つボイノリオの聞けば聞くほど

遠距離恋愛の問題は、距離だけではない。

11月27日、女優の中谷美紀さんが、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のビオラ奏者ティロ・フェヒナーさんとの結婚を発表しました。
ドイツ人のフェヒナーさんと中谷さんは2年前に知り合い、日本とオーストリアとの遠距離恋愛が実ったということです。

29日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』「遠距離恋愛のコーナー」では、恋の障害が距離だけではないというおたよりが届きました。

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中途半端な距離がやっかい

まずはこのおたよりです。

「私は遠距離恋愛は物理的な距離だけではないと思います。たとえ車で数分のところに相手が住んでいようとも、お互いの仕事の都合、家の事情で会えなければ、それは立派な心の遠距離恋愛だと思います。
まだ物理的な距離の遠い相手との方が、なんとか会う時間を作り恋愛できるけれども、あまりにも近いといつでも会える、との考えで努力しなくなるものです。いかがなものでしょうか」(Aさん)

つボイ「近くに住んでいてもちょっと離れているという気持ち。要は心がどんな風かという話です」

具体的に、こんな距離の問題もあるようです。

「わたし岡崎市民です。岡崎と豊明、遠いとは言いませんが中途半端で面倒くさい距離です」(Bさん)

つボイは「日本とオーストリアよりも、岡崎と豊明で恋愛しているみなさん、心して恋愛を成就させていただきたいですね。ちょっと危険な距離。統計はとってませんけど、岡崎と豊明で夫婦になった人はほとんどいないと思います」と、勝手に論を展開します。

「そんなことはないでしょう」と、笑う小高直子アナウンサー。
「なかなかピンポイントのカップルなので多いかどうかはわかりませんが…」
 

文通で育んだ愛が…

遠距離恋愛が成就したおたよりも来ています。

「私たち夫婦も遠距離恋愛かなと思いました。出会いは東京、私はひとつ年上。私は岩手、旦那は宮崎。当時、旦那は高校三年生で東京の私の会社にアルバイトに来ていました。そのとき知り合い、文通が始まりました。
旦那が就職する名古屋に飛んできたのが、43年前の20歳の時。出会いから結婚まで文通なしでは結ばれなかったと思います。やっぱりひとめぼれは相手に尽くしますね。旦那ひとすじ…」(Cさん)

つボイ「いい話です。が、一番最後のフレーズがあります」

「旦那ひとすじ、もう飽きましたけど」(Cさん)

小高は「そんなことないですよ」と笑います。
 

朝のあいさつの長さに…

「私たちは今から28年前、見合いの話がきて、私は山口、彼氏は名古屋勤務。二人で名古屋駅前の喫茶店で会いました。名前も顔も知りませんでした」(Dさん)

つボイ「いわゆるお見合いですね」

「高校の一年先輩で親しみはもてました。数回行き来して会い、京都で一番安いうどんを食べている時プロポーズされ、結納の運びとなりました」(Dさん)

小高「とんとん拍子じゃないですか」

「1か月後、結納に現れたのは別人のように太った主人でした。20キロは増えていたと思います。"あんた誰?"の世界でした。後日聞くと、結婚が決まって安心して過食したらしいです。
しかもデートの時、浜田省吾のカセットをかけており、"私と同じ趣味だ"と思ったら、友だちから借りた車で全然音楽にも興味がなくて…。

驚くことばかりですが、ケンカもせずに今まで来ていますが、昔はいい加減やめてと思うほどの長さだったアレも、今ではつボイさんの朝のあいさつの長さになってしまったのと、単身赴任が誤算でしたね」(Dさん)

小高「何の話かな?」

つボイ「"いい加減やめてといったほどの長さでした"」

小高「何やろう、歯磨き?」

つボイ「今ではつボイさんの朝のあいさつ"みなさ~ん"、シャッシャシャ。そんな短さで歯垢が取れますか?
ま、柄に毛がついているということから、そういうものには関係しています」

小高アナが指摘したように、今回は成就派からのおたよりが多いです。
 

微妙な距離

この日は番組の最後に、再び遠距離恋愛の話題が出ました。

「岡崎と豊明、微妙な距離で恋愛が成就しにくいのか。そうか、碧南と春日井の間ですれ違いが発生し始めているのは、私の我慢が足りないのではないのですね」(Eさん)

「うちは日進市と高浜市ですが、だめでしょうかね」(Fさん)

どれも愛知県にある市の名ですが、遠距離というには微妙な距離です。

最後のおたよりです。
「私は刈谷ですが、オッパイパブは豊明にあります」(Gさん)

Gさんの場合は、距離をものともせず行けそうですね。やはり距離より心の問題でしょうか。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年11月29日10時01分~抜粋

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