5月10日は、1889年(明治22年)JR東海道本線にトイレのついた列車が登場した日だとか。
そんな記念すべき日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では「トイレのコーナー」を放送しました。
つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介したおたよりの中でも、中国の「トイレ革命」に話題が集まりました。
中国の「トイレ革命」が変な方向にいっているのではないか?
列車のトイレ
今日はトイレにとっての記念の日、とのおたよりが届きました。
「1889年5月10日、この日、東海道線にトイレのついた列車が登場しました。私はトイレの汚物が外に流れ出てた時のものに乗ったことがありますが、お世辞にもきれいとは言えず、便器に落ちないか、列車の走る音と不安定なしゃがみ心地に出るものもひっこんだという経験があります。今の列車はとてもきれいで水洗。それだけでも安心できます」(Aさん)
これを受けつボイが、かつての鉄道トイレを説明します。
「トイレの下を覗くと下の枕木が見える。だから『停車中はしないでください』と書いてある。そのまま落ちるんです。列車がびゃーと走ると風でふぁーと散りますからね。ですから線路脇のつくしはよく育ちます」。
小高は思わず笑いながら、「線路沿いの家の人なんか洗濯物干せなくなりますね」と心配します。
つボイ「そういうことはあまりやかましくは言わなかった時代ですから、ずいぶん線路脇の方は苦労なさったのではないですか。停車中にすると枕木にこんもり、そんなんいかんでしょ。だからばーっと風に散らした方がいい。答えは風の中にある」
小高「きれいなこと言わんといて」
つボイ「ボブ・ディランみたいなこと言ってますが」
汚物の行方の答えは『風に吹かれて』ということでしょうか。ボブ・ディランもびっくりでしょう。
「1889年5月10日、この日、東海道線にトイレのついた列車が登場しました。私はトイレの汚物が外に流れ出てた時のものに乗ったことがありますが、お世辞にもきれいとは言えず、便器に落ちないか、列車の走る音と不安定なしゃがみ心地に出るものもひっこんだという経験があります。今の列車はとてもきれいで水洗。それだけでも安心できます」(Aさん)
これを受けつボイが、かつての鉄道トイレを説明します。
「トイレの下を覗くと下の枕木が見える。だから『停車中はしないでください』と書いてある。そのまま落ちるんです。列車がびゃーと走ると風でふぁーと散りますからね。ですから線路脇のつくしはよく育ちます」。
小高は思わず笑いながら、「線路沿いの家の人なんか洗濯物干せなくなりますね」と心配します。
つボイ「そういうことはあまりやかましくは言わなかった時代ですから、ずいぶん線路脇の方は苦労なさったのではないですか。停車中にすると枕木にこんもり、そんなんいかんでしょ。だからばーっと風に散らした方がいい。答えは風の中にある」
小高「きれいなこと言わんといて」
つボイ「ボブ・ディランみたいなこと言ってますが」
汚物の行方の答えは『風に吹かれて』ということでしょうか。ボブ・ディランもびっくりでしょう。
ガラス張りトイレ
そんなトイレですが、最近の中国では「トイレ革命」が起きているそうです。
つボイ「中国のトイレは評判が悪かったですから。人口が多いせいか集団トイレというか、足場だけが板二本あって、そこにみんなで跨りましょうというやつ」
小高「連なって前も後ろも見えるということ?」
つボイ「仕切りがないということ。あっても下から丸見えだったというものもありました。そこからの離脱です」
しかし、Bさんからその中国の「トイレ革命」でやりすぎのトイレが作られているとのおたよりです。
「中国湖南省に作られたある公衆トイレ。森に囲まれた青い三角屋根の建物、その内部はほとんど全面ガラス張り。中からの視覚は当然良好だが、用を足す姿が丸見え」(Bさん)
どうやらマジックミラーではなく、ごくごく普通のガラスのようです。
つボイ「中国のトイレは評判が悪かったですから。人口が多いせいか集団トイレというか、足場だけが板二本あって、そこにみんなで跨りましょうというやつ」
小高「連なって前も後ろも見えるということ?」
つボイ「仕切りがないということ。あっても下から丸見えだったというものもありました。そこからの離脱です」
しかし、Bさんからその中国の「トイレ革命」でやりすぎのトイレが作られているとのおたよりです。
「中国湖南省に作られたある公衆トイレ。森に囲まれた青い三角屋根の建物、その内部はほとんど全面ガラス張り。中からの視覚は当然良好だが、用を足す姿が丸見え」(Bさん)
どうやらマジックミラーではなく、ごくごく普通のガラスのようです。
コンビニ付きトイレ?
おたよりは続きます。
「一方男子用の公衆トイレ、便器の上にはTVモニターがずらりとあるとのこと。一度見る価値はありそうです。また北京にオープンした公衆トイレは便座カバーが自動で交換されるほか…」(Bさん)
ここでつボイが「これは清潔感を絵に描いたような」とリアクション。
おたよりはまだ続きます。
「男子トイレには仕切りができて、水回りも清潔。さらにコンビニエンスストアやATMも完備」(Bさん)
つボイ「トイレにコンビニがついている」
小高「コンビニにトイレでなくて」
つボイ「パインジュースもあります、カレーライスもあります」
あえてパインやカレーを例に出すつボイ。
小高も「なんでしょうかね、さっぱりしたついでにお金もおろそうかということですか」と、意図を図りかねる様子。
「一方男子用の公衆トイレ、便器の上にはTVモニターがずらりとあるとのこと。一度見る価値はありそうです。また北京にオープンした公衆トイレは便座カバーが自動で交換されるほか…」(Bさん)
ここでつボイが「これは清潔感を絵に描いたような」とリアクション。
おたよりはまだ続きます。
「男子トイレには仕切りができて、水回りも清潔。さらにコンビニエンスストアやATMも完備」(Bさん)
つボイ「トイレにコンビニがついている」
小高「コンビニにトイレでなくて」
つボイ「パインジュースもあります、カレーライスもあります」
あえてパインやカレーを例に出すつボイ。
小高も「なんでしょうかね、さっぱりしたついでにお金もおろそうかということですか」と、意図を図りかねる様子。
空中トイレ
おたよりはまだまだ続きます。
「重慶ではカラフルな公衆トイレ。地上数メートルの高さで、地元では空中トイレと呼ばれている。が、屋根がないため雨が降るとびしょ濡れになる」(Bさん)
つボイ「安藤忠雄が作ったトイレみたい」
建築家の安藤忠雄さん初期の建築作品として知られる「住吉の長屋」は、雨が降ったら傘をさしてトイレに行かなければならないという批判を受けました。
「トイレ革命のきっかけは、衛生的かつ快適な公衆トイレを中国全土に増やそうと習主席が自ら号令を発したとのこと。習主席への忖度が働いたのか、中国では当初の目標約20%を上回る6万8千のトイレが新設、改修されたそう。今後中国にどんな公衆トイレができるか気になって仕方ないです」(Bさん)
つボイ「屋根つけろよ、透明ガラスでなくて」
小高「普通のでいいのに」
つボイは、「今日は国際的なお話でしたが、トイレにまつわる個人的なこんな話、あんな話をまたいたしましょう」と締めました。
日本人の我々から見ると、やはりトイレは清潔で機能的で、何より普通がいいですね。
(みず)
「重慶ではカラフルな公衆トイレ。地上数メートルの高さで、地元では空中トイレと呼ばれている。が、屋根がないため雨が降るとびしょ濡れになる」(Bさん)
つボイ「安藤忠雄が作ったトイレみたい」
建築家の安藤忠雄さん初期の建築作品として知られる「住吉の長屋」は、雨が降ったら傘をさしてトイレに行かなければならないという批判を受けました。
「トイレ革命のきっかけは、衛生的かつ快適な公衆トイレを中国全土に増やそうと習主席が自ら号令を発したとのこと。習主席への忖度が働いたのか、中国では当初の目標約20%を上回る6万8千のトイレが新設、改修されたそう。今後中国にどんな公衆トイレができるか気になって仕方ないです」(Bさん)
つボイ「屋根つけろよ、透明ガラスでなくて」
小高「普通のでいいのに」
つボイは、「今日は国際的なお話でしたが、トイレにまつわる個人的なこんな話、あんな話をまたいたしましょう」と締めました。
日本人の我々から見ると、やはりトイレは清潔で機能的で、何より普通がいいですね。
(みず)
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