つボイノリオの聞けば聞くほど

遠距離恋愛を語りたい人が多いので新コーナーができました

7月2日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では新コーナーとして「遠距離恋愛物語」が始まりました。

テーマ曲は太田裕美さんのヒット曲「木綿のハンカチーフ」(1975年)。都会に出て変わっていく男性と、故郷に残された女性の恋の終わりを綴った、松本隆さんの詞が印象的でした。

リスナーからのおたよりに、今どきの遠距離恋愛や昔の思い出が見えてきます。

[この番組の画像一覧を見る]

逢いたい時にあなたはいない…

先週の放送であるドラマが話題となりました。

「ミポリン(中山美穂)と(大鶴)義丹さん共演のフジテレビ月9のトレンディドラマ『逢いたい時にあなたはいない…』。主題歌はミポリンの歌う『遠い町のどこかで』。私アルバム持っています。いま言ってもせんないことですが、いい時代だったのですね」(Aさん)

1991年に放映された、まさに遠距離恋愛がテーマのドラマです。これを見ていた人も50歳代でしょう。
「特に逢いたくないけどあなたはいつもいる…」なんて年代かも。

一番の遠距離は?

次の方はアメリカに男性が旅立つパターン。「木綿のハンカチーフ」では男性が心変わりしますが…。

「待ってるからねと、僕をアメリカに見送ってくれた彼女。帰国した時『私、体育の日に結婚するから』とわざわざ教えてくれました。あれから30年、彼女の誕生日は覚えていませんが、10月10日が来ると『あ~』と、思いだします」(Bさん)

つボイは「アメリカに送り出した彼女が待ってると思うか、という話や」と、あくまでも遠距離恋愛は難しい派。
小高直子アナウンサーは「待っていた彼女もきっといますよ」と、バランスを取ります。

つボイ「アメリカは遠距離恋愛中の遠距離や。その最高はブラジルへ行くことですね」
小高「地球の真反対やからね」
 
小高は「でも、最近はネットで顔見ながら話もできるし」と昔との違いを指摘。
東京でも、アメリカでも、ブラジルでも、遠さの距離はあまり関係なくなってきたのかもしれません。

ほんとは怖い歌詞の世界

曲に自分の思いを重ねる方もいます。

「『木綿のハンカチーフ』は曲を聞く限りリズミカルで楽しそうな曲だけど、よくよく歌詞を聞くとだんだん切なくなってきて、最後の方になると泣けてくるわ」(Cさん)

小高「歌詞をよく聞くと悲しい曲やった、というのは時々ありますね。岡村孝子は多いですよ」

あみん時代の「待つわ」は悲しいを通り越して怖いという人も。
 
つボイ「石川ひとみさんの『待ち伏せ』なんかも、ちょっと怖いかも。歌詞ってメドレーでごまかされていますけど、よく読むと、ナニコレ?というような詞がずいぶんありますね」
小高「『金太の大冒険』は、かわいらしい曲調にだまされないくらい強烈な歌詞ですね」

つボイノリオの「金太の大冒険」について、ここでは特に触れずにおきます。

文明の利器登場

「名古屋の僕は大阪の彼女と遠距離になって5年になります。お互いの都合がつかず、会うのは2、3カ月に一度です。月に数度のプチ同窓会にいそしむ彼女にやきもきしています。そんな僕を支えてくれるのは毎日のLINEのビデオ通信。文明の利器に助けられています。先日北野誠さんに『まだ別れてないのか』と言われてしまいました。がんばれ、僕」(Dさん)

小高も「5年も続いているってすごい」とエールを送ります。
つボイは「声が聞こえて、顔も見られてとはいい時代になりましたね」と昨今の遠距離恋愛の変化を指摘します。

こうしたツールによって遠距離恋愛が増えているという話もあるようです。

成立しない派VS成立した派

対照的な二人のおたよりも紹介されました。

「20年ほど前、私も愛知県と東京で遠距離恋愛をしていました。実家の岐阜県に帰省するたびに会っておりましたが、遠距離恋愛になって数年後、メールしたら、新しい彼氏から『今は俺と付き合っているから二度とメールしてくれるな』と返ってきました。岐阜県にいる時から12年付き合いましたが、あっけない終わり方でした。ショックでした。なので、遠距離恋愛は成立しない派に一票です」(Eさん)

12年の付き合いが一本のメールで終わってしまいました。
一方で、反対の体験談も届きました。
 
「我が家の24歳の愛知県在住の長女が今年、北海道に嫁ぎます。来月中旬には、彼氏と一緒に帰省して、結婚の報告の予定です。愛知県内の街コンで知り合い、愛知と北海道で3年の交際を経ての話です」(Fさん)

遠距離はどこから?

「つボイさんのおっしゃる通りです。遠距離恋愛は続きません。現に僕も一宮と江南の遠距離恋愛をしておりましたが、彼女にふられました。やっぱり遠距離恋愛はダメだと思いました」(Gさん)

これに対し小高「それは近い!遠距離じゃない。何かほかに理由がある」と、バッサリ。
つボイ「この人は恋愛がだめになった理由を探しているのに、遠距離でないといったら、この人の立場はどうなります?一宮と江南、匍匐前進でいったらものすごく遠いよ」

解説しておくと、愛知県一宮市と江南市は隣接しています。
住んでいる場所でなく、結局心が遠距離だったわけですね。
 
つボイは「いろんな恋愛があるようでございます」と厳かに締めました。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2018年07月02日10時03分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報