つボイノリオの聞けば聞くほど

借りた本に挟まっていた毛。実は毛の方が作者を選んでいる?

9月11日『つボイノリオの聞けば聞くほど』、みなさんの「毛」の話題に密着した「つんつるりんのコーナー」。

毎回リスナーから「毛」にまつわるおたよりが多数寄せられます。
つボイノリオと小高直子も脱線しながら盛り上がりました。

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すごい赤ちゃん筆ができる?

以前、この番組で剛毛な赤ちゃんについて話題となりました。ネット上では「爆毛赤ちゃん」なる呼称まであります。
生まれたばかりなのにカーリーヘアーができるぐらいにボワーと髪の毛が多い赤ちゃん。
可愛くてネットでも話題になっていました。
今回は、その「爆毛赤ちゃん」へのリアクションから。

「私も生まれた時、すでに首が隠れるほど髪の毛が伸びていたそうです。生後1週間で病院内の床屋さんでカットしてもらって退院したそうです。
父親には『猿が生まれてきたと思った』と言われて、床屋さんは『生後一週間の子をカットするのは初めてだ』と緊張していたそうです」(Aさん)

「今もあると思いますけども、赤ちゃんの髪の毛で作る筆。あれ、生まれたての子しかいかんのですよ」とつボイノリオ。
一度カットすると、毛の先がカットした断面になってしまうため、赤ちゃんの毛で作る筆は、産まれた時の最初の毛でしか作れません。

「うちの子も作りましたけども、ま、小筆みたいなもんです。
イベントで、書道家がバケツの中に墨入れて、でっかい筆でうわーっと『寿』って書くやつあるじゃないですか。Aさんぐらい長いとあれぐらいの赤ちゃんの筆ができるかも」と言うつボイ。

ネットで話題になった爆毛赤ちゃんですが、番組リスナーという身近なところにもいました。

なぜ、ここに?

続いてはこんな「毛」の話題。

「私が大阪にいた頃、よく図書館で本を借りておりました。夢中になって読んでいると、おっ、なんでお前はここにおるん?ということで、しおりのように1本、本に挟まっておりました」(Bさん)

つボイ「なんでここにこの毛が紛れ込んどんのや、ということがよくあります」
小高「想像だにしないところにいるという」

「これは私のものでないし、家族のものでもありません。明らかに他人のものです。どうしようかなと思ったけど、そのまま本に挟んで返却しました」(Bさん)

つボイ「落書きしたり、ページ破ったりせず、そのまま返すのが図書館のルールです。やっぱり挟まっていたもの、そのままお返しするわけや」
小高「そうやって、代々そこに挟まってきたものかも」

この辺から脱線が始まります。

本を借りた人を辿る

「最近は、図書館の本の裏表紙に入れる図書カードとかないのかな?名前書いてあって、ずーっと履歴が辿れるやつ」と小高直子アナウンサー。

小高アナは、ある一冊の本を借りた人を辿って旅をしていく話を読んだことがあるそうです。

小高「そうやって繋がってるのを辿るって、なんかすごいロマンチックじゃないですか」
つボイ「エロい本ならやってみたいですよ。この本を読む女の人ってどういう人だろうって、そりゃあ訪ねてみたくなりますよ」

小高「私が言ってるのは、素敵な本を読んだ時に、この思いを共有できた、この人たちはどういう感想を持っただろう?って訪ねて行くんです」

毛は作者を選ぶ?

Bさんのおたよりは続きます。

「しおりのように挟まっておりまして、そのまま返却しました。図書館で借りることが習慣だったんで、また別の日に借りて読んでると、またまた、なんでお前はここにおる?これは偶然とは思えません。その時、読んでいたのは中島らもの本です。

図書館では他の著書の本も借りていましたが、中島らもの本以外は、なんでお前はここおるん?に出会ったことはありません」(Bさん)

「中島らもを読んだ人は訪ねて行きたいですか?」と聞くつボイに、「まあ、一回行ってみたらどうですか?」とあいまいに答える小高でした。

つボイ「みなさんも、いっぺんお近くの図書館で中島らもを借りてみると出会えるかもしれません」
小高「必ず挟まってるわけではない」

「これはもしかして私と同じ趣味の人が面白がって、わざと本に挟んだんではないかと思いました。村上春樹の本に挟まっていないと思います」

小高「それも元にもどして返却しちゃったの?」
つボイ「どんなもんやろうかねえ」

女性には理解できない?

「先日、リスナーさんといっしょ食事をする機会がありました。私よりも10歳ぐらい上の女性リスナーさんが私に『トイレを掃除するんですけど、男性用の小便器に毛がしょっちゅうあるけどなんで?』と聞かれて答えに困ってしまいました。

「多分ですが、自然に抜けた毛が、おしっこの時に出てきて小便器に着地。女性の場合は便器に落ちてもそのまま流れていくのでは?と思いますが、いかがでございましょう」(Cさん)

小高「ルートが想像しずらいです。風にそよぐようにフーっと飛ぶもんなんですか?」
つボイ「出し入れする時に『僕も!』って出てきてポロリと落ちた、その先が便器」
小高「下に落ちるんだ」
つボイ「また白い便器だから、よく目立つんです」

思いもよらないところで発見されるあそこの毛ですが、今回はよく見かける場所の報告もありました。生活に密着した「毛」の話でした。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年09月11日10時02分~抜粋

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