つボイノリオの聞けば聞くほど

人生で最も辛いのは「47.2歳」!その理由とは

先頃、「人生で最も不幸せな時期が、先進国では47.2歳」というアメリカの研究が発表されました。

なぜ、47歳前後の時期が一番辛い時期になるのでしょうか?

1月30日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この時期を乗り越えたつボイノリオと、この時期まっただ中の小高直子アナウンサーが、このニュースを元にトークを展開しました。

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50歳前後にどん底!?

この数字は、アメリカにあるダートマス大学のデービッド・ブランチフラワー教授(経済学)が、世界132カ国から約50万人のデータを分析し、全米経済研究所(NBER)を通じて発表した論文によるもの。

なお、発展途上国での幸福度の最低は48.2歳と、さほど変わりません。

ブランチフラワー教授は、「幸福度はU字型の曲線を描くことがわかった」とし、年齢が上がるについて幸福度が低下していきますが、50歳前後で底打ちし、その後は上昇するとしています。

これは、心身の健康状態などが影響している上に、2008年に起きた「リーマン・ショック」以降、経済の情勢が「中年期に感じる危機(ミドルエイジ・クライシス)」を増幅させていることが原因と推察しています。
 

不安が多くなる時期

このニュースを聞いて、小高アナは「ちょっと身体の衰えみたいなものを感じてきて、健康的な不安が出てくるのと、老後の生活への不安が一番出てくるのが、このあたりの年齢なんでしょうね」とコメントしました。

つボイ「小高さん、語れますね~」

小高「何がですか?一般論として言ってるんですよ」

番組では常々、23歳と公言していることを忘れてました。

さらにつボイは別の原因もあると語ります。

つボイ「ここにこどもの年齢が重なってくると、進学やら就職やらいろんなことも引き受けないかんということ。

仕事のことに関しても、若い頃は夢を持ってやってきたけど、『この年になってこれ(ぐらいの役職)やったら、まあ俺の人生、あれぐらいしか行かんやろなあ』とか、いろんなことも見極めができて、希望を持つ人もいれば、ズカンとここでなってしまう人もいる」

仕事に関しても限界を感じてきたり、家庭でもこどもの手がかからなくなったりして、これからどうしようと考える時期が、50歳前の時期と重なるようです。
 

50歳から幸福になっていく理由

ただ、この研究結果では、50歳前に底を打った後に幸福度が上昇していくとあります。
ますます健康的、経済的な不安が増えるように感じるのですが…。

小高「でも面白いのは、不安が50歳を超えるとなくなってくるという」

つボイ「こどもも進路が決まったということと、『もうええわ!これやったら人生のやり方あるやん』と。
出世したかったら上司にゴマをすったり、いろんなことをしても、(限界を感じたら)『もうゴマなんかするか!あんな上司。ええ加減にせえ!!』という開き直り」

小高「つボイさん、よう語れますね」

つボイ「小高さん、一般論ですやん(笑)」

過去に仕事上で何かあったのでしょうか。

50歳前で今が一番辛いと感じている方も、ちょっと肩の荷が下りたのではないでしょうか?
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年01月30日09時08分~抜粋

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