つボイノリオの聞けば聞くほど

アダルトサイトを見る方、新手のサギにご用心!

最新の時事を取り込みながら日々新しいサギが生まれていますが、一方で古典的な手口にひっかかる人もまだまだ多いです。

とにかくサギの被害を防ぐ方法はサギの手口を知ることです。

10月16日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』「オレオレ詐欺」のコーナーでは、新旧取り混ぜた手口をリスナーのメッセージから紹介していきます。

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何やらせっせせっせと

アダルトサイト系のサギはインターネット初期から存在しますが、最近はこうした手口も登場しているとのことです。

Aさんからのおたよりです。

「アダルトサイトを閲覧しているあなたの姿の映像をばらまくと脅して、仮想通貨を振り込むよう脅迫する、性的脅迫(セクストーション)の被害に関する相談が、継続的に寄せられているそうです。
独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA)が注意を呼び掛けています。

この手口に関する相談が多いらしいです。2018年3月~2019年9月末時点で累計相談は1,300件にものぼり、9月だけでも76件の相談が寄せられています」(Aさん)

つボイ「うちも来ましたから。ああそれか、という人いると思います」

具体的な手口についてつボイが説明します。

つボイ「エッチな画像を見ながら何やらせっせとやる人もいると聞いています。今のノートパソコンにはカメラがついています。『あれを乗っ取って、あなたのせっせせっせ姿を録画してありますよ。これをばらまいて欲しくなければ、仮想通貨を振り込んでくださいよ』、ということです」

小高「よーわからんけど、わかった」

IT系に弱い方だと、カメラ、仮想通貨というキーワードで自制心を失う可能性があります。

つボイはビビらない

実はつボイもこのメールがきた経験があるそうです。

つボイ「私のところにも来ました。でも全然心当たりがないものですから、あったとしても、『ええわ、見したるわ、見たけりゃ。バラまけー』と思って放っておきました。そんなキャラクターと違うぞ!」
 
なんだかカラ元気のような気もしますが…、つボイはさらにAさんのおたよりを読みます。

「IPAによりますと、映像がばらまかれた事例はまだ確認されてないそうです」(Aさん)

つボイ「カメラ機能からやれるかもわからないと思うからみんなビビります。でも私はビビらない」

小高は「確かに1件もないのは安心材料になりますけど、脅された時点で心が弱くなりますから、1例目になる可能性を考えてしまう…」と、不安な気持ちに共感します。

対処法があった!

そこで、つボイは対処法を思いつきます。

つボイ「提案ですけど、カメラのレンズのところにぴたっと紙を貼れば安心です」

小高「昨今、カメラを乗っ取られて部屋をのぞき見されるという被害があるという話を聞いて、女性でも貼っている人がいるらしいですね」

つボイ「その時は貼っておいて、終わったらピッとはがす、安心やわ」

小高「というかいかがわしいところにあまり行かないということですけどね。まずは自分から」

つボイ「簡単に言うな!」

つボイはどうも「せっせ」がやめられないようです。

つボイは「悪い奴がいっぱいです。みなさんも気をつけてください」と締めました。

“ソロ活動”?

その後、この事例に対するリアクションが紹介されました。

「うちの息子にも『エロ動画の料金を払え』という知らせがきて、のこのここちらから電話しやがって、ごちゃごちゃ言ってるのを私が見つけて、主人に代わってもらって、主人が『払ってやるから住所言え』と言ったら向こうから電話切れました。それから電話は来ませんでした」(Bさん)

つボイはこの話に「ちょっと開き直った方がいいですよ」と賛同します。

「今の時代のAV鑑賞はつボイさんは“せっせせっせ”と言いましたが、“ソロ活動”というみたいです」(Cさん)

つボイの「これが最後のおたよりです」で番組は終了しました。

新しい知識が入った気がします。役に立つものもたたないものも。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年10月16日10時01分~抜粋

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