つボイノリオの聞けば聞くほど

”鬱”という漢字をバカ息子・バカ娘に教える秘策、授けます!

3月26日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、今週はつボイノリオがお休みで、ピンチヒッターとしてこの日から塩見啓一アナウンサーが登場です。
小高直子アナウンサーと「バカ息子・バカ娘」のコーナーで、先週話題になった漢字の書き方の話題を展開しました。

この漢字はこう覚える、ラジオを聞けば、漢字が書けるようになるかも。しかしだんだん、書き方を覚える方が難しいような気がしてきましたが…。

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「剤」の書き方は?


先週「寒」をどう書くかが話題になりました。つボイがお父さんに教えてもらった覚え方が「ウさんぼうぼうはっちょんちょん」だそうです。

実は「バカ息子・バカ娘」のコーナーのきっかけになったのが塩見アナの長女。
むかし親を心配させようとして、覚醒剤を持っているように思わせるため、袋に「覚醒剤」と書いてわざと落としました。
が、それが「覚醒済」になっていて、別の意味で親が心配になったという話です。

塩見は「誰か『剤』の書き方を教えてください」と募集する羽目になったその娘さんも、今年28歳になるそうです。

エロが気になる頃


リスナーからも漢字の覚え方が寄せられました。

「僕は中学生の頃、『尋』を『ヨ!エロ寸』という覚え方を発明しました」(Aさん)

なるほどと感心する二人。思春期ですから、「エロ」には敏感な頃ですよね。
この「ヨ!エロ寸」という覚え方、他にもそれで覚えたという人もいて、どうやら定番のようです。

「熊」が「どんどんひゃーひゃー」?


「熊」の書き方については、以前にも番組で話題になりました。

「私は小学生のときに『熊』の書き方を、『ムつきヒヒちょこちょんちょこちょん』と教わりました」(Bさん)

「この話はつボイさんのいた時も出て、『ムつきヒヒ』までは同じだけど、その後が違うみたいですね」と小高の説明。

「私は『むつきひひどんどんひゃーひゃー』です」(Cさん)

この方は先生が熊沢さんという方で、小学校三年生に熊の字が覚えられるようにと教えてくれたそうです。

「"どんどんひゃーひゃー"がどこから来たか、わかりませんねぇ」と不思議がる塩見。
楽しいのはいいですが、文字から離れていっていますね。

覚え方もいろいろ


分解しすぎてわかりづらいのもあります。

「『頭』は『いちくちソいちいちノめハ』です」(Dさん)

小高「普通に覚えた方が早くない?」
確かに。

覚え方の新しいパターンもあります。

「『議』は、母が教えてくれました。『ごんべえが角の生えた王になり、手が横に伸びて釣り針を持ちちょんちょん』でした」(Eさん)

ここまでくるともはや物語のようです。

「たいらばやしかひらりんか」


話はいつの間にか落語になりました。

「桂米朝の落語のまくらで、魚屋のおやじに『司』という字を聞いたら、『同』という漢字を二枚におろして骨付きの方だ、とありました」(Fさん)

字を見てると「なるほど~」。味がありますね。
そのつながりで、塩見が大学時代に覚えた噺を披露しました。

落語に『平林(ひらばやし)』という噺があります。
ある時、丁稚が平林さんのところに手紙を持って行けと言われます。ところが丁稚は字が読めない。宛名を忘れてしまい、人に聞くと『たいらばやし』。でも届かない。次の人に聞くと『ひらりん』。でも届かない。
次の人に…最後には「たいらばやしかひらりんか、いちはちじゅうのもくもく、ひとつとやっつでとっきっきー!」と言いながら探すという噺です。

小高「今日は漢字が覚えられて受験生にも役立つかも」
塩見「いや、『平林』を覚えても」
さすがに「平林」を「ひとつとやっつでとっきっき」と分解して覚える人はいないでしょうが、リズムがよくて楽しい噺です。

決定版!「鬱」の書き方


ところで書けない文字の代表とも言える「鬱」の字。この書き方を教えてくれたのが、11時のニュースで登場した伊藤敦基アナウンサー。

覚え方は、「リンカーンはアメリカンコーヒーを3杯飲む」。

・"林"(リン)の間に"缶"を書く
・"ワ"を書く
・"米"(アメリカ)を斜めにして書く
・"コ"は90度回転させて、下に"ヒ"
・"ノ"を3回書く。

これで「鬱」が書けます。他にもリスナーさんから同様なものが寄せられていました。

「鬱」は、なかなか書く機会はないですが、さらっと書けると、みんなが「おー」となりますよね。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年03月26日10時02分~抜粋

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