つボイノリオの聞けば聞くほど

最近のポテトチップス、イモとイカの缶詰から見える日本経済

9月21日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』の冒頭では、物の値段が上がってきているのではないかというトークが繰り広げられました。

特に食料品やお菓子などは、価格が上がるというよりは、価格はそのままで中身が少なくなっていると感じたことはないでしょうか?
結果的には値上げしているということになるのですが、一方で多くの人は収入が上がっているという実感はないという中、日本の経済は本当のところどんな状況になっているのでしょうか。

「マクロ経済が~インフレターゲットが~」といった仰々しい話ではなく、ごくごく身近なお話に終始しますので気楽にお読みください。

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最近の缶詰事情

まずは、普段の買い物で感じていることについて、おたよりが届きました。

「最近、ラジオのニュースでサバの缶詰が品薄と聞いていますが、行きつけのスーパーでも少なくなっております。意外にサンマの缶詰は山積みになっていて、重宝しています」(Aさん)

ここで、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、普段の買い物から感じたことを語り合いました。

つボイ「あまり経済とか物流には詳しくないですけど、こういう物を見る限り、どんな状況かというのはわかりますね。
マグロのフレークがずっと好きで食べてましたが、昔食べてた缶の1/3の薄さになってるんです。マグロって獲れんようになってるんだなと感じましたし、イカの缶詰も好きですけど、開けてみると汁が多いですね。全然、詰まり具合が薄いですね」

空気売ってんのか

小高「あのね、ポテトチップス。"空気売ってんのか!" いう感じになる。開けた時に "こんだけ?" って。メーカーさんも材料費などが高騰して苦肉の策でしょうから、あまり文句ばっかり言ってもいけないのかもしれません」

空気が入ってるのは、輸送の際に形が崩れないようにという目的もあるようですが、それでも空気の割合が高いと感じてしまいます。

ここでつボイは、まだ言い足りないことがあるようです。つボイ「イモとイカの煮合わせっていう缶詰があるんですけど、イモばっかりやないか!ちょこっとしかイカ入ってへんよ。何じゃアレは!」

小高「イモと!(小さな文字で)イカの缶詰って書いといたら」

つボイ「"イカ"という文字を虫眼鏡で見ないとわからないぐらいに小さく書いとけ!って思いましたけど」

空気が入りすぎている商品とは?

その後、2人の話に賛同した人、特に空気の割合が高すぎるというおたよりが続々と届きました。

「小高さん、ポテチの"空気売ってるんかい!"に座布団1枚」(Bさん)

「ポテトチップスもそうですけど、惣菜パン・菓子パンも空気の占める割合が高くなってきております。それで値上げなんですから。まあ、しょうがないんですけど…」(Cさん)

小高「よく原材料とか書いてる所に、"空気率"とかも入れといて欲しいですね」
つボイ「空気が一番多いわ。容量の中で」

小高「原材料って、多いものから順番に載ってますけど」
つボイ「1番空気、その次にイモとかいろいろ」
小高「イモ(笑)。つボイさんの中で、イモとイカの缶詰が相当、大きく占めてるみたいですね」

値段を変えないための苦肉の策ですが、量が少ないのはちょっと寂しいですね。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年09月21日09時03分~抜粋

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