『つボイノリオの聞けば聞くほど』金曜日は「おたより復活デー」と題し、その週で紹介しきれなかったおたよりを取り上げています。
3/23は、この時期にふさわしい新生活の話題が紹介されました。
パーソナリティのつボイノリオとアシスタントの小高直子アナウンサーが進行していきます。
栗と、りすは密接な関係
まずはAさんからのおたよりです。
「我が家の4歳の末っ子がとんでもない快挙を成し遂げました。
4月から年中組になるんですが、いち早くクラス分けの発表があり、見事!『りす組』に入ることができました!」
はて、りす組になって何のメリットがあるのでしょう?
おたよりの続きです。
「万が一、担任の先生が『栗渡(くりわたり)』という名前だったら、親戚中集めて盛大にお祝いしたいと思います!」
これに対して小高は「ああ、いないと思うから、やらなくてもいいでしょう」
つボイも「私も以前、日本に栗渡という人がいるのかと、ネットで調べに調べましたが、おりませんでした」
長く『聞けば聞くほど』リスナーをやっている人ならこのやり取りの意味がおわかりでしょうが、そうでない人のために説明しましょう。
この番組のマスコットキャラクターで”栗渡りすのすけ”というゆるキャラがいるのです。

栗渡は「くりわたり」です。決して「渡」を「と」と読んではいけません。
頭がクリで、胴体がリスになっています。クリと、リスがフュージョンした姿です。愛らしいですね。
このキャラが誕生したのは2013年。その時つボイは、 「もし栗渡という苗字の人が実在していたら、迷惑をかけてしまうかもしれない」と思い、調べ上げたのだそうです。
そしていないとわかったため、思う存分栗渡りすのすけをイジりまくることができるのでした。イジるというのは、ネタにするという意味です。念のため。
そんなわけで、ハリルホジッチ監督のサッカー日本代表が俗に「ハリルジャパン」と言われるように、栗渡先生のりす組は”栗渡りす組”になるので、『聞けば』リスナーとしては喜ばしいことなのでしょう。
その気持ちを汲んで小高が言います。
「ぜひ番組公式グッズの、りすのすけ缶バッジなどを入手していただいて、いろんな幼稚園グッズに付けてあげてください」
りす組にはピッタリのアイテムですね。園児から「リスはわかるけど、何でクリなの?」と聞かれたら、「リスの大好物だからよ」と答えれば大丈夫です。
業界は頑張っています
続いてのおたよりです。
Bさん「3月20日、息子の通う小学校の卒業式でした。生まれた時は体重が774gと超未熟児だったので、心配も多かったんですけれど、入学してからはインフルエンザで2度休んだだけで、無遅刻で毎日楽しそうに通ってくれました。
式の時は成長した息子の姿を見ることができて、本当に嬉しかったです」
Cさん「今日(3/21)は娘の大学の卒業式です。午後からはあいにくの雨ですけれども、袴を着るのですが今は便利ですね。業者の人が大学に来て着付けてくれるんです。そしてヘアセットもそこでやってくれて、袴を返す時は大学に置いて帰って来ればいい。予約だけしておけば当日、身体ひとつで行けば全部業者の人がやってくれるんですよ」
Cさんのおたよりに関連して、つボイが話します。
「いま本当にこういうサービスは行き届いていて。例えば京都で言うならば、祇園祭とかで観光客が来ますよね。ホテルまで来てくれる業者もいて、そこで着替えて出かけられるんです」
さらにこんなパターンも。
「観光客が業者のところまで行きます。そこで着付けてもらって、荷物は業者がホテルへ届けてくれる。いわゆる貸衣装業者というのは非常にサービスを極めています」
今年の成人式当日に雲隠れし、多くの若者が着物を着られず大問題を起こした業者がいましたが、貸衣装業界自体は顧客のために工夫を凝らして頑張っているんですね。
複雑な親心
Cさんのおたよりには続きがありました。
「娘は来週就職で東京に行ってしまうので寂しいです。
先週、会社が用意してくれたマンションに荷物を入れに行きましたが、駅から徒歩1分、コンビニは3軒あるし、スーパーや病院もあるし便利な所で、私が住みたいくらい。
こんな便利なところに住んだら、娘も帰って来ないやろなあ…。本人が選んだ道なんで、頑張って幸せになってほしいと思います」
嬉しいような寂しいような、旅立ちを見送る複雑な親心ですね。
入学に卒業と、この時期ならではのおたよりでした。
(岡戸孝宏)
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