つボイノリオの聞けば聞くほど

食糧難を救う?未来のお菓子「コオロギのゴーフレット」を実食!

「つボイノリオの聞けば聞くほど」、虫にまつわるイヤ~な体験をあれこれ語り合う「虫のコーナー」。

しかし1月20日の放送で取り上げたのは、将来的な食糧難を救うかもしれない希望の星「昆虫食」。

生産コストが低く、環境に優しい食用コオロギパウダーを練り込んだお菓子を、つボイノリオと小高直子が試食しました。

[この番組の画像一覧を見る]

ゴーフレット1枚にコオロギ10匹

リスナーAさんのおたよりです。

「『食用コオロギをお菓子で気楽に食べて』という記事が、中日新聞夕刊に載っておりました。高崎経済大学4年生の櫻井蓮さんが、食用コオロギをパウダーに加工して生地に練り込んだお菓子を開発して販売しているということです。

将来の食糧難に備えての新たな食材として注目されている昆虫食の普及を目指して会社を設立して、『ゲテモノイメージを変えたい』と試作を重ねているそうです。

開発したのはコオロギのゴーフレットで、タイから輸入した養殖用の食用コオロギパウダーを、一食あたり10匹使用しています。

嫌なニオイもなく、むしろコーヒーのように香ばしい、知らずに食べたら虫が入っているなんて全然気づかないという出来栄えだそうでありまして。

注目したのは、コオロギは牛や豚に比べて飼料が少なくてすみ、短時間で出荷できるということです」(Aさん)

家畜と比べても少ない飼料や限られた土地、低コストで育てることができ、短期間で出荷できるコオロギは、来る食糧難の時代に対応できるのではないかということであるよう。

「2030年のゴーフレット」

「ココナッツミルク味とチョコレート味の2種類で、国立科学博物館やインターネットで
購入できるそうであります。3枚入りで650円、8枚入りで1,520円だそうであります」(Aさん)

「すでに食べた方がみえたら、感想をお聞かせくださいさい」というAさんのリクエストに答え、つボイいわく「豊富な財力」で、この「コオロギのゴーフレット」を取り寄せました!

その名も「2030年のゴーフレット」。

櫻井さんが立ち上げた企業「Futurenaut( フィーチャーノート)」が開発した、まさに「未来のお菓子」です。

「今蓋を開けてみました」

つボイが、実況を開始します。

「虫が飛び出してくるかと思いきや、全然そんなことはありません」

当たり前です。

コオロギ臭なし!

「僕だったらせんべいに大きなコオロギのマークとか色々描くんですけど」と言うつボイと、「海老せんべい方式にジューっと姿焼きとかそういうんでもないのね」と、なんだか残念そうな小高。

コオロギ感が出てしまうと食べられない人もいるだろうという配慮から、パッケージデザインやゴーフレットそのものの見た目は、全く普通のお菓子と変わらないということです。

つボイ「そういう理論はいいでしょう。食べるもんですから、おいしなくてはいかんよ」
小高「これは必須です」

味が何よりも大切という2人、いよいよ初実食。
まずはつボイがチョコレート味に挑戦します。

「ばりっばりっぼりぼりぼり」

つボイの咀嚼音が響きます。

第一声は「なんにも気づかへんね」。

小高はコオロギ臭を心配していましたが、つボイは無言で食べ続けます。

虫だけにムシろおいしい!

つボイ「なんにも感じへん。むしろおいしい!」
小高「虫だけに」
つボイ「ムシろおいしい。考えますねぇ、あんた」

次いで小高が手にしたのは、白のココナッツ味。

小高「うん!パウダーにしたんでしょ。パウダーのザラザラ感も特にないですね」
つボイ「後で口の中に足が出てきたとかヒゲが出てきたとか、そういうのはないです」

「2030年のゴーフレット」のパッケージに書かれた「未来の味」の文字がを見て、「先取りしちゃった、未来の味」と、うれしそうな小高。

「昆虫の世界昆虫を取り巻く世の中もいろんなこういう動きがあるぞと。虫というのはこういう話題もあるということでね」と、口の中をモゴモゴさせながらまとめたつボイでした。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2020年01月20日10時06分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報