先週冬休みが終わり、こどもたちが学校に行くようになってホッとしたという親御さんも多いのではないでしょうか。
こどもたちにとっては、冬休みが終わった途端に現れる関門が宿題の提出ですね。
1月16日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、人気の「バカ息子・バカ娘」のコーナーを放送。
宿題や勉強に関する笑えるエピソードについて、つボイノリオと小高直子CBCアナウンサーが紹介しました。
冬休み終了!こどもたちに待っていたのは当然…
冬休みの宿題、ギリギリセーフ!
「1月7日、始業式の日のことです。
早朝5時、僕が仕事に行く準備をするためにリビングに行くと、小学6年の三男が床で寝てました。辺りを見渡すと、机の上には習字道具が広げてあり、石油ファンヒーターの前には半紙が置いてあり、墨汁を乾かしていました。
冬休みの宿題はギリギリ完成したようでした。『このバカが!』と思いましたが、これが1月1日の朝5時に書き初めをしていたら、こんなお利口さんなことはないです。わずか6日間の違いで、お利口さんが『このバカが!』に変わってしまいました。
確かに節分の日に豆まきをしたら、日本古来の風習を大切にするちゃんとした人だなあということですが、節分の6日後に豆をまいたら、単なる散らかすだけのバカ者ですもんね。
三男には物事にはタイミングが大事なんだということを教えてもらいました」(Aさん)
大人になっても、嫌なことを先延ばしする癖が残ったりしますので、こどもの頃から身につけたいものです。
ただ、このAさんの息子さんですが、この話の2日前、すでに宿題がギリギリになる予兆があったようです。
「1月5日のできごとです。晩ごはんを食べ終えた三男が『ライオンキング』のセリフ"心配ないさぁ~"と歌いながら2階に上がっていきました。自分に言い聞かせるように歌っていたので、100%冬休みの宿題をやっていないなと思いました。
それを聞いたお父さんは心配になりました…」
結局、2日間死にものぐるいになっていたのかもしれませんね。
始業式前日の悲劇
またも始業式直前の頃のお話です。
「昨夜は小学2年の次女がやらかしてくれました。"明日から学校なので早く寝なさい" と妻が言っていたのですが、持ってきた宿題の紙を見て、愕然としました。半分ぐらいが終わっていなかったのです。
そのパンドラの箱を開けてしまい、嫁さんはブチ切れモードに入ってしまったため、私は次女と共に宿題をすることになりました。ふだんは口が達者な次女も、さすがにおとなしく取り掛かっていました。
中盤になると『肩が凝ってきた』『鉛筆を持ってると手が痛い』など、嫁さんがよく口にする言葉を並べてました。
その後も 『MONOはよく消えるね』とか『これは匂いだけで消え味が悪いね』など、消しゴムの評価をしだしました。
0時過ぎに、何とかあと漢字ドリル5ページほどとなり、後は翌朝早く起きて取り掛かることになりました。
宿題は早めに終わらせた方が楽だと気づくのは、ある程度年齢を重ねないとわからないものでしょうか。
私自身も最後の最後で焦るパターンだったという記憶がありますが、DNAというのはすごいですね」
つボイ「お母さんと同じような口調でしゃべったりとか、ギリギリまで宿題をためるのもDNAかと」
小高アナ「社会人でも企画書ギリギリまで出さないとか、よくありますけどね」
つボイ「あんたのことか?(笑)」
子供の頃はできなくても…
「次男が小学生の時、漢字ドリルを3周やって提出するという夏休みの宿題がありました。しかし2学期に入っても、1回もやっていませんでした。
それを知った、ふだんは温厚な旦那がブチ切れ、宿題が終わるまではゲームもテレビも禁止。
次男は生まれて初めてパパの半端ない怒りに触れて、泣きながら毎日、パパ監視の横で漢字ドリルをやっていました。
その次男も先日結婚し、今は中学校の先生です」(Cさん)
逆に宿題をやってこなかった生徒に注意しづらいかもしれませんが、人間、止むに止まれぬ状況になればやる、成長もするということですね!
(岡本)