つボイノリオの聞けば聞くほど

絶滅を救ったカメが100歳で現役引退。

人生100年とか言いますが、100年を現役で過ごすのは、とても難しいことです。

ところがこれを成し遂げた動物がいます。
それはゾウガメ。しかもたくさんの子孫を残して種の絶滅を救ったという立派なカメです。

1月15日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがこのニュースへの反響を紹介します。

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驚異的なディエゴの繁殖力

AFP通信によれば、種を絶滅の危機から救ってきたのは、南米のガラパゴス諸島に暮らす「ディエゴ」という名のオスのゾウガメ。

ディエゴはエスパニョーラゾウガメを絶滅の危機から救う役目から解放され、繁殖施設から自然に返されることになったそうです。

エスパニョーラゾウガメは乱獲や人間がもたらした環境変化により、半世紀前にはオス2匹、メス12匹にまで激減していました。

つボイは「オス2匹…オスにとってはええね。逆やったらオス大変やわ」と、うらやましそうです。

推定100歳のディエゴは、驚異的な繁殖力により、1960年代半ばから “種ガメ”の任を担ってきました。
現在の生息数2,000のうち、なんと800匹がディエゴの子孫だそうです。

つボイ「ものすごく頑張りましたねー」

『ディエゴ』という精力剤

このニュースに感想が寄せられました。

「50年以上も頑張ってきたのですから、さぞやお疲れでしょう。“カメリンガル”があればディエゴの声を聞いてみたいですね」(Aさん)

ここからつボイの妄想がはじまります。
つボイは、「ようやくお役御免でほっとしたなぁ」とディエゴの気持ちになって低い声でささやきます。
「それとも『まだまだ俺はやれる』と言っているか、どっちなんやろう?」。

小高「すでに100歳以上とけっこうなお歳ですよ?」

つボイ「これねー、いろんな精力剤の名前がありますけど、『ディエゴ』という精力剤!
あやかりたいという人に売れるやろうね。
『100歳まで現役、ディエゴ!いかがでしょう。バーン!』や」

「死ぬまで現役」を目指す人に『100歳まで現役』はぴったりです。最高のネーミングになりそうです。中身はディエゴの爪の垢でも入っているのでしょうか?

カメはなぜ長生きなのか

同じニュースについて、Bさんからは「カメが交尾している時の心拍数はどうなのでしょう?」と心配の声。

つボイ「なぜこんなことを書いているかというと、この人は『チコちゃんに叱られる!』からの知識です」とつボイ。

『チコちゃんに叱られる!』(NHKテレビ)の去年の12月の放送で「カメはなぜ長生きなのか」ということについて話していたそうです。

チコちゃんの回答をつボイが真似ます。

「それは心拍数が少ないから~」

小高は「今日はカメやらチコちゃんやら、いろいろやるね」とモノマネの連発にあきれます。

つボイは「これが私のコストパフォーマンスのよさです。ひとり雇っておけばいろんなことやりますよ。ほかの人だれができます、こんなこと」とノリノリの後、「なんでここで営業せないかん!」とひとりツッコミ。

カメ、交尾、100歳と聞いて、つボイの中の何かが活気づいています。

カメが交尾するときの心拍数

つボイのモノマネはさておき、Bさんのゾウガメの心拍数の話に戻りましょう。

「カメの研究一筋35年の愛知学泉大学の矢部教授によりますと、なにかしら心拍数が多い生き物ほど寿命が短く、心拍数が少ないほど長生きすることがわかっているらしい。

心拍数が少ないということは代謝のスピードが抑えられているということで、過剰な活性酸素が発生しないので老化もゆるやかになるということでありまして…」ということで最初に戻ります。

「カメが交尾する時の心拍数はどうなんでしょう?」(Bさん)

つボイ「この人自分に置き換えとるんです」
小高「ここで寿命を縮めてはいないか心配しているのね」

つボイは「ディエゴがどんな動きをするかによりますよね」とよからぬ方向に話を誘導しますが、小高は「どうなんですかね」と軽く受け流します。

ディエゴは繁殖のため、自分の寿命を減らしながら交尾していたかと思うとちょっとかわいそうですね。

カメの頭を…

Bさんは最後に「100歳まで種ガメとしてがんばってきたディエゴの繁殖役は大任ですけど、なにかしらディエゴを見習ってがんばらないといけませんね」と前向きに締めました。

つボイは「いずれにしても係の人は『ようがんばったね』とディエゴの、カメの頭をなでた…というのは想像で言っているだけの話でございます」とちょっとだけエロネタで締めました。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年01月15日09時43分~抜粋

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