有名シーンの再現「ビートルズはOK、ローマの休日はダメ」な理由

つボイノリオの聞けば聞くほど / カルチャー

有名な映画の名シーンや、好きな曲のCDジャケットに写っている場所と同じ所で記念写真を撮ってみたいと思ったことはありませんか?

8月9日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、今や観光スポットとなったある場所で、観光客に対する対応について、イギリスとイタリアで真逆の状況が起きているというニュースを取りあげました。
いったい、どんなシーンのことなのでしょうか。

パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサー、そして若狭敬一アナウンサーの3人でトークを展開しました。

景観が悪化して再現中止へ

まずは、あの名画のシーンで有名な場所に関するイタリアのニュースです。

映画『ローマの休日』で、女優のオードリー・ヘップバーンさんが座ってジェラートを食べるシーンで有名なローマ中心部のスペイン階段で、このほど座ったり寝そべったりすることが禁止されることになりました。

地元メディアによりますと、今月から違反した観光客に笛を鳴らして警告するという、警察による取り締まりが始まったとのことです。

ローマでは2012年に、歴史的建造物が近くにある広場での飲食を禁じるという条例がすでに施行されており、スペイン階段でジェラートを食べることは原則禁止されていたのですが、観光客が飲食をしてゴミを散らかすことが問題視されていました。

悪質な場合は最大で400ユーロ、日本円で約47,000円の罰金が課されるということです。
 

あの有名なジャケットをマネる人が続出!

もう1つ紹介したニュースは、ビートルズの有名なレコードジャケットに関するものです。

ビートルズの大ヒットアルバム『アビイ・ロード』で、メンバー4人が1列に並んで横断歩道を渡る有名なジャケット写真が撮影されてから50年経った今月8日、今も残る横断歩道にファンなどが殺到し、記念撮影を撮っていたとのことです。

写真は当時、曲の収録を行っていたスタジオの前で撮影したものだそうですが、今や世界中からファンが訪れ、名所になっているそうです。

イギリス政府は2010年にファンの聖地として、この横断歩道を歴史遺産に指定しています。

スペイン階段の場合はマナーが悪いために迷惑がかかっているなど、単純に比較はできませんが、観光客への対応が全く違う状況となっています。

つボイ「いま改めて(ビートルズのジャケットを再現させた)写真を見ておりますけど、(実際のジャケットには)4人が渡ってる向こうに車が駐車してるんですよね。そこまでするんやったら、右側に黒い車、左側に白い車も同じように並べといて欲しいなと思いますよ」

いっそのこと、8月8日は再現イベントとして毎年車を置いておくと、さらに殺到してしまうかもしれません。

つボイ「それで4人集まって、1人だけ裸足で歩くと。(実際のジャケットで唯一裸足だった)ポール・マッカートニーは、なぜ1人だけ裸足なのかということで、死亡説まで出たんですよ」
 

ジェラートを食べる人は減った?

話を『ローマの休日』に戻しますが、小高アナはかつてローマに行ったことがあるそうです。

小高アナ「その時は(飲食を)禁止されてなかったので、めちゃめちゃジェラート屋さんがあったんですけど、どうなったのかな?(店が減ってたら)かわいそうにとか思ったり」

ジェラートの販売自体を禁止されているわけではないでしょうが、映画のシーンがそのまま再現できないとなると、ジェラートを買う人は減っていそうです。

ただ、ゴミが多くて困るということですので、やむを得ない措置だと思われます。

観光スポットを維持するためには、マナーを守ることが大事なようです。
(岡本)
 
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2019年08月09日11時10分~抜粋

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