つボイノリオの聞けば聞くほど

令和の時代にAIで蘇った美空ひばり、新曲「あれから」で紅白出場!

『つボイノリオの聞けば聞くほど』、音楽を起点にニュースをお届けする「トーマスの箱」のコーナー。

12月2日の放送では、昭和の大スター美空ひばりさんの30年ぶりの新曲「あれから」が流れました。

とはいえ、歌っているのはもちろん美空さんではなく、なんとAI技術で美空さんの歌声を現代に蘇らせたもの。

平成元年にリリースされたラストシングル「川の流れのように」以来、30年ぶりの新曲となります。

[この番組の画像一覧を見る]

「ワレワレハ」的な声?

これは美空ひばりさんの膨大の音声データをAIに学ばせ、AI美空ひばりに新しい歌を歌わせるという試み。

リスナーからも感激のおたよりが寄せられています。

「美空ひばりの歌声をAI技術で再現したのを聴きました。素晴らしい再現技術だと思いました。完全ではないにしろ、今までの私の頭の中には単なる合成音声…」(Aさん)

この「合成音声」という言葉に、「ワレワレハ…」でおなじみの宇宙人のような声を出すつボイノリオ。

「AI今どきそんなん、いないから!」と小高直子にいさめられます。

紅白の目玉

AIと聞いて、「ワレワレハ」の宇宙人の声が浮かんでしまうつボイですが、このAI美空ひばりの声は、AIと言われないと気が付かないような見事な仕上りだと感心した様子。

「今年の紅白の目玉。AI技術によって美空ひばりさんが復活して、新曲『あれから』を歌唱披露するそうです。令和のひばりさん、楽しみですね」(Bさん)

そしてこの曲には、歌だけではなくセリフもあります。

「違和感を覚える方も当然いらっしゃるとは思う」と、小高。

「美空さんの大ファンの方の意見は2つに別れるのではないか「『あー戻ってきたひばりちゃん』と思う方もいれば、『これは私の知ってるひばりちゃんじゃない』と思う方ももしかしたらいるかもしれない」と、小高は様々な意見があって当然と語ります。

「下ネタソングしかないやないの」

つボイは、このAI美空ひばりが紅白歌合戦に出場することで、この先AI村田英雄、AI三波春夫など、昭和の大御所がどんどん復活するのではないかと想像を膨らませます。

「いつも年末年始は忙しいからってお断りしているつボイノリオさんも、本体は『聞けば』をやっていただいて、AIで紅白出場もできるわけですよ」と、斬新な提案をする小高。

つボイ「AIで『金田の大冒険』や」
小高「結局?結局AIに歌わせても下ネタソングしか歌わないんですか(笑)」

つボイ「あかんな」
小高「膨大な過去のデータでもってやるわけやからね、しょうがないわAIも。『下ネタソングしかないやないの』ってAIの判断だわ」

本人だろうがAIだろうが、やはりつボイの曲は下ネタソングになってしまうようです。

「セイカクニウタイナサイ」

「演歌で思い出しましたが、美空ひばりさんに『どうしたら感情をこめて歌えますか
?』と後輩の歌手が尋ねたところ、『あなたの感情なんて関係ない。それよりも正確に歌いなさい』」(Cさん)

美空さんの口調を真似たつボイに、「AIよりへたくそですね、やっぱり」と辛辣な小高。

負けじと「セイカクニウタイナサイ」と、「ワレワレハ」の宇宙人の声を再度披露するつボイに、大笑いの小高でした。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2019年12月02日10時13分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報