つボイノリオの聞けば聞くほど

厚労省統計不正問題、つボイノリオの印税問題との意外な共通点!?

1月に発覚した厚生労働省による毎月勤労統計調査の不正問題ですが、事態の収束にはまだまだ時間がかかりそうです。

2月8日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、金曜日はおたより復活デーと銘打ち、1週間に届いたおたよりで読み切れなかったものを紹介しています。
この不正問題に関するさまざまな意見について、つボイノリオと小高直子CBCアナウンサーが紹介しました。

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他の統計調査にも影響

統計調査の不正で最も影響を受けるのは、これまで雇用保険などを受け取ってきた方なのですが、それ以外にも影響を受けている方はいるようです。

「私は10年以上統計調査員をしております。年末から労働力調査というのをやっていて、今日、調査結果を県に提出したのですが、この調査名が厚労省で不正のあった調査とめっちゃ似ているため、まあやりにくい、やりにくい。

私が携わったのは総務省の調査だったんですが、調査対象の人はそんなこと知ったこっちゃないですよね…」(Aさん)

つボイ「直に取りに行かないかん人にとって『これ一生懸命やっても、全部嘘なんやろ。なんかピックアップしてやってんのか?』と(言われて)やりにくい」

この不正の影響で、国や県などの統計調査に協力する人が減るかもしれないという点でも、あまり良くない問題と言えそうです。
 

さらなる税金の無駄遣い

毎月勤労統計調査は、経済的な統計としては根幹的なものであるため、国内の経済対策の方針のみならず、対外的な信用も落とすことになってしまいました。

そして今回、国民に直接的な影響を与えたのは、雇用保険などの支給額が少なかったということです。

この統計を元に支給額が算定されるため、あらためて計算し直すと、1人あたり1,400円ほど追加で支給しなければならないようです。

ただ、この問題は10年以上前から発生しているため、当時と住所が違う人は今どこにいるのか調べたり、1人あたりの金額を計算し直したりしなければならず、さらなる労力がかかります。

小高アナ「失業保険が実際に減らされちゃってた人は、もちろん怒れるわけですけど、結局計算して返されるのは千いくらでしょう?でも、その千いくらを返すのに無駄なコストは、全部税金ってことになるんですよね」

「1,400円ぐらい、そんなんいらんわと言いたくなります。もらって、事務で手間暇がかかるのであれば」(Bさん)
 

曲の印税にも問題が!?

ここでつボイが、自身の曲の印税と絡めた話をしました。

つボイ「(この1,400円は)もらって当然なんですけど、これで国が無駄遣いするんやったらええわっていうのは、私の印税とよう似てますね。
この間、ある曲の印税が56円やったんですけど、82円の切手を貼ってお知らせが来たんです。しかも、『56円は規定の額よりも低いので、来期に繰り越しさせていただきます』って、入ってもこえへんやないか!」

最後につボイは「これは私個人の問題ですけど『(返還は)いらんから、国はきちんとやれよ』ということですね」とまとめました。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年02月08日10時01分~抜粋

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