つボイノリオの聞けば聞くほど

浮気現場を探せ!恐怖のラブホ大捜索

ホテルでは愛を育んだり、休息をとったり、日々いろいろなことが行われています。時には恐怖を感じる出来事もあるようです。

4月4日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「ホテルのコーナー」では、恐怖のラブホ体験ツアーをしたリスナーからのおたよりが紹介されました。

つボイと小高直子アナウンサーはついその話に引き込まれてしまいます。高まる恐怖、そして意外な結末とは…。

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恐怖のラブホツアー

そのAさんからのおたよりはこんな書き出しでした。

「20代の友だちMちゃんから『一生のお願い』と頼まれ、ホテル回りを付きあわされました。今となれば、あれはプチツアーみたいで恐怖でもあったと思います」

つボイ「これは20年くらい前のお話ですね。『恐怖でもあった』とはどういうことでしょうか」

「実家は田舎。さびれたホテルをあわせて隣の市まで行っても12軒ほどしかありません。
Mちゃんの『一生のお願い』というのは、“彼の浮気現場突入作戦”に付きあってという話でした」

つボイは「12軒探し回るんや、いま怪しいの、彼が。付き合って!」と臨場感を盛り上げます。
小高は「どうやって?」と、引き込まれていきます。
 

7軒目に「あったでー」

Aさんのおたよりは続きます。

「車の中でいろいろ彼の話を聞かされ、すでに車内は恐怖のブラックボックス状態。
Mちゃんの怒りは富士山が噴火したのか?と言いたくなるくらいの爆発状態。

話を聞きながら、内心『彼の車が発見されませんように』と願っておりましたが、私の気持ちはあっさり裏切られ、7軒目をツアーしたときに発見しました」

ラブホの車のナンバーを隠す板をはずしたMちゃんのひと言、「あったでー」。

怖い、このひと言。

「あかん、悪魔の目になっている」と、Aさんは思ったそうです。
 

「ピンポン!」

そのホテルは1軒ずつ平屋の造りで入り口にピンポンがあるタイプ。
それを見てMちゃんは「行くで」と私の手をとり、「ピンポン!」とチャイムを押し言いました。

「受付です」

Mちゃん、感情は高ぶっているわりに行動は冷静です。「受付」と言えば、彼は疑いません。

「私、心臓爆発しそうで、どうか扉が開かないようにと願うが、なんでか開いちゃいました。そこには彼が…あぁ、ナンマイダ~」(Aさん)

つボイは「ここで宗旨がわかる」と、妙なところにつっこみを。
 

修羅場から平和な結末?

Aさんのおたよりも最後の山場です。

「もう拝むしかない私。で、その後は、怖くて書けません」

え、いいところなのに、これで終わり?
つボイ「でも、あと4行あります」

「ただ浮気相手は共通の友だちだったということで、Mちゃんより私が友だちに激怒したのは間違いありません」

小高「そこまでは後ろ向きだったのに相手を知った時にAさんが怒った」

ますます修羅場です。
つボイ「あと2行あります」

「まさにドラマみたいな場面で…。
その後、Mちゃんとこの浮気男は結婚しました。そして結婚式で友人のスピーチを頼まれ、まさか浮気現場突入作戦で愛を深めた、なんて言えなく、ウソばっかりのスピーチで平和に収めましたとさ」(Aさん)

めでたし、めでたし?
 

日々ドラマを生む、ラブホ

つボイはこの結末に疑問があるようです。

「男連中はなんやかんや言うよ。友人代表として、『実は私新郎の秘密を知っておりまして』。いらんことを言う奴がおるよ。
女子はウソばっかり、『幸せそうなお二人で安心しました』…」

小高はそれを引き受け「『随分長い間付き合って、その間、二人はいつもラブラブで私なんかジャマモノ扱いされちゃったりもしました』」と若い娘風の声で。

「しかし、頭の中では『ピンポン!』が浮かんどるわけや」と、つボイは追い込みます。

あのときの『ピンポン!』は20年間、Aさんの心に恐怖として残りました。しかし、結婚後、当の二人が幸せなら何も言うことはありません。

つボイは「いろいろラブホテルを絡めて、いろんなドラマがあるということでございます」と、きれいに締めました。

ラブホの数だけドラマがある。今日もいろんなドラマが進行中です。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年04月04日10時05分~抜粋

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