つボイノリオの聞けば聞くほど

言い間違い、聞き間違いは当たり前…バカ娘特集。

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「バカ息子・バカ娘」のコーナーは、もとは塩見啓一アナの娘さんのエピードから始まったものです。
3月26日の放送では、その塩見アナが小高直子アナとともに、リスナーから寄せられた「バカ息子・バカ娘」のおたよりを読み上げました。

塩見は「長女も昨年の秋に結婚しました。バカな男も世の中にいるなと思いましたけど、末永くしあわせにやってくれればいい」と語りました。

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パンとくれば“パンツ”

今日は塩見アナがパーソナリティということもあってか、娘さんについてのおたよりが多かったようです。

「私にも塩見さんの娘さんと同じ年頃のバカ娘がおります。先日、家族と外食して、私が食べきれないパンを持ち帰りました。『パンつぶれないように袋をふくらませてきたわ』と言ったら、娘は『パンツ蒸れないように』と、聞き間違えました。
似ているけど、どうしてそうなるの?
確かに、我が家は主人と『聞けば』の影響をうけてエロ教育をしてきたことは認めますけど」(Aさん)

塩見は「男だと大変ですね。『パンツ蒸れないようにふくらましてしまう』、どんなんですか?という話です」
 

振袖と女ごころ

バカ娘も成人式がきたら、振袖姿になります。

「来年、我が家のバカ娘は成人式なので、振袖の展示会に行ってきました。娘が気に入ったものと店員さんイチオシと二点を比較しながら試着しました。

ここでも期待通りのおバカ発言。
『どうしよう、決めれない。黒にして白をほかの人に着られることがムカツク。白にして黒を他の人が着て似合ってたらムカツク。かわいい子が着て似合ってたらマジでいやだわ』と言い放ちました。
結局、白を基調とした柄のものにしました。『来年の成人式は黒を着た子を見つけたる』と言ってました」(Bさん)

小高は「他の子が着てるのを見ると、いろいろ思うものですよ」と女子の心情を察します。
 

“ムッソリーニ”食べた?

聞き間違い、言い間違いはよくあるようです。

Cさんは「アクア・トトぎふ」に行ったそうです。
娘さんが「このタピオカっていう動物…」と言い出しました。
「どんな動物?」と聞くと、「タピオカは小動物で草食べるよ」。
Cさん「それはカピバラ!」

惜しい気がします。

小高「タピオカは丸いカエルの卵みたいな食べ物ですね」

そこで塩見は「思い出しました」。

「次女が低学年だったころに、家でリゾットを食べた。次の日に学校に行って『昨日、何食べたか言いましょう』に次女は『ムッソリーニ』」

小高「なぜ!?」

塩見「ムッソリーニはイタリアの独裁者の名前ですね。
リゾットが思い浮かばなくて、ムッソリーニ。先生が黒板にムッソリーニと書いたそうです。
先生もそういう食べ物がないことはわかるでしょうに」

小高「タピオカがカピバラは想像できますが、ムッソリーニからは何も想像できません」
塩見「うちの子がどうしてムッソリーニを知っていたかは謎ですが。姉だけではなくて、次女もそうだったということです」

塩見家はなかなかユニークな家族のようです。しかし、どこでムッソリーニが出てきたのでしょうか。

番組最後で、「カッペリーニが頭にあってそれがムッソリーニに変換されたのではないでしょうか」というお便りが来ました。
が、カッペリーニも食べさせたことはなかったということで、この説は却下されました。ムッソリーニは謎のままです。
 

泥船にのったつもりで…

「娘が急に『温泉に行こう、いつも忙しいからゆっくりしよう』と言ってくれました。
フリーターなのでそんなに収入はありません。車で15分くらい長良川沿いの老舗旅館に決まりました。その代わり料理は“松”です。ちょっと不安なので、私もお金を持っていくことにしました。

『先日給料日だったので、お母さん、お金持っていかなくていいよ。余裕あるから』と娘。

それでも私が不安なので持っていこうとしたら『お母さん大丈夫だから!黒船に乗ったつもりで…間違えた、泥船、大船かー。やっぱり不安だから、お母さんお財布持ってていって』」(Dさん)

言い間違えは多くても、お母さん思いのいい娘さんですね。
 

修学旅行で財布忘れ…

最後は、娘思いの親のお便りです。

「高校生の娘が今日から修学旅行に行きました。ハイテンションででかけたのはいいのですが、先ほど電話があり、財布を自分の机の上に忘れたと。日ごろから忘れ物が多いので心配していましたが、その通りのことが起きました。泣いていました、娘。

そんなことがあろうかと旅行鞄の底にテッシュに包んだ2万円を布製のガムテープで貼り付けておきました。日頃言われたことのない『ありがとう』を、何回も何回も言われました」(Eさん)

小高「よかったですね。だけど、普通に財布持っていったあげく、2万円あると使われたら、えらいこっちゃけど」

塩見「この方はそんなことも全部わかった上です。でも、それなら行く前に『お財布持った?』と言えばすむことです」(笑)

娘を信じて送り出す。でも、もし旅行先で困ったらと思って、前日に娘に知られないように鞄の底に2万円を貼り付けている親の姿、ドラマ『北の国から』みたいで泣けます。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年03月26日10時01分~抜粋

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