ユラユラふわふわ癒しの「クラゲ」を名古屋港水族館に観に行こう!

つボイノリオの聞けば聞くほど / トーク

4/12放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、今月は「海の仲間に会いに行こう!」と題して、名古屋港水族館で見られる海の仲間について楽しいお話を伺っています。

今回は名古屋港水族館 飼育展示第一課の坂岡賢さんが、水槽の前ではリラックスした雰囲気で長い間立ち止まって見ている人も多いという、大人気の「クラゲ」についていろいろと教えてくれました。

癒しのクラゲには毒がある

つボイノリオも「なんだか癒される」というクラゲ。

多くのクラゲは刺胞(しほう)動物に属しています。
身体に、毒を発する「刺胞」と呼ばれる針を持っていて、クラゲに刺されて痛い!と感じるのはこの毒のため。

毒の針という物騒な話に「なんかだんだん癒しから離れてきてますけど」とやや引き気味の小高直子。

サンゴやイソギンチャクも同じ刺胞動物と聞いて、「ちょっと待ってください、サンゴって硬そうな感じがする。クラゲって柔らかそうな感じがする。一緒の仲間なんですか!」と驚くつボイノリオ。

坂口さんによると柔らかいサンゴも存在するんだとか。

「ウリクラゲ」だけは刺胞を持たないため例外で、有櫛(ゆうしつ)動物という違う仲間に属しているんだそう。

忍者のアイテム「アカクラゲ」

名古屋港水族館には、現在5種類のクラゲが展示されています。

傘に鮮やかな赤い縞模様があるのは「アカクラゲ」。
日本各地で見られるもので、刺されると大変痛いです。

アカクラゲは、その昔忍者が乾燥させて敵に振りまいていたんだそう。
この粉を吸うとクシャミが止まらなくなるそうで、別名「ハクションクラゲ」とも呼ばれています。

つボイ「忍者のアイテムですね」
小高「ハクションクラゲ!」

興味津々な様子の2人。

「サカサクラゲ」は名前の通り、上下が逆さまになった状態で水の底でじっとしているクラゲ。
日本では鹿児島以南の暖かい海で見られます。
身体は茶色で、驚くべきことに身体の中に植物プランクトンが共生しているんだとか。

食べられるクラゲも

「これ綺麗!」と小高が見とれたのは「ギヤマンクラゲ」。
高級なガラス細工のような形をしていて、ガラス製品の古風な呼び名である"ギヤマン"からその名が付いたといいます。
北海道や東北地方でよく見られるクラゲです。

そして「ビゼンクラゲ」。
成長すると傘の幅で50センチにもなる大型のクラゲですが、なんと食用可能!
コリコリとした食感で、和え物や刺身、酢の物にして食べると大変おいしいということです。

5つ目は「ウリクラゲ」。
その名の通り、ウリの形をしていて大きさは5~10センチ程度。
身体の表面に櫛板というものが並んでいて、これを波立てて泳ぎます。
光を当てると七色に光って、大変綺麗に見えるクラゲです。

触るな危険!

この他にも様々な種類があるクラゲですが、刺されるとやはり痛いのでしょうか?

実は、海で最もよく見られる「ミズクラゲ」は、たとえ触っても痛みを感じることはほとんどありません。

一方、夏のお盆時期に良く出現する「アンドンクラゲ」は、刺されると患部がミミズバレのようになり、かなりの激痛。
その痛みがまるで電気ショックのようなするどい痛みであるところから、別名「デンキクラゲ」とも呼ばれています。

「痛みや症状は個人差があるので、クラゲは触らないに越したことはない」と坂口さん。

ただし「ウリクラゲ」は刺胞を持っていないので、触っても痛くはないそうです。

ひしゃくでそぉーっと

海に近い場所に建つ名古屋港水族館。

展示しているクラゲは国内外から様々な方法で入手しているそうですが、「アカクラゲ」と「ウリクラゲ」は水族館の目の前の海からひしゃくを使って採取し、そのまま展示をしたり、クラゲから卵を採って育てたりしているとのこと。

写真を見て「結構このひしゃくは柄が長いですね」と感心するつボイ。

小高「難しいんですか?」
坂岡「やっぱり優しく扱ってあげないといけないので、そぉーっとすくって優しく取り上げるということがコツですかね」
つボイ「結構柄が長いから離れているし、大きなもんですくうもんでもないので、ツルツルっと逃げられることも」
坂岡「よくあります、入ったと思ってあげてみると中は空っぽだったという」

ポリプ→エフィラ→クラゲ

先ほど卵を採取するという話がありましたが、クラゲは卵からどのように育っていくのでしょうか。

種類によっても異なりますが、卵は海の中を漂いながら成長して、やがて海底の岩などにひっつき「ポリプ」というものになります。
海の環境が変化するとこの「ポリプ」がくびれ、お皿が何枚も重なったような形に変化していきます。

このお皿一枚一枚を「エフィラ」といい、この「エフィラ」が再び海を泳ぎ出して成長したものが「クラゲ」というわけです。

「そうとう不思議ですね」と、小高。

水族館では「ポリプ」も飼っていて、定期的に刺激を与えて「エフィラ」を遊離させてクラゲまで成長させているとのこと。

名古屋港水族館では、目に見えないくらい小さい生まれたてのクラゲにも出会えるというわけです。

そのゆらゆらした動きを見ているだけで不思議と癒される「クラゲ」。
坂岡さんのお話から、知られざるクラゲの姿が浮かび上がってきました。
クラゲの展示場にますます長居してしまいそうですね。
(minto)
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2018年04月12日09時00分~抜粋

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