5月6日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、10連休最終日となったこの日は、「咲江レディスクリニック」の丹羽咲江先生を迎えて「こどもへの性教育」を特集しました。
今回、つボイノリオと小高直子が電話でインタビューを行ったのは、高校在学中にYouTubeで性教育の発信を始めた女子大生・中島梨乃さん。
YouTubeで性教育を語る理由について語ってくれました。
JKがYouTubeで性教育を発信しはじめた理由
お腹を殴れば大丈夫?
今年の3月まで愛知県の私立高校の女子高生だった中島さんは、現在は慶應義塾大学の1年生。
高校3年生の時に、YouTubeやTwitterで同じ世代の女子に向けて性教育を始めました。
「中学生で妊娠なんかしないよ」「あとでお腹を殴れば大丈夫だから避妊しなくて大丈夫」
中学1年生の頃、当時付き合っていた彼氏にこう言われていたという中島さん。
次の生理を心待ちにするほど悩んでいたそうです。
周りの友達も同じことで悩んでいる子が多く、「大人がしっかり性教育をしてくれないなら、私がやろう」と思い立ったことが、性教育YouTuberになったきっかけだといます。
高校3年生の時に、YouTubeやTwitterで同じ世代の女子に向けて性教育を始めました。
「中学生で妊娠なんかしないよ」「あとでお腹を殴れば大丈夫だから避妊しなくて大丈夫」
中学1年生の頃、当時付き合っていた彼氏にこう言われていたという中島さん。
次の生理を心待ちにするほど悩んでいたそうです。
周りの友達も同じことで悩んでいる子が多く、「大人がしっかり性教育をしてくれないなら、私がやろう」と思い立ったことが、性教育YouTuberになったきっかけだといます。
悩んでいるのは自分だけじゃない
「妊娠したかもしれない」「生理が来ない」という子が多く、性教育を広めるため立ち上がった中島さん。
「最初は相談に乗ったりするところから初めて、発信していったら悩む前に性の知識を届けられる」と思ったそうです。
YouTubeで中島さんは顔と実名を出し、自身の経験談も赤裸々に語っています。
「実名とか顔も出しちゃってるっていうのは、怖いとか思いませんでしたか?」という小高の問いに「確かにちょっと怖い部分もあるっちゃあるんですけど」と中島さん。
しかし、「間違ったことをしているわけじゃない」と自信を持ちました。
「顔や名前を出して経験談を語ることで、同じ悩みを抱えてる人の悩みが少しでも軽減されたらなって。悩んでるのは自分だけじゃないんだと思ってもらえたらいいなと思って」
とはいえ、ネット上で「高校生のくせに」などのバッシングを受けることも少なからずあるといいます。
「最初は相談に乗ったりするところから初めて、発信していったら悩む前に性の知識を届けられる」と思ったそうです。
YouTubeで中島さんは顔と実名を出し、自身の経験談も赤裸々に語っています。
「実名とか顔も出しちゃってるっていうのは、怖いとか思いませんでしたか?」という小高の問いに「確かにちょっと怖い部分もあるっちゃあるんですけど」と中島さん。
しかし、「間違ったことをしているわけじゃない」と自信を持ちました。
「顔や名前を出して経験談を語ることで、同じ悩みを抱えてる人の悩みが少しでも軽減されたらなって。悩んでるのは自分だけじゃないんだと思ってもらえたらいいなと思って」
とはいえ、ネット上で「高校生のくせに」などのバッシングを受けることも少なからずあるといいます。
母親との議論
中島さんの活動はご両親も認めていて、母と性教育のありかたについて意見を交わすこともあるそうです。
例えば「いつから性教育を始めるべきか」という議論。
「最低でも5歳から始めるべき」という中島さんに対し、お母さんは「高校生ぐらいでいいんじゃない」と平行線。
しかし、「中学生は妊娠しない」「お腹を殴れば大丈夫」などの中学生男子の勝手な理論を考えると、確かに高校生からでは遅すぎるといえます。
「でもお母さんの『高校生からでもいいんじゃない』っていう親の気持ち、ちょっぴりお母さんが言うのもわからんではないしな」と、自身も娘を持つ小高としては、やはり心中複雑であるよう。
例えば「いつから性教育を始めるべきか」という議論。
「最低でも5歳から始めるべき」という中島さんに対し、お母さんは「高校生ぐらいでいいんじゃない」と平行線。
しかし、「中学生は妊娠しない」「お腹を殴れば大丈夫」などの中学生男子の勝手な理論を考えると、確かに高校生からでは遅すぎるといえます。
「でもお母さんの『高校生からでもいいんじゃない』っていう親の気持ち、ちょっぴりお母さんが言うのもわからんではないしな」と、自身も娘を持つ小高としては、やはり心中複雑であるよう。
緊張して死ぬかと
「詳しい知識的な内容は、知り合いの産婦人科の先生に台本をチェックしてもらってから撮るようにしている」という中島さん。
例えば、ピルに関する動画では、「もうちょっとピルを飲むハードルを下げてほしいから、明るくいいところを話したらいいんじゃない?」と助言をもらったそうです。
これは「JKがピルをもらいに産婦人科へ行ってみた!」というタイトルでYouTubeにアップされています。
初めて産婦人科の門をくぐった中島さんの感想は、「最初は緊張して死ぬかと思いました」。
それでも「まずは自分が何が怖いかを分析して、それが多分同年代の悩みでもあると思ったので。それを産婦人科で並んでる時もずっとメモってました」と、分析をしていたといいます。
例えば、ピルに関する動画では、「もうちょっとピルを飲むハードルを下げてほしいから、明るくいいところを話したらいいんじゃない?」と助言をもらったそうです。
これは「JKがピルをもらいに産婦人科へ行ってみた!」というタイトルでYouTubeにアップされています。
初めて産婦人科の門をくぐった中島さんの感想は、「最初は緊張して死ぬかと思いました」。
それでも「まずは自分が何が怖いかを分析して、それが多分同年代の悩みでもあると思ったので。それを産婦人科で並んでる時もずっとメモってました」と、分析をしていたといいます。
親の反応
小高「何が怖かったですか?自分で分析してみて」
中島さん「産婦人科選びって大切だと思ってて。10代がピルを飲むことに対してよく思わない先生がいたりするので。あと保険証いるかなとか、お金いくらかかるんだろうとか、内診あるのかなとか」
小高「保険証いるかなっていうのは、何か理由があるんですか?」
中島さん「親にいうハードルが高くて、ピルをもらいにいけない子っていると思うんですよ。だから、自分で決めたことはしていんだよ、みたいな。親の許可じゃなくて、自己責任で」
保険証を使うと、どこの病院に行ったというリストが後日家に届きます。
そこで親が「えっ?何産婦人科ってえっえっ!」という風になると困っちゃうからと気づいた小高。
「本来は親も理解してほしいんですけど、難しいところ。怒られたりする人もいると思うので」と中島さんが話すように、親の反応も高校生にとっては大変に切実な悩みであるようです。
中島さん「産婦人科選びって大切だと思ってて。10代がピルを飲むことに対してよく思わない先生がいたりするので。あと保険証いるかなとか、お金いくらかかるんだろうとか、内診あるのかなとか」
小高「保険証いるかなっていうのは、何か理由があるんですか?」
中島さん「親にいうハードルが高くて、ピルをもらいにいけない子っていると思うんですよ。だから、自分で決めたことはしていんだよ、みたいな。親の許可じゃなくて、自己責任で」
保険証を使うと、どこの病院に行ったというリストが後日家に届きます。
そこで親が「えっ?何産婦人科ってえっえっ!」という風になると困っちゃうからと気づいた小高。
「本来は親も理解してほしいんですけど、難しいところ。怒られたりする人もいると思うので」と中島さんが話すように、親の反応も高校生にとっては大変に切実な悩みであるようです。
Twitterで悩み相談
中島さんの動画を見ている世代は、半数が13歳~17歳。
TwitterのDMには、悩み相談も寄せられるそうです。
まさに中島さんがターゲットにしている世代で、動画をあげている手ごたえを感じているとのこと。
今年の4月から大学生になった中島さんですが、これからも動画はどんどんアップする予定だといいます。
次は、助産師のシオリーヌ(大貫詩織)さんと「大学生向けに『かかりつけの産婦人科の見つけ方』」について話し合う動画なんだそう。
TwitterのDMには、悩み相談も寄せられるそうです。
まさに中島さんがターゲットにしている世代で、動画をあげている手ごたえを感じているとのこと。
今年の4月から大学生になった中島さんですが、これからも動画はどんどんアップする予定だといいます。
次は、助産師のシオリーヌ(大貫詩織)さんと「大学生向けに『かかりつけの産婦人科の見つけ方』」について話し合う動画なんだそう。
今度も性教育を発信
高校生の時の自分の目線と、大学生の目線は変わったという中島さん。
「例えば、大学生になると高校より自由になるじゃないですか。知識を持たないまま、セックスをする人が増えると思うんです。お酒も入るかもしれない」
大学生になると自由が増えるのに、高校生の頃と知識は変わらない。
その部分をなんとか埋めていきたいという気持ちだといいます。
「これだけの反響があるということは、いかにこの年代の子たちが知識を得ていないのかというところ」と、中島さんの活動に納得のつボイ。
これからも性教育を発信し続けるという中島さん。
性に悩める女子中高生を救う唯一無二の存在です。
(minto)
「例えば、大学生になると高校より自由になるじゃないですか。知識を持たないまま、セックスをする人が増えると思うんです。お酒も入るかもしれない」
大学生になると自由が増えるのに、高校生の頃と知識は変わらない。
その部分をなんとか埋めていきたいという気持ちだといいます。
「これだけの反響があるということは、いかにこの年代の子たちが知識を得ていないのかというところ」と、中島さんの活動に納得のつボイ。
これからも性教育を発信し続けるという中島さん。
性に悩める女子中高生を救う唯一無二の存在です。
(minto)
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