つボイノリオの聞けば聞くほど

『Dr. コトー』山田貴敏先生、事故後初の番組生出演!

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の"お抱え漫画家"として知られる、山田貴敏先生。

そんな山田先生が描いた元中日ドラゴンズ・岩瀬仁紀さんの「1002試合登板記念イラスト」が、11月27日の『中日スポーツ』に大きく掲載されました。

小高直子から「何しに来た!」と、お約束の言葉を浴びせられながらも元気に登場です。

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星野さんと星野さん

先日まで事故の後遺症で入院していたという山田先生。

乗っていたタクシーが信号無視をして突っこみ、そこにタクシーがぶつかってきたという事故で、歯が6本も折れ、むち打ちで左手が麻痺してしまいました。

しかし不幸中の幸いで利き手の右手は無事だったため、今回のイラストを描くことができたと言います。

岩瀬さんが「1001試合」登板した際に、「これは(星野)仙一(せんいち)さんとかけられるな」と思った山田先生は、星野仙一記念館の館長に星野さんのイラストを描く許可までもらったそうです。

「許諾を得たのに、1002試合投げちゃった」という山田先生に、「ほんでもでも、別の星野さん(『Dr.コトー診療所』のヒロイン・星野彩佳)が載ってますやん」とつボイノリオ。

確かにイラストには、岩瀬さんと一緒に主人公のコトー先生と星野さんが描かれています。

これには山田先生も「いいこと言う、さすが!」とご満悦、「星野仙一さんから取った星野ですからね」と裏話も教えてくれました。
 

本当は描きにくい

「岩瀬さんに渡すためにサプライズで絵を描いて、押し付けてきた」と、のたまう小高に「すごい喜んでもらえた!満面の笑みっすよ」と山田先生。

小高「今回は上手にそっくりに描いて、カッコよく」

山田先生「ちょっとまって記事読んでくれ!巨匠って書いてある。巨匠に向かって『何しに来た!』っていうのは誰や!」

小高「似顔絵も上手に描いてこそやなぁと。喜んでもらえるのはカッコよく描いてるからやろなぁ」

なんとなくトゲがある小高。

「岩瀬さんってほんっと言うとね、描きにくい人なんですよ」

山田先生から本音が飛び出しました。

「根尾(昴)君は目をつぶってもかける」というものの、岩瀬さんは描きづらかったよう。

「メリハリ、どっかに特徴があるとか。眉毛が繋がってるとか、小高さんとか」と山田先生がいうように、強い個性があれば描きやすいそうです。

山田先生の描く自分の絵は気に入らない小高は、「全然そっくりじゃないじゃないですか!」と不満げ。

「私はぜんっぜん要りませんでしたけど、岩瀬さんには喜ばれたんですか?」と尋ねる小高に、岩瀬さんが「『一番いいところに飾りますから』」と言ってくれたと嬉しそうな山田先生。
 

リアルな鉛筆の線

このイラストは構想1週間、山田先生が鉛筆一発描きで仕上げた作品とのこと。

鉛筆で描いた上から色を塗るため、端から見たら何を描いているのかわからない状態。

最後にペンを入れた時に、完成形が見えるという作品なんだそう。

しかし鉛筆の上から塗ると鉛筆が消えなくなってしまうため、ところどころは鉛筆の線が残ってるということです。

そのリアルさがよいというつボイ。

「色使いとか、そういうことも含めてやっぱり人に任せられない」ということで、アシスタントに任せることなく、山田先生1人で仕上げた作品だそうです。
 

横綱からのパワハラ

岩瀬さんのサイン色紙をお土産に持ってきてくれた山田先生。

1枚はリスナープレゼントに、という山田先生に、小高は「最近は『山田先生のサインはまあええか』みたいになってるこの雰囲気分かっていただいた?」とどこまでも辛らつです。

つボイ「失礼なこと言うなぁ」

山田先生「これね、コンプライアンスに引っかかりそうな。パワハラに近い」

小高「パワハラって上の者が下の者に向かってやるやつだけど。そんな上か?」

つボイ「まあ、あんた横綱」

山田先生「だいぶ、まあ横綱級」

ジグソーパズルは欲しい

山田先生が描いた岩瀬さんのイラストは、なんとジグソーパズルになるそうです。

インターネット通販サイト『47CLUB』の「中日新聞 ドラゴンズショップ」で12月3日午前10時から50個限定で予約受付スタート。

価格は5,400円(税込み)。

「ジグソーパズルだったら欲しい感じ」という小高に、「『欲しい』っていうのは『くれ』っていうことでしょ!人にあんだけ言っとおいて!ジグソーパズルはくれっ!」とやり返す山田先生。

自称“ジグソーパズル難易度検定家”のつボイによると、このジグソーパズルは「わりとみんなで楽しめます」とのこと。

「みなさんに楽しんでもらえるように、いろんなところにいっぱい飛ばしてますから」と山田先生がいうように、星やハートが散りばめられた可愛らしいデザインです。
 

言えない嬉しい出来事

山田先生の今後の予定です。

12月9日(日)、「東京アニメーション学院」のオープンキャンパスで講演。

いよいよ『Dr.コトー診療所』が再開。

さらに「言えない嬉しい出来事が来年の春頃起こりますんで」と、期待させてくれた山田先生でした。

ヒントは「とうとう重い腰を上げたか!」とのこと。

小高「すんごいかわいいわたしのイラスト描くとか?」
山田先生「…えっ?」

最後まで夫婦漫才のようなやりとりの、山田先生と小高の名(迷?)コンビでした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年11月27日11時10分~抜粋

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