63歳の女性、Bさんの貴重な経験についてのおたよりです。

「今朝、ヒマでひとりソファにいる時、おならが出そうになったんです。
ちょっといきんだら違和感が…。固体か?ひしゃげた大福もち大の個体だったんです!」

つボイ「先ほどの平穏な日常が一発のおならで、こういうことになるんです」
小高「大福…」

「愕然としました。この体験は初めてです。これが老いというものか、目の前真っ暗になりました」(Bさん)

つボイ「僕より年下の人ですけど、老いた人はみんなこんなことをするわけではないとは言っておきます」
小高「タイミングの問題だわ」

「目の前真っ暗になりました。私は週4日、仕事をして、肩こりなし、膝も順調、快眠快便。健康に何の不安もないです。それが、それが、あー…。
急いでパンツを脱ぎ、着替えに二階に走ってパンツを触っているとまだベッドにいた夫が、『なんだ?』」(Bさん)

つボイ「コミュニケーションは大事ですが、こんなときのコミュニケーションはいらんわ」

「『なんだ?』と寝ぼけ眼で尋ねます。それには『あ、エプロンがなくて』とごまかし、発熱パンツを取り出しました。
私の幸運は冬場は下着を2枚穿いていたことです。それでズボンを汚すことは免れました」(Bさん)

小高「寒さ対策に二枚穿きしてた」

不幸中の幸いとはこのことです。
 

逡巡懊悩

Bさんのおたよりは続きます。

「後始末は自分のこととはいえ、気分が萎えますね。洗面所とトイレを往復する自分の姿。客観的にみると、情けないです。それと、汚したパンツを捨てるか、洗ってまた使用するか。逡巡懊悩しました。

仕事にいく時間がせまり、二階のベランダでびしょぬれのパンツをつかみ、『あぁ60過ぎるとこういうことか』と思いました」(Bさん)

小高は「一番最初の、気体か個体かを判断し誤っただけ」と慰めます。

「肩を落としました。酒を飲み過ぎたわけでもなく、腹痛でもなく。こういうことは同年代のみなさんあるんでしょうか?落ち込みながらも尋ねたい63歳です」(Bさん)

つボイは「たまたまだったんでしょう。そう願いたいです。こういう体験を通じて人生が見えたり、非常にためになるコーナーでした」と締めました。
 

仲間がいっぱい

Bさんの問いかけに対し、反響が寄せられました。

「くつろぎのソファで、小豆でも大豆でもなく、大福もち大のunko。明日は我が身かもしれません」(Cさん)

「ユニクロのCMでソファでくつろぐ二人のシーンがありますね。これからあのCMを見ると、あの二人も大福をソファでしてしまうんやないかと」(Dさん)

小高「同じコーナーだけど、違う話題なのでコネクトしないで」

「私53歳、同じような経験があります。しかし、私が幸運だったのは、場所がトイレで今まさに便器に座ろうとしていた時でした。

何の気なしにぶっとしたら、豆鉄砲のように結構なサイズの“実”が出ました。びっくりしました。安心してください、一緒にこれから気を付けましょう」(Eさん)

つボイ「ラジオの持つ連帯感」
小高「仲間がいるぞ」

「私は先日、新宿駅の人混みの中で、ここぞとばかりおならをしたら、シャーだったんです。
予想してませんでした、シャーなんて。周りに人はいっぱい。すぐに駅のトイレに駆け込み、穿いていたヒートテック的なものを脱いでみたら…、これ以上は言えません。
その日はノーパン戦隊で過ごしました」(Fさん)

これらのおたよりはほんの一部だそうです。なぜそんなにたくさん来るか。経験者が多いからに他なりません。
書いて、読まれて、仲間がたくさんいるとわかって、ちょっとは立ち直れたでしょうか、Bさん。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2020年02月20日10時02分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報