つボイノリオの聞けば聞くほど

2018年 注目の俳優・名古屋が生んだ神戸浩。

1月1日『つボイノリオの聞けば聞くほどザ・25周年special』には、快楽亭ブラック師匠など、お正月から大物ゲストが続々登場。

その中で、名古屋が生んだ名優、カンベちゃんこと神戸浩とのトークをご紹介します。

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アルプスの少女ハイジで登場


「あけましておめでとうございます。今日はもう初詣行ってきたよ~ん」とアニメ「アルプスの少女ハイジ」の主題歌に乗せて登場した神戸浩さん。

神戸「ヨーデル。先月も出たでよー」

つボイノリオが「今日はいろんなゲストの方がいらっしゃいます。飛び道具のような方もいらっしゃれば、このように縁起物の方もいらっしゃいます」と紹介します。

神戸「え?飛び道具じゃないの?」
つボイ「だって七福神のコマーシャル、ずーっとやってました」
神戸「それは昔。今は映画」

神戸さんが出演した映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(東宝配給)の評判がいいんだとか。
監督は『3丁目の夕日』でおなじみの山崎貴監督です。

「まだやっとると思うで観てちょうよ。このお正月」と神戸さん。

あの人より上の扱い


小高直子アナが「2018年はカンベちゃん、これだけにとどまらず映画出まくり」と紹介します。

「まだまだあるでよう。今月から『星めぐりの町』」と神戸さん。
『星めぐりの町』は黒土三男監督作品。豊田市の企業がお金を出して、豊田市だけで撮った映画だそうです。

「この間、豊橋の人が『陸王』(TBSテレビ系)の時に(リスナーからのおたよりで)うちの街並みが映って…と盛り上がりました。この映画は豊田市の人が観ると、あそこやないか、ここやないかとなりますよね」とつボイ。

映画のチラシには二列に渡って出演者の名前が書いてあります。一番先頭は主役の小林稔侍さん。壇蜜さん…一列目の最後に堂々と"神戸浩"と掲載されています。

つボイ「2列目の、あの高島礼子さんより上にあるんです。この扱いはすごいですね」
神戸「いい映画で、いい役をいただいたもんでね」
つボイ「今度は何の役ですか?」
神戸「またお巡りさん。巡査ですわ」

豊田で撮った映画


「豆腐屋の物語なんですけどね。小林稔侍さんが豆腐屋さんで私がお巡りさん」と神戸さん。

京都で豆腐作りを学び、生まれ故郷の豊田市で豆腐店を営んでいる主人公が小林稔侍さん。ここに東日本大震災で家族を亡くした少年を連れて来て、物語が始まります。

神戸「私が豆腐屋の小林さんの友人で、少年を連れてきた」
小高「物語が始まるきっかけを作った人です」
つボイ「壇蜜さんは何の役なんですか?」

つボイがまず気になるのがそこ。

神戸「小林稔侍さんの娘さんの役ですね」
つボイ「この豆腐屋さん、この人を看板娘にしたら売れるのに」
神戸「豊田の街、豆腐のこと、もちろん自動車のこともいっぱい出てくるんですね。豊田スタジアムも出て来ます」
小高「地元の人には、ちょっと違う面白さがあると思います」

同じ愛知県の豊橋市出身である俳優、平田満さんも出ています。
1月27日全国公開ですが、名古屋と豊田は一週間早く1月20日から先行上映です。

男女で違う映画への食いつき方


『星めぐりの町』には、神戸さんが壇蜜さんと共演していることからつボイが喰いつきましたが、もう一本の映画作品では、喰いつきに男女の差が出てしまいます。

「高橋一生君が出るじゃない!カンベちゃん、これ、どうしたの!?」と小高。

神戸「『blank13』っていう2月公開の映画ですね。今は、有名になっちゃった高橋一生君ですけど、それを撮影してたのは一昨年かな」
小高「これは海外でもいっぱい賞を取っている映画で、『祝!6冠!!』って書いてありますね」
神戸「齊藤工さんが監督で、高橋一生君が主演で、神戸が脇役。他にも、すごい脇役がいっぱいいるよね。蛭子能収さんとかいろいろ…」

リリー・フランキーさんなどひと癖ある俳優をはじめ、お笑いの人たちも出演しています。

撮影はスジナシ方式


作品紹介に目を通しながら「そうか…リリー・フランキーさんが亡くなって、喪主を務めるのが齊藤工さん。その弟が高橋一生さん。そのお葬式の中で繰り広げられる物語」と小高。

神戸さんの役どころは葬儀の列席者の一人。
列席者は、お別れの言葉ではなく、故人に好きなことを言っていくそうです。しかも役者には齊藤監督から「好きに言え」という指示が出たそうです。

「台本は何も書いてないんですか?」とつボイ。
台本には、あらすじが書いてあり、当然監督が止めることはあったものの、セリフは俳優任せ。

神戸「悪口言ったやつもいるし、泣いたやつもいるし、僕は一体何を言ったか覚えてない」
つボイ「カンベちゃんは一発OKでしたか?」
神戸「どうなんだろう。覚えてない、全然覚えてない」
つボイ「ものすごくスリリングな撮影ですね」

神戸「CBCテレビの『スジナシ』と一緒ですからね。本当に緊張しますけど、まだ初号を観てないから、一体どうなったのかな?これは海外にももう行ってるんですよ。この映画は賞を獲ってるんです」

パンフレットには『国内でも海外でも、映画祭で絶賛』と書かれています。

カンベちゃんに何を聞く?


「個人的に壇蜜とは何かしゃべりましたか?」と、『星めぐりの町』の話題に戻すつボイ。

残念ながら個人的な会話はなかったそうですが、壇蜜さんの印象を「やっぱり壇蜜さんはテレビより映画やってた方がいいですね。僕は女優として素晴らしいと思います」と神戸さん。

「高橋一生君とはしゃべったんですか?」と再び『blank13』に戻す小高。

ふたりともそれぞれの興味をぶつけてます。

「あいさつぐらいで、プライベートのことはしゃべってなかったです。本当に有名な方だったですね。昨日、紅白見てたら審査員で出てました」と神戸さん。

撮影は一昨年なので、高橋さんのブレイク前夜ということですね。

紅白の審査員になってほしい


つボイ「カンベちゃんも紅白の審査員になってほしいね」
神戸「止めてくださいよ。バラエティーはやんない。この番組だけは内緒で出てる」

つボイ「私、カンベちゃんの出た『学校Ⅱ』(1996年 監督山田洋次)の、『午後の紅茶、午後の紅茶』ってセリフ覚えてますよ」
神戸「昔です」

つボイ「私は何でも覚えてる。『くるくるくるくる車が安い』言うのもあった」
小高「それはコマーシャル」

五輪の開会式に出てほしい


神戸「今日はお正月でね、つボイさんはお正月の電波に乗るのは縁起がいいってことで、来てまったがね。絶対、今年もええことあるよ」

繰り返しますが、現在は『DESTINY 鎌倉ものがたり』が公開中。1月は『星めぐりの町』が公開。2月には『blank13』の公開が決まっています。

つボイ「皆さん方もカンベちゃんを応援していただきたいですし、『DESTINY 鎌倉ものがたり』はものすごい評判がいいそうです」
神戸「『鎌倉ものがたり』の監督さんはすごいね。オリンピックの演出までやることになっちゃったよ」

山崎貴監督は東京オリンピック・パラリンピックの開会式、閉会式の演出を担当するチームに入ってます。

つボイ「カンベちゃん出えへんかなあ」
神戸「出るわけないでしょう。オリンピックでしょう?」

小高「安倍さんみたいに、スーパーマリオの格好して出るとかね」
つボイ「昔やっとったCMと同じ七福神でね」
神戸「出るわけないでしょう」

この日の番組を聞いた皆さんにも、きっと福が行き渡ったことだと思います。
2018年は俳優・神戸浩に要注目です!
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2018年01月01日10時06分~抜粋

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