つボイノリオの聞けば聞くほど

ストリップ劇場が廃れた原因はAV女優にあった?

見たことのある場面を夢に見る時もあれば、「こうなったらいいな」という願望を夢に見る時もあります。

2月3日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、リスナーが見たありとあらゆる夢の話をお届けする「夢のコーナー」。

今回登場する2人はどちらも女性ですが、夢に登場した場所はどちらも男性が喜ぶ魅惑のスポット。

つボイノリオと塩見啓一アナウンサーが、リスナーの夢の話からストリップ劇場が廃れた理由にまで話を膨らませました。

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ミニスカポリスの外国人

「OLをしている私。『いいとこ連れてってやる』と、中年上司に連れていかれたお店はなんと、おっぱいパブ!店内に入ると真っ赤なミニスカポリスの格好をした外国人の女性が一斉にこっちを向きました。

唖然としている私に向かって、皆さんが満面の笑みで谷間を強調したり、胸を揺らしたりしています。

苦笑いが止まらない私…というところで夢が終わりました。

夢って見たことあるものしか出てこないといいますけれども、私おっぱいパブに行ったことはありません。それなのにこんな夢を見るとは。きっとエロ画像ばっかりTwitterで垂れ流してるフォロワーさんの影響だと思います」(Aさん)

「ひょっとしたら、『行きたい』という願望も夢となって画像が結ばれるかもわかりません」という、つボイの言葉に、「私ね、よく札束つかむ夢見る。つかんだことはないんです」と塩見アナ。
 

肩車される全裸のおっさん

つボイ「私の頃、小遣いね5円10円やったんです。道歩いてたら10円がいっぱい落ちて。『うわぁ!』いうて拾うという夢はね、小さい頃何度も見ました」
塩見「愚かだと思うのは、『今日はもう離さないと、今日こそは本当につかまえた!』と思ったのに朝起きたら…」

金額の差こそあれど、つボイも塩見もお金を握りしめる夢を何度も見ているんだとか。
強い願望が夢に現れているようです。

続いても女性リスナーからのおたより。

「先日強烈な夢を見ました。私は夢を見てもたいがい忘れてしまうんですが、今回は鮮明に覚えていたんで夢のコーナーに送ります。

なんと私、ストリップショーを見に行ってるんです!
もちろん行ったことはありません。ステージでは綺麗なお姉さんが全裸でなまめかしいダンスを踊ってらっしゃいます。
最前列の客席には、これまた全裸で肩車されてるおっさんが大喜びでステージ鑑賞」(Bさん)

最前列なのに肩車されていた全裸のおっさん。
異様すぎる光景です。
 

ストリップ劇場の苦悩

「見たくもないおっさんのイチモツもばっちり。せっかくお姉さんを見に来てるのに、なんでおっさんのを見なあかんのやろうと少々腹立たしい思いをしているうちに目が覚めました。
私もしかしてストリップ見たいのかしら?」(Bさん)

おっぱいパブに行ったAさん、ストリップを見に行ったBさん。

「私は行かへんけど、『一体どんな風になってるんやろ』という気持ちがこんな夢をみさせるのではないか」と分析するつボイ。

「名古屋からストリップ劇場消えましたね」と、塩見アナに振るつボイ。

かつて名古屋にあったストリップ劇場「ライブシアター銀映」を閉館前に訪れた際、つボイは「ストリップ劇場の苦悩」を感じたといいます。

「昔、裸は貴重なもんやった。ここに来ないと見れへんのですよ、お姉さんの裸。今ネット見ても何見ても、裸が氾濫してる」

簡単に女性の裸が見られる時代となり、ストリップ劇場で見る裸のありがたみが失われてしまったというのです。
 

AV女優来演で賑わうものの…

「DV東寺(デラックスとうじ)は行かれたことはありますか?」

つボイが京都出身の塩見アナに京都の有名なストリップ劇場について尋ねると、塩見アナは「聞かれるかな」と慌てた様子で「ああーなるほどね」と回答を濁します。

こんなに女性の裸が氾濫している時代に、生き残っているストリップ劇場の謎についてつボイが解説を始めます。

「『AV作品に出てるあの人が踊りますよ』という時には、ダー!っと来るんです。例えば『桜樹ルイ来演』ってなると、ドワー!っと。『松坂季実子来演』バーッ!『葉山レイコ来演!』」

往年のAV女優さんたちが凱旋することで、息を吹き返しているストリップ劇場もあるというのです。

しかしつボイは、この現実に潜む問題点にも鋭く切り込みます。
 

「綺麗を鑑賞する目が世間にはない」

「でも、そこには本来の踊り子さんがいるわけです。お客さんは『おーいひっこめ!松坂季実子出せ!早よ!』っていうものやから。

こういっては何ですけど、AVの人は出るだけで価値があるかもわかりませんが、音楽に乗せながらまとっているものをスーっと綺麗に脱いでいくという技術はないです。そこを本当のお姉さんたちは綺麗にやりますよ。でもその『綺麗やな』と鑑賞する目は世間にはないんです。

『俺は松坂季実子の裸見たいんじゃ!』という人しかおらんようになるもんですから、ストリップ劇場は廃れていったんです」

ストリップの芸術性を無視して、人気AV女優の裸を見たいだけの客が増えたことが問題だったと指摘するつボイ。

塩見アナは、昔のストリップ劇場に想いを馳せます。

「お姉さんたちが出る前に、コントとか漫才とかやって。そういう人たちも『ひっこめ!』とか言われながら、なんとか踏ん張ってやっていくことによって、力がついてくるっていうのはありましたよね」と、ビートたけしさん、コント55号の名前をあげる塩見アナ。

「アウェイですよ。『ひっこめー!』の中、力を付けたんでしょうね」と、しみじみ語るつボイでした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年02月03日10時03分~抜粋

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