つボイノリオの聞けば聞くほど

愛知県が家での盗難ワースト1!防犯対策はここに注意

住宅をターゲットにした空き巣の全国ワーストが、実は愛知県だということはご存知でしょうか?
侵入盗の被害件数が平成29年までなんと11年も連続して「全国ワースト1位」であり、昨年は2位に大差をつけています。

12月12日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、年末に向けて増える空き巣やひったくりに関する被害状況と、気をつけなければいけないことについて、つボイノリオと小高直子CBCアナウンサーが紹介しました。
愛知県民の方もそうでない方も、ごらんください。

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愛知県がワーストの理由は?

愛知県がワーストということですが、近隣の岐阜県や三重県は上位にランクされておらず、東海地域の中でも抜きん出ていることが分かります。

愛知県内の市町村別に見ると、当然名古屋市の件数が最も多いのですが、一宮市、春日井市、豊田市も多く、また発生率という観点で1,000世帯の発生件数を見てみると、小牧市や稲沢市も多いそうです。

なぜこれらの地域に空き巣などが多いのでしょうか。

1つに高速道路の整備が行き届いていることが挙げられており、犯人からすれば来やすい、逃げやすいということになります。

なお、愛知県で住宅を対象とした侵入盗による平成29年被害総額は、なんと約28億円。これでも前年とくらべて約30%ほど減っているのですが、そのうち現金は約10億円とかなりの額です。

つボイは「これがキャッシュレスを勧める理由かもわからんなあ」と感想を漏らしましたが、クレジットカードやキャッシュカードも結構な数が盗られています。
 

一戸建ての家に有効な手立ては?

一戸建ての場合は、2階の窓から侵入するケースが多く、戸締まりには気をつけるのですが、窓を締めるのを忘れてしまうことが多いようです。

また、「ウチは窓もしっかり鍵をしているので大丈夫」という方でも、ガラス破り、ガラスを割って侵入されるケースもあります。

これを避けるには防犯ガラスという、2枚のガラスの間に特殊な板や中間膜がセットされている物が有効です。

同じような物に防火ガラスもありますが、こちらは簡単に割れてしまいます。

空き巣は侵入して5分で作業を終えてしまうのですが、逆に入るのに5分以上かかる家だと、あきらめて帰っていきますので、このような防犯対策を施すのは有効です。

一戸建てで玄関や窓以外に注意したいのは勝手口ですが、鍵を2つ付けるというのも防犯に有効です。

泥棒は留守かどうか確認するのにインターホンを使う場合もありますので、録画機能付きインターホンを設置したり、歩くと音がなる砂利を敷き詰めたり、センターライトを設置するなどすると、泥棒は嫌がります。
 

新聞をとっている家庭は注意

あと、旅行などで長期間留守にする時は、新聞配達を止めておくのも大事です。
新聞受けに新聞が溜まるのが分かると、泥棒に長期間留守にしていることがバレてしまいます。

つボイは「ウチもやってます。私知らんかったけど、頼むと(止めた日数分の料金を)引いて請求来ますね。防犯と家計の節約両方できるから、これやるべき」と語りました。

そして、やはり一番の見方はご近所さん。普段からお互いに挨拶していて、見かけない人にも挨拶してると、「ここはコミュニケーションが密に取れている地区だからやりにくい」と、泥棒から思われるわけです。
 

泥棒が下見に来ているかも

また、泥棒は用意周到で入念に下見をすることもありますが、インターホンが鳴ったのに誰も映っていないことがあったり、郵便受けの下に妙な印やシールなどが貼ってあれば、疑った方が良いかもしれません。

その他にもさまざまな対策がセキュリティ会社や警察のサイトに掲載されていますが、防犯で大事なのは、泥棒が侵入させる気にさせないようにすること。

年末は特に盗難が多いですので、気をつけましょう。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年12月12日11時07分~抜粋

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