つボイノリオの聞けば聞くほど

おまじないでしゃっくりを止めたり、失くした物が見つかる?

物を失くしたりするなど日常生活の困った場面で、非科学的とわかっていながら思わずやってしまうおまじないが、なぜかまことしやかに伝わったりすることがあります。

『つボイノリオの聞けば聞くほど』1月24日放送のでは、そんなおまじないに関するおたよりをパーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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しゃっくりを止める治療法を開発

この話題のきっかけとなったのは、長い間しゃっくりが止まらないという患者に対する治療法を開発したというニュース。

これは、聖マリア病院(福岡県久留米市)呼吸器外科の医師、大渕俊朗先生が、しゃっくりが長時間続く重症患者に対して臨床実験を行い、しゃっくりを止めるガスを開発したというもの。

めまいや難聴治療で一般に使われる酸素と二酸化炭素の混合ガスを改良して、66年間しゃっくりに悩む患者を含め、治療した17人全員で症状の改善が見られたそうです。

たかがしゃっくりとは言えないほど苦しむ方もおり、長期間断続的に続くと、生活に支障をきたしたり、うつ病になったりしてしまいます。

中には「私の場合しゃっくりというと、鼻をつまんでつばを飲み込んだりとか、ビックリさせてもらうことがありますけど」(Aさん)といった、オリジナルの治し方があるようですが、つボイが独自にネットで調べた結果、しゃっくりを治す呪文があるらしいということがわかったそうです。

しゃっくりも探し物も両方解決!?

その呪文とは「しゃっくり太郎、紀の川の水を飲む」で、ゆっくり、ハッキリと一息で何度も言うのがポイント。

ネットには、「友だちに教えてもらって、25年来この方法で止めています」という書き込みがあったそうです。

その他にも、水を入れたコップの上にお箸を1本(または十字の形に2本)置いて水を飲むという方法や、水を飲む時に「しゃっくり左衛門、橋の下の水を飲む」と言うなど、諸説ありますが、どれも水には関係があるのが面白いところですね。

水に関係がないものとしては、「たぬきがこけた」と言うと、しゃっくりが止まるという意見もあるそうですが、ここで「『たぬきがこけた』は、失くしたものを探す時の呪文ではないか?」という意見もあるです。

小高アナ「それこの間言うてた、はさみさんにお願いするやつじゃない?」

つボイ「もう紀の川うんぬん、どうでもええわ。『たぬきがこけた』が最強やわ。両方2つともいけるという」

ここで小高アナが、たぬきでなければダメなのかという疑問を投げかけ、「りすのすけ(番組のキャラクター)こけた」ではどうかと提案。

つボイも「オオアリクイがこけた」はどうなのかと被せ、他に効果的な動物はいないのかという話になりました。

そもそも、たぬきも効果的なのかどうかがわかりませんが…。

探し物の見つけ方に諸説あり!

ここで探しものを見つけるおまじないについて、はさみさん、たぬきに次いで、第3の案が出てきました。

「失せ物を見つけるおまじないですけど『部屋の一番高いところにものさしを置くと失くした物が見つかる』と聞いたことがあります。
それを聞いて早速試したことがあるんですが、失くした物が見つかるどころか、ものさしをタンスの上に置いたことをすっかり忘れて、ものさしを使おうと思った時に『ない!ない!』と言って探してました」(Bさん)

かえって探し物が増えてしまうという、皮肉な結果になってしまいました。

そして、はさみさんにお願いするという説だけではなく、「某局の番組ではやかんさんにお願いするという説もありました」(Cさん)というおたよりも。

また、「シュレッターさん、名簿はどこにありますか?と聞いたら?」(Dさん)と、桜を見る会の騒動を皮肉るおたよりも。

ただ、「たぬきがこけた」で、確定申告に必要な領収書が見つかった、お金が見つかった、家の鍵が見つかったというおたよりも届いており、たかがおまじないとは言えないのかもしれません。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年01月24日10時49分~抜粋

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