つボイノリオの聞けば聞くほど

価格が高騰!それでも日本人がうなぎを好んで食べる本当の理由

7月13日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの稚魚の不漁を背景に、うなぎの値段を上げる外食店が相次いでいるとのニュースがありました。

これをうけてうなぎの産地・愛知県西尾市から「一色産うなぎ大使」を任じられているつボイノリオは黙っていられません。小高直子アナウンサーやリスナーも巻き込んで、うなぎ論が熱く語られました。

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さばきの技術とタレ!

「うなぎ」と聞くと、つボイは何かの使命感を感じるようです。

「絶滅危惧種を食べていいの?という意見もありますが、なぜ絶滅危惧種にまでいってるのというのが疑問です。確かに日本人はうなぎ大好きでどんどん食べますよ。私が日本人だから言いますが、私がもし外国の人間だったら、うなぎは食べません!」

いきなりよくわからない宣言。

小高アナの「どうして?」の問いに、つボイは「日本のあのタレとあのさばく技術があって、うなぎはあんなにおいしいのです。韓国行ったら、ぶつ切りのうなぎ料理ですよ。あれならそう食べたいと思わへん」と、断言。
 
なるほど、日本のさばき方の技術とタレが素晴らしいと言いたかったのですね。

なぜニホンウナギが絶滅危惧種?

小高「外国のうなぎはまた日本のうなぎと違いますね。私、ニュージーランドで1回食べましたけど、大きいニシキヘビみたいなうなぎで、それもぶつ切りにしていて、大味だなと思いました」

確かに、世界を見渡しても日本はうなぎをよく食べる国です。
 
小高「うなぎは生態がまだ謎の部分があります。食べるから減ったというのもあるかもしれませんが、生態系の中で何か変化があって、絶滅危惧種になっているのかもしれませんね」
 
日本がたくさん食べるからニホンウナギが絶滅危惧種になっている、とは限らないようです。

つボイは「うなぎのタレ大使」?

番組が始まり1時間ほど経つと、リスナーからのおたよりが紹介されました。

「うなぎに関してヨーロッパはぶつ切りの調理法ですね。確かにあのタレとさばき方、あれがうなぎをぐーっと上にあげている。ということで、日本人がたくさん食べるのはわかります」(Aさん)
 
「つボイさん、海外ではあまりうなぎを食べない、それはあのタレがないからと言っていました。となれば、つボイさんは『うなぎ大使』より『うなぎのタレ大使』に鞍替えしたらどうでしょうか?」(Bさん)
 
なるほど。『タレ大使』、あまりかっこよくはないですが、主旨はわかります。
 
小高は「うなぎによってふっくら感とか臭みがあるとかないとかあって、それが地方地方のうなぎブランドの自慢のしどころですね」と、うなぎ本体にも注目して欲しいようです。

タレだけでいける?

こんな提案もありました。

「昔、私がこどもの頃、大人たちが夜食にうまそうなものを食べている時は、『これは大人の食べ物、こどもが食べるとアホになる』と言われていました。海外にむけて、さんま・さば・うなぎは、たくさん食べるとアホになると呼びかけたらどうでしょう。
大好きなうなぎを我慢しないといけないのはつらいです。うなぎはタレかけご飯でもまあまあいけます」(Cさん)

これに共感したつボイは、妙な理論を提唱します。

「条件付けされているので、あのタレがあったら身もあると思ってしまいます。うなぎ、タレ、ご飯の三位一体がうなぎご飯ですが、ご飯にタレをかけるとうなぎがないだけ。四捨五入したらうなぎご飯です」

ご飯にタレをかければ、"ほぼ"うなぎご飯?ちょっと無理が過ぎる気がしますが…。
 
小高は「主役のいない舞台観てるようなもので、もの足りないんですよ。うなぎ、やっぱり要ります。おいしいうなぎが大事」と明言。
つボイは「要るかぁ…。失礼しました」と、すぐ反省しました。

最後に、つボイは「私は三河一色のうなぎ大使ですので、日本のうなぎにはかなわないというのを前提に言っています」と大使として胸を張りました。
 
絶滅危惧種と言われると食べていいのか迷うところがありますが、日本の文化だと思うとやっぱり食べたい気持ちが勝ちますね。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年07月13日09時14分~抜粋

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