大河ドラマ『龍馬伝』怒りの最終回、覚えていますか?

つボイノリオの聞けば聞くほど / トーク

9月24日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、休日特集として「平成に私たちの胸を打ったドラマ」をテーマとして放送しました。

このうちに「10時のつボ」のコーナーでは、2010年(平成22年)のNHK大河ドラマ『龍馬伝』を取り上げました。

口を出さずにはいられない

「NHK 大河ドラマ。ここCBCなんですけど、NHKの大河ドラマの話をよくしますよね」という小高直子に、「金払っとるから」と答えるつボイノリオ。
歴史が好きで、特に幕末のドラマには口を出さずにはいられません。

「聞けばを聴いていると『龍馬伝』を見なくても見た気になります」(Aさん)

実はこのおたより、『龍馬伝』放送中の平成22年1月に寄せられたおたよりです。

小高「あの頃はよくしゃべってたもんね」
つボイ「ましてや坂本龍馬が福山雅治や」
小高「カッコよかったね~」

泥まみれは演出?

「2話を通じて土佐パートはどうして雨のシーンが多いのでしょうか?晴れだと埃が舞い上がるのではないでしょうかね。毎回、龍馬は泥まみれです」(Bさん)

これも当時寄せられたおたより。まだ2話を見た時点でのもののようです。
自論を展開するつボイ。

「土佐という国は、山内家の家来と、その前にいた長宗我部の頃の家来でいわゆる二重構造になってます。龍馬の属する長宗我部の方は虐げられて貧しい。そのみすぼらしさとか大変さは演出的に泥まみれの方が合うわけですよ」

さらに1984年(昭和59年)の大河ドラマ『宮本武蔵』を例に挙げました。
主演は役所広司さん。後に立派な剣豪になる宮本武蔵ですが、まだ新免武蔵(しんめんたけぞう)の頃、関ケ原のシーンでは泥まみれでした。

「泥まみれの方が、身分が低いぞ、大変だぞ、逆境だぞという演出につながるわけですよ。土佐があんな雨が多いとことは、私は思いません。晴れた日もあるでしょう」

このつボイの講釈に関わらず「そんなことより、ましゃ(福山雅治)が泥まみれでカッコええんだ。これがな~」と言葉の後ろにハートが感じられる小高でした。

つボイ「岩崎弥太郎役の香川照之さんも泥まみれやった」
小高「そっちは汚すぎる!って岩崎家の親戚から苦情が来たって話題になってました」

金持ちと貧乏人の演出法

「香川照之さん、私も良い役者だと思います。さすが猿之助、浜木綿子さんの子供ですね。しかし怒鳴り散らす芝居が多いなあ」(Cさん)

「演出上は金持ちは怒鳴らない」と、またも持論を展開するつボイ。「これは気に入らないなあ」と低くゆっくり言うつボイ。これが金持ちだそうです。

「これは気に入らんぞ~」と、今度は甲高く怒鳴ります。これが貧乏人の怒り方だとか。

「怒鳴り散らすのは身分が低いわけです。私の放送をごらんなさい。『みなさん、お元気ですか…(静かにしゃべる)」と続けるつボイですが…。

小高「さっきはエライ大きい声でしゃべってましたけど」
つボイ「まあ、放送を聞いても身分がわかるということですよね」

香川照之の演技力

「この番組は生きてても死んでても現役ですよ。亡くなった方のおたよりでも生きてる皆さんと同列に並べられるのがこの番組です」と前置きした後、今は亡きDさんから寄せられたおたよりを読むつボイ。

「香川照之さん、若い時は知らなかったんですが、最近お母様(浜木綿子さん)によく似て来ましたね。いろんな役もできて演技力もすごいなと思っております」(Dさん)

「香川さんって、最初の頃は悪いこずるい役ばっかりだったんですよ。それであのこずるい小賢しい若い頃の岩崎弥太郎が表現できた。さらに上り詰めて偉くなった弥太郎も両方できる役者さんですよね」と解説するつボイです。

リアルとドラマがシンクロ

香川さん演じる弥太郎の父は飲んだくれ。妻の美和(弥太郎の母)が貯めた金を酒に変えて飲んでしまいます。飲んでは腹を斬ってわびると騒いで、周りが止めます。また金を持ち出して…の繰り返し。

『龍馬伝』でそんな岩崎家の状況が描かれていた頃の2010年2月に寄せられたおたより。

「2月11日の読売新聞 WEB版によりますと、岩崎弥太郎の母、美和が一文銭を貯めていたとされるへそくりの壺を高知県安芸市の弥太郎の生家近くに住む小谷哲也さんという方が見つけたらしいです。

壺は地元の内原野焼。高さ30センチ、 直径20センチで、木の箱庭には美和が高知を離れる際に親しかった小谷さんの先祖に譲ったと記されていて、中には寛永通寳177枚が入っていたそうです」(Eさん)

「リアルなニュースがちょうどドラマとシンクロするような感じだったんですね」と小高。

怒りの最終回

「次に読むのはさっきいただいたばっかりです。亡くなった方も生きてる方も同列、昔のおたよりも、いま頂いたおたよりも同列にあるのがこの番組です」と前置きするつボイです。

「今日はドラマスペシャル。僕も忘れられないのは、やはり大河ドラマ『龍馬伝』の最終回です」(Fさん)

「一年間、毎週毎週楽しみに見続けて、いよいよついに最終回のクライマックス。龍馬暗殺のシーン。ダーッと斬り合いがあって、真っ暗な中、龍馬はどうなってんのや?いう時やわ」

「ピロ~ン、ピロ~ン。何が始まったんやと思ったら、『愛媛県知事選挙速報。当選確実』ってバーッと出て来た!」と緩急をつけて話すつボイ。

小高「あれでNHK さんに抗議の電話殺到って後にニュースになりました」
つボイ「いま流さんでも、いうやつやわ」

「たけど、あれは今、流さんとアカンから流す速報。大事なお知らせなんです」と冷静に説得する小高。

「1分1秒を争う情報もありますよ。津波が来るとかだったら、1分遅れて逃げ遅れたら大変なことになります。でも愛媛県知事の情報が1分遅れたって、そんなもん何がどうななるの?」と食って掛かるつボイでした。

小高「心血注いでた方もたくさんいるし、結果を心待ちに…」
つボイ「そんなもん愛媛県の人間だけやないか」
小高「愛媛県の知事が決まったら全国的にも影響があるかもしれませんし…と、こんなこと言ってますけど、私だってましゃの顔にテロップ出すな!って怒ってましたよ」

「平成に私たちの胸を打ったドラマ特集」、リスナーからのおたよりも、つボイ、小高の話も尽きない『龍馬伝』でした。
(尾関) 
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2018年09月24日10時03分~抜粋

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