「泣く子はいねがー!」秋田の「なまはげ」が抱える光と影

つボイノリオの聞けば聞くほど / ニュース

11月30日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオの後輩とも言えるシンガーソングライター・伊藤秀志さんの「大きな古時計(ZuZuバージョン)」が流れました。

秋田県出身の伊藤さんが元々の歌詞を秋田弁に替えて歌ったもので、秋田弁がおしゃれな「フランス語」に聞こえると話題となった曲です。

今回の話題の中心は秋田県。
さて、秋田県で一体何が起こったというのでしょうか。

なまはげが抱える問題

秋田県男鹿市の伝統行事「なまはげ」が、「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコの無形文化遺産に登録されることが決定し、番組には「秀志さんが喜んでるんじゃないですか」というおたよりが多く寄せられました。

しかしそんな嬉しいニュースの裏に、深刻な現状もあるようです。

「なまはげも今、大変な段階らしいですよ。家に入っても、座敷に座っているのは老人だけ」(Aさん)

「入ってきた。『泣ぐ子はいねがー!』…老人しかおらへん」と、現代のなまはげの苦境を説明するつボイノリオ。

せっかくのなまはげも、泣きわめいてくれるこどもがいないと成立しません。

「一部では児童虐待という親もあり、なまはげのなり手がなく外国人留学生がなっているところもある。
児童虐待というのも時代だなとは思いますけど、古き良き日本がなくなってきつつありますねぇ」(Aさん)

「過疎地ということは、こどももいない。後継者もいなくなる」(Bさん他)

なまはげの“中の人”不足という問題もあるようです。
 

色んななまはげ

「なまはげって神だったんですか?
数年前に、なまはげが酔った勢いで女湯に乱入するという事件がありました。

そういえば、なまはげの女性を見たことないけどいるの?
いなかったら、欲求不満で女湯に乱入したと思いますけれども」(Cさん)

「過疎化・少子化の影響で、訪問先によって暴れ方が違うらしいです。

こどもだけじゃなくて、1人暮らしの家庭にも訪れて、『元気か?病気してねぇか?』と気遣うそうです」(Dさん)

最近では迷惑なセクハラなまはげや、老人をいたわる優しいなまはげも登場しているよう。

「『泣く子はいねがー!』『勉強してるがー!』というのはありましたが、嫁さんに向かって『姑のいうこと聞げやー!』」と想像するつボイ。

行き先を失ったなまはげの矛先が、お嫁さんに向かってしまうなんてことも?
 

ボゼマラの恐怖

今回、なまはげを始めとした下記の来訪神がユネスコの無形文化遺産へ登録されました。

岩手県の「吉浜のスネカ 」
宮城県の「米川の水かぶり」
山形県の「遊佐の小正月行事 アマハゲ」
石川県の「能登のアマメハギ」
佐賀県の「見島のカセドリ」
鹿児島県の「甑島のトシドン」「薩摩硫黄島のメンドン」「悪石島のボゼ」
沖縄県の「宮古島のパーントゥ」

以上、8つの県の10の行事です。

「ユネスコの無形文化遺産に決まった来訪神、トカラ列島のボゼ。
見た目のインパクトはさることながら、ボゼは手に“ボゼマラ”という棒を持って、その先に付けた赤土を年頃の女性に付けたら子宝に恵まれるという言い伝えがあるということで。
これはいっぺん見てみたいですね」(Eさん)

なんと恐ろしいボゼマラ…
でも恐怖よりも、恐いもの見たさが勝ってしまいそうです。
(minto)
 
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2018年11月30日10時12分~抜粋

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