つボイノリオの聞けば聞くほど

話題の昆虫食。初心者向け、上級者向けの昆虫って何?

冬籠りの虫が一斉に這い出てくるという「啓蟄」の頃。

3月7日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』「虫のコーナー」では、「これから早くも害虫との戦いが始まります」と気合いの入ったおたよりが届いています。

ところが、近頃では人間と虫との戦いも様変わりしているようです。

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ヘクサンボ

まずは、やっかいなカメムシについてのおたより。

「こちら岐阜県白川村の冬の積雪は少なく、例年より春の訪れが早いようです。暖かくなると家の隙間などで冬眠していたカメムシ、白川村の方言で『ヘクサンボ』と言います。

おとなしくしてればいいですが、ブンブン飛び回るし、ちょっかい出すと悪臭を出すし、困った虫です。真冬でも、暖房で温められた部屋に春と勘違いして現れて、蛍光灯をつける紐のまわりをぐるぐる飛びます。

こいつに比べたらG(ゴキブリ)なんて全然マシ。夏は野山にいるようですが、秋は冬眠のため家に大集合します」(Aさん)

つボイ「頭いいやつですね。冬の過ごしにくい時期には人の住んでいる家にいる」

ちなみに「ヘクサンボ」は白川村からも近い富山県、石川県などで使われているようですが、つボイは呼び名が気に入ったようで何度も連呼します。
 

カメムシソウ

このカメムシの臭いに一番近い食べ物がある、とのおたより。

「昨夜、人生初のパクチーを食べました」(Bさん)

嫌な流れと思ったか、パクチーが大好きな小高直子アナは「『今年の一皿』に選ばれるくらい流行ってるよ」と予防線を張ります。

つボイはおそるおそる「別名・カメムシソウとか呼ばれてませんか?」と尋ねます。

「パクチー特集などの番組を見て、かねてから嫁さんにリクエストしていました。念願叶ったはずなのに、特に変なニオイもしない、今日は生で食べてみようと包丁を入れた瞬間、うわ~この臭いはどこかで嗅いだ臭いだ!その正体は…カメムシ。

一気に食欲が失せました。人生で初めてサラダで食べましたがダメでした。

カメムシ食べたらこんな味がするのかな。虫ってどんな味がするんだろう?つボイさん、小高さん、食べたことありますか?」(Bさん)

「どっちを?パクチーならあるよ」とやや好戦的な小高。

つボイ「食べ物は個人個人違います、私も言いにくいです」

つボイはパクチーが苦手なようです。
 

昆虫食自販機が人気

「虫ってどんな味?」という繋がりで、Cさんから紹介された情報です。

熊本市中央区に登場した昆虫食の自販機が話題を集めています。
設置したのは市内で風船グッズを販売する友田敏之さんで、食糧難や環境問題について知人と語り合ううちに昆虫食に興味を持ち、昨年11月から自販機で販売を始めました。

商品は10種類あり、中でも原型をとどめた塩味コオロギ(1,300円)の人気が高いそう。
コオロギの味は甲殻類に似ているそうで、友田さんによれば「マヨネーズと一味唐辛子で食べるとおいしい。ゲンゴロウやタガメは上級者向けですね」とのこと。

小高「臭いなのか、歯ごたえなのか、どっちが『上級者向け』なのでしょうかね」

「上級者」という表現がツボですね。
 

初心者用と上級者用?

つボイはタブレットをのぞき込む小高に気が付きます。
小高はこの商品を卸している昆虫食の製造販売会社「TAKEO」のホームページを見ていました。

小高「ホームページを見ると、チョコレートコーティングされたバッタとかありますよ」

それを見た虫嫌いのつボイ、思わず「うわぁー!」と声をあげます。

「昆虫を育てて食べるという選択肢。欧米でビジネスとして広がっていますよ。欧米を中心に食料や動物用飼料として、コオロギなど」(Dさん)

小高「コオロギは"初心者用"なのでしょうね」

つボイは「タガメとかになるとちょっと上級者」と、先ほどの話題に触れつつこう続けます。

「女子アナが好きという人も、山内(彩加)アナとかなら初心者向け。小高アナになるとちょっと上級者向け」

小高「…ちょっと高級なんでね」

つボイは「昆虫の自動販売機、塩コオロギが人気、昆虫を自宅で育てて食べるという傾向が僕らの知らないうちに広がりつつあるようです」とコーナーをまとめました。

「まだコオロギならいけるかも…」とチャレンジ精神が沸いてしまいそうで怖いです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年03月07日10時02分~抜粋

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