つボイノリオの聞けば聞くほど

新記録続出で使用禁止?話題の「厚底シューズ」が30年前にもあった!

今年のニューイヤー駅伝や箱根駅伝で、好記録が続出して話題となった「ピンク色の厚底シューズ」ですが、好記録ラッシュは今年限りかもしれません。

1月16日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、「世界陸連が厚底シューズの使用を規制するかもしれない」というニュースが高い関心を呼んだためか、リスナーから多くのおたよりが届きました。

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そもそも厚底シューズに反対の声

複数の海外メディアが報じたところによりますと、世界陸連が競技用シューズの底の厚さに限度を設け、カーボンファイバー製ソールの使用を制限する新しい規則を設ける方針を打ち出すかもしれないとのことです。

この方針はまだ確定してはいませんが、厚底シューズの使用については、道具に頼るのは良くないという意見があります。

「水泳の水着の時もそうでしたが、メーカーの技術と努力はわかりますが、道具によって記録が伸びるのはどうかなと思います。

選手全員が同じ物を使って競技をするなら良いですけど、厚底シューズを買える選手や買えない選手が出てくると、不公平感は否めません。道具に頼らず、正々堂々と記録にチャレンジして欲しいと思います」(Aさん)

「個人的に言えば、装着すれば打撃力が強くなるボクシンググローブと変わらない気がします。

これは新素材だ、禁止項目に載ってないから違法じゃないんだということで、そんなグローブを着けて相手をノックアウトする世界チャンピオンなんかは、見たくもないです」(Bさん)

やはり禁止には賛否両論

一方でシューズの研究の成果によるものなので、使用しても良いのではないかという意見もあり、賛否両論巻き起こっています。

「これを聞いた時、『えっ、なんで(制限するの)?』と思いました。だって足の負担も減るように開発された靴なんですよね?ケガのリスクも減るし、選手にとっては良いことなんではないでしょうかね」(Cさん)

「トップレベルの人が履いてこそ、真価が発揮できるようです。私も近い将来このシューズで自己ベストを更新したいと思っていた矢先に、この禁止報道。
もし禁止されたら、私自身のモチベーションはダダ下がりです。

大枚はたいて買ったのに使えないと、まさしく"泣きっ面に蜂"です」(Dさん)

30年前に原点があった!?

これだけ話題となった最先端の厚底シューズですが、実は30年以上前、似たようなシューズがあったことをご存知でしょうか。

「よく考えたら、ドクター中松さんのジャンピングシューズと同じ原理ですよね。誰もあのシューズの素晴らしさに気づかなかったのが不思議でなりません」(Eさん)

40代以上の方でないとピンと来ないかもしれませんが、かつて、発明家のドクター中松さん(灯油を入れるポンプを発明したことなどで有名)が、飛び跳ねることができる靴「ジャンピングシューズ」を履いて、バラエティ番組などに出演していました。

「実際に履いたことがある」という体験談はあまり聞いたことがないのですが、なんとつボイは数少ない経験者なのです。

経験者だったつボイノリオ

貴重なジャンピングシューズ体験について語るつボイノリオ。

つボイ「六本木に事務所がありまして、そこへ行きました。当時は誰でも訪ねて行けたので(現在は不明)、30分いくらで貸してくれます。

私は六本木の街で、『30分しか使えんのか!ケチくさいな』言いながら、ピョンピョンピョンピョンと…5分で…」

小高直子アナ「軽やかに速く歩けるわけではないんですか?」

つボイ「歩くと走るの違いは、ジャンプの連続が走るということで、歩くというのは片一方の足が着いてる。あれは、走るためのものですね」

小高アナ「じゃ、走ってみてどうでした?」

つボイ「5分でええなと(笑)。何度も言わせな」

よくよく考えてみると、この30年間であまり靴の見た目は変わっていません。

ジャンピングシューズがさらに進化する日は来るのでしょうか。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年01月16日10時48分~抜粋

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