つボイノリオの聞けば聞くほど

ゴーン氏保釈時の変装騒動、場外で大きな話題に?

3月8日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』、金曜日は「おたより復活デー」。
読みきれなかったおたよりについて、つボイノリオとCBC小高直子アナウンサーが紹介しています。

今週大きな話題となったのは、6日夕方に日産自動車の前会長カルロス・ゴーン氏が保釈されたニュースでしたが、リスナーはどんな感想を抱いたのでしょうか?

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今年のハロウィンは作業着で!?

日本を代表する企業の会長が逮捕されたという大きな事件とはいえ、ゴーン氏の勾留期間は100日以上に渡っており、その長さが問題視されていました。

それがようやく保釈され、その保釈金は10億円と巨額であることが報じられました。

しかし、保釈の際に最も話題となったのは、ゴーン氏の変装姿。作業員のような格好だったのですが、周りに警察関係者が取り囲んでいたため、バレバレ。

後に弁護士がブログで、この作戦は失敗だったと認めています。

「ゴーンさんの作業着の件で、(作業着を販売している)会社に問い合わせが殺到したらしいですが、上下合わせて6,800円ではないかということです。僕も電話しましたが…」(Aさん)

つボイ「私が聞いたのは、9,800円ぐらいとか。店に寄るんでしょうし」

小高アナ「みんな忙しいねんから控えてあげてよ!」

「反射材が入った作業着を着てたら、ゴーンさんやないかと思ってしまいます」(Bさん)

つボイ「今年のハロウィンは決まってしまいましたね」

渋谷の交差点に多数いると、もはやお祭りなのか交通整理をする人なのか、分からなくなってしまいそう。

作業着の変装はかなりインパクトがあったようで、完全に思惑とは逆方向に行ってしまったようです。
 

変装騒動はゴーン氏に不利?

そして、変装の失敗は今回だけのことではなく、今後ゴーン氏に不利な状況となるのではないかという意見もあります。

というのも、今回保釈された理由の1つに、弁護側から「これだけの条件を提示しますので保釈してください」とお願いしていたからです。

その条件とは「居住地の制限」、「インターネットの禁止」、「監視カメラの設置」などで、逃亡や証拠隠滅はしませんよとアピールするためにもかかわらず、今回自らが変装したのなら、今後また変装して外に出たり、関係者が変装して家に入ってきたりするのではないかと取られかねないというわけです。

とはいえ、これだけ分かりやすい変装なら、今後もバレるのかもしれませんが…。
 

変装には裏の目的が?

ただ、変装が失敗したという意見が多い中で、むしろ成功ではないかという意見も届いています。

「事件の本質の見逃し・すりかえ(に繋がる可能性がある)。
例えば、後に記者会見を行う際に、本当は『会社のお金が…』と聞くところを、『あの作業着…』と聞いて、(話題の中心が)そちらの方に行ってしまうことからすると、そういう作戦もあったんじゃないでしょうか?」(Cさん)

ここで小高アナが、ワイドショー番組などに対して警鐘を鳴らします。

小高アナ「昔っからこういう底辺のことばっかりで話題を広げてきた『聞けば-』以外はやったらアカンのです。他の番組は本質を追求していただきたい」

つボイ「作業着でワーッって言うのは、ウチの番組だけで良いんですよ」

うがった見方ではありますが、記者会見では作業着で時間をとられないようにして欲しいものです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年03月08日09時11分~抜粋

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