つボイノリオの聞けば聞くほど

令和最初の日に紹介した、平成最後に届いたメッセージ

元号が令和に変わった5月1日。
この日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、平成の最後にリスナーから寄せられたメッセージを紹介しました。
中には天皇陛下の御苦労を考えさせられるものもありました。

[この番組の画像一覧を見る]

どちらも初日は雨

小高「皆さんにはちょっと平成にタイムスリップしていただいて」
つボイ「昨日のこっちゃわ。大げさに言わんでいい。『時の経つの早いですね。本当に平成が昨日のことのように思われます』…って昨日や、言うの」

「東三河は水不足なので天の神様がちゃんと雨を降らせて下さったんですね。ありがたい雨。なんと平成最後の雨です。雨さんありがとう」(Aさん)

つボイ「この雨も元号をまたぎましたね。元号をまたいだ雨が降っております」

調べてみると、確かに平成元年最初の日である1989年1月8日も全国的に雨でした。
 

平成と比べて

「昭和の終わりは陛下のご病状から覚悟はしつつも、驚きと悲しみの中にあったことを今でも覚えております。そんな中での新元号平成はとても慌ただしく、またとてもではありませんがお祝いとは程遠いもので、現に自粛自粛で様々なイベントが掻き消えてしまい、文字通りバブル最後の残り火を消すものでありました。

今回のように国を挙げての祝賀ムードで新たな元号を迎えることができますのは、ひとえに陛下の我々国民に対するお心遣いによるものだと思います。そんな陛下のお心に感謝しつつ、行く時代に思いを馳せたいと思います」(Bさん)
 

陛下に思いを馳せる皆さん

「とうとう今日、退位の日が来ましたね。一昨年6月に特例法が成立した時は3年は長いと思いましたが、過ぎてしまえばあっという間でした。でもその期間中に、天皇皇后両陛下は国民に寄り添い象徴天皇として生きてこられました。これからはゆっくりしていただきたいと思います」(Cさん)

「平成12年に京都に旦那と旦那父母と遊びに行き、偶然なんですが陛下と皇后様に会えました。あまりにも偶然で、ありがたく至近距離で手を振ってくださり幸せでした」(Dさん)

「テレビを見ていても、ほとんどの人から感謝という言葉が出て、本当に天皇皇后両陛下に感謝です」(Eさん)
 

陛下のご苦労いかばかり

つボイ「天皇のお言葉の中にも『国民に感謝』とありました。お互いに感謝、感謝。良い関係じゃないですか。国民の象徴が天皇陛下です。象徴ってなんや?『象徴』の内容については、どこにも一文も書いてない」

どこをとってもこれが日本、これが日本国民、それを具象化したのが天皇です。
だから陛下がみすぼらしい格好をしておられると、日本はみすぼらしいと思われます。
陛下が派手な格好をしておられると、日本はそう見られます。
では、何が良いのでしょうか?と続けるつボイ。

「あのお姿、そして、人に対する有りよう、被災地に対する思い、あの御心持ちは日本人の心ですよね。日本はこうだ、ということを具象化しているのが天皇の有りよう。
日々の生活、一挙手一投足が日本国民を表す象徴です。だから苦労なさったと思いますよ」
 

陛下の身になって考える

昭和の終わりから平成にかけて、つボイはKBS京都でラジオ番組を担当していました。
この放送局は京都御所のすぐ近くにあり、つボイは天皇陛下を身近に感じて暮らす京都の人々から影響を受けたと語ったことがあります。

つボイ「こんなことはないと思いますが、皆さんがもし、天皇になったとしたら…。誰が見ても日本の象徴や、と言える生活をいっぺんやってみいって言われたら迷いますでしょ?

自分が天皇だったら、お辞儀の仕方から、歩き方から、服装から、どうしようと思いますやん。どこにも答えがないのに、それをやってこられたんですよ。で、最後はみんなが感謝してます。天皇陛下もありがとうです」
 

さらば平成

「私たちは平成で溜めた不要な物を令和に持ち込まないように、必死に片付けをしております。卒業アルバムやこどもの小さい頃の写真。壊れたプリンター。 VHS のビデオテープといった懐かしいものが出てくる度に思い出話も出て捗りません。その中からこの番組で頂いたトイレットペーパーも出てきました」(Fさん)

「グッズでありました」と懐かしむ小高。

「嬉しいものはこうやって保存してあるんです。昨日まで捨てるためのゴミ袋、45リットルのすでに15袋。よくぞ、こんなに貯めたなと感心しております。今日も放送を聴きながら頑張ります」(Fさん)

すっきりと令和を迎えたのでしょうか?

「今日は平成最後のイオンの安売りです。肉じゃがを作って帰省中の家族と平成最後の晩餐をしみじみ味わおうと思います」(Gさん)

平和な平成の終わり方だったようです。

「飲食店定休日なんで、昨日、平成最後の領収書を書いて、お客様に、『これ、平成最後の領収書ですよ』 と、ちょっともったいぶってお渡しをいたしました」(Hさん)

平成と書く最後の日付。皆さんの平成最後の日でした。
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2019年05月01日10時02分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報