数年後に縮小の動きも…AMラジオの懐かしい思い出

つボイノリオの聞けば聞くほど / ニュース

9月6日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、「AMラジオ放送に終了の動き」という話題について、たくさんのおたよりを紹介しました。

この番組を放送するCBCラジオは中波放送局(AMラジオ)でもあり、リスナーの関心の高さが伺えます。

AMラジオが無くなる理由

8月30日、総務省の有識者会議がAMラジオの放送局がAMをやめて、ワイドFMに一本化することを容認する方針を示しました。

ワイドFMはAMの難視聴地域対策として、一部のラジオ局でスタート。

今まではあくまでも補完的な役割だったものが、逆にワイドFMだけで放送することになる可能性があります。

ワイドFMへの一本化を容認した背景には、AMとワイドFM、2つの電波を使って放送し続けることで設備の維持費用もかかり、ラジオ局の経営を圧迫するということがあるようです。

ただし、すべてのAMラジオが廃止されるわけではなく、決定したわけではありませんが、早ければ4年後にも一部のラジオ局でAM放送をやめる動きも出てきそうです。
(過去記事『4年後、一部のAMラジオ局が聴けなくなるって本当!?』参照)

他の地域のラジオが聴けた

今やradiko(ラジコ)を使って、インターネットでも聴けるようになり、必要性は薄れてきているものの、AMラジオを支持する声は多いようです。

「AM放送はFMと比べて確かに音は悪いですが、遠くの放送局も条件が良ければ聴ける利点があります。
学生の頃、稲沢(愛知県)の実家でラジオを聞いていたところ、偶然京都の放送でやっていたつボイさんの『ハイヤングKYOTO』(KBS京都ラジオ)を受信しました」(Aさん)

「夜になると、北海道から九州まで比較的大きな出力の放送局が聴けて喜んでいたのに、残念なことですね」(Bさん)

昔、受験勉強をしながらラジオの深夜放送を聴いていた時、何気なくダイヤルを回していたら偶然、雑音まじりで他の地域で放送されている番組が聴けて、そこからリスナーになったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、今は"radikoプレミアム"に加入すれば、全国のラジオ局の放送がクリアに聞けるようになったので、昔よりは選択肢は広がったのですが、次のような意見もあります。

「『radikoプレミアム』の支払いをクレジットカード以外でもできるようにしてもらわないと。
こういった話題が、ネット掲示板でしか話題になっていないことが、もっと悲しいです」(Hさん)

学生の方などのクレジットカードが作れない方や、クレジットカードを作りたくないという方にとっては、他の地域のラジオをradikoで聴くことはできないということになります。

AMラジオの懐かしい思い出

また、AMラジオ番組のリスナーさんだけに、AMにはさまざまな思い出を持っているようです。

「小学校の頃、自分が作ったゲルマニウムラジオの音を聴いた時、なにか自分が科学者になったようだ、そんな気持ちがしました」(Cさん)

「radikoができた時、"パソコンで作業をしている時はこれで聴けば良いんだ"と思ったものの、やたら音がクリアで馴染めず、元の小さいラジオに戻りました。なんて古い人間なんでございましょう」(Dさん)

場所によって聴きやすかったり聴きにくかったり、雑音が聞こえたりと、アナログっぽさが良いと感じることもありますね。

AM廃止は困るという声も

AMが廃止されたとしても、ワイドFMやスマホなどで聴くことはできるのですが、廃止に対する不安はあるようです。

「ワイドFMを聴くには対応のラジオが必要となります。余分な出費を余儀なくされるリスナーさんもいるのではないでしょうか」(Eさん)

「(東海3県が受信エリアの)CBCラジオも、FMだけだと岐阜や三重の山間部すべてをカバーするのは無理だと思いますけど……」(Fさん)

「私たちのエリアは、ポケットラジオでもカーラジオでも、基本FMは受信できないへき地なんで、AMの廃止が決まればFMの基地局を増設してくれるんでしょうか。
中学生の頃から慣れ親したAMが無くなるのは寂しいです」(Gさん)

CBCではAMラジオを廃止するかどうかは未定ですが、今までどおりの受信エリアが確保されるのかどうかが、リスナーにとって一番の関心事です。

また、最近日本で大きな災害が起きている中で、AMラジオの役割があらためて見直されており、果たして廃止して良いのかどうかという意見もあります。

これらの不安に対し、小高直子アナウンサーは「急にAM放送がなくなるということではないですし、AM放送が聴こえなくなる所があるとか、いろいろな問題がありますので、今後どうするのかという対策を含めて、(ワイドFM一本化への)道筋ができましたということです」と説明しました。

最後にパーソナリティーのつボイノリオは、「AMラジオがなくなるという話が持ち上がってくるのは、ちょっと寂しい気もしますが、これからも私も頑張るぞという気持ちになっております」と、思いを新たにしました。
(岡本)
 
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2019年09月06日09時29分~抜粋

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