つボイノリオの聞けば聞くほど

所得隠し・税の申告漏れはどうやって発覚する?

人気お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんが、1億円を超える所得隠しや申告漏れを東京国税局から指摘されたことが発覚。

昨年12月に修正申告や追徴分の納付は行っていますが、多くのレギュラー番組を抱えるタレントだけに、世間で大きな話題となっています。

10月24日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも、もちろんこの話題が取り上げられましたが、そこはいろいろなとこ所へ話が飛んでいく番組。

パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、税金にまつわるさまざまなたよりを紹介しました。

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脱税はどうやって調べる?

徳井さんは個人事務所を持っており、テレビの仕事などのギャラは、この会社を通じてもらっていましたが、この事務所が2016年から2018年までの3年間、税金について未申告の状態でした。

さらに、2012年から2015年までの4年間に、私的な旅行や洋服代、アクセサリー代などを会社の経費として計上していたことも判明。
会社としては、しばらく経費はかかっていたが、一方で収入はない。でも会社としては倒産せずに存続し続けている」という、妙な状態になっていたわけです。

そんな不自然な状態を見抜いて摘発するのが、国税庁などの仕事の1つです。

「例えばラーメン屋さんなどは、列ができる程客が並んでいるのに、売り上げが少ない時
などは、麺を仕入れる製麺所から調べるらしいです」(Aさん)

つボイ「『これだけ麺を仕入れていて、売上はこれだけですか?』、言うんですよ。別の角度から、割りばしを調べたりもする。割りばしの注文が2倍になってるのに、売上が1/2ですかと。経済活動って、関連してるわけですよ」

おたよりの続きです。

「その他にも、ホテルのベッドでのシーツのクリーニングの数と、部屋の回転率を調べたり、現金で取引する釣り船などは、客になりすまし、現場の客の数をあたって1日の数を出して、年間売上を推測したりしているそうです」

さまざまな方法で、売上を過少申告して税金逃れを図っていないか、調査しているわけです。

大規模な税務調査?

ここで、税務調査の方法について、かつて名古屋でまことしやかに伝えられた噂をつボイが語ります。

つボイ「ホントかどうかわかりません。都市伝説として聞いていただければ。
『愛・地球博』をやってた時(2005年)に、よくヘリコプターが飛んでました。『取材かな?』と思ってたら、あれは違うんやと。

会場の周りの土地持ちの人が駐車場にして収入を得る時に、飛んでみて上から(写真を撮って)、だいたい平均どのぐらい車が停まっているのか調べて、後で申告があるかないか、写真と照らし合わせとるんやと。それぐらい調べると」

この話を信じるか信じないかは、あなた次第ですが、それぐらい税金は厳しく調べられているということかもしれません。

サラリーマンの方にはあまり関係がないかもしれませんが、自営業の方はあらためて税金は正しく申告しなければならないということに気付かされたのではないでしょうか。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年10月24日11時35分~抜粋

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